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スポーツ文化の素晴らしさ81

2015-08-29 00:04:37 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 当ブログはご覧のとおり、サッカーだけでなく様々なスポーツの情報も取り扱っております。そんな中でラグビーも少し気になっております。「サッカー文化」という言葉は使用せず、「スポーツ文化」という言葉を好んで使用します。以前の日経新聞スポーツ欄に「南半球最高峰「スーパーラグビー」日本参戦ピンチ 選手・コーチとの契約難航」というタイトルの記事がありました。以前、何度かこのテーマで記事を書いていただけにちょっと微妙な感覚です。以下、抜粋して紹介。
   
 ラグビーの南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」への日本チームの参加が危機に陥っている事が判明。主催者のSANZARは日本ラグビーフットボール協会側に対し、選手・コーチ陣との契約を月内に結ぶよう求めているが難航し、条件を満たせないと、SANZARが参加を取り消す可能性が高いとか。
 スーパーラグビーは、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのクラブの大会。日本協会は2019年W杯日本大会に向けた強化・普及の切り札として来年からの加入を申請し、昨年11月に承認。
 日本協会は今年3月に運営法人を設立し、代表選手を軸にしたチームづくりを開始したが、報酬など条件面の隔たりや監督決定も遅れなどから契約済みの選手は5人程度。他に15人程度が加入の意思を文書で通知したが、SANZARは選手25人と監督・コーチ陣とのせいしき契約を月内に締結するよう要求。
 新チームの強化責任者はジョーンズ日本代表ヘッドコーチが兼任していたが、退任が決定。SANZARは危機感を強めているとか。運営法人は日本協会も一枚岩でなく、24日の協会理事会では財務面の不安から参加を懸念する声が多発。
 協会が正式契約してファンに発表した新リーグ加入。一丸となって課題解決を図るわけでも、撤退や参加延期を機関決定するわけでもなく、時間切れで世界の信用を失うという最悪の事態が切迫と締めくくっています。

 なんでかなと思っていたら、今朝の日経新聞に、今度は2019年のラグビーW杯の日本大会開催についても暗雲が立ち込めているという記事が登場し、ちょっと驚きました。以下、抜粋して紹介。
     
 2019年ラグビーW杯日本大会組織委員会に対し、国際統括団体のワールドラグビー(WR)が開催権剥奪の可能性を伝えたことが27日、複数の関係者の話で判明。新国立競技場をメーン会場に使えないことで収入は数十億円減る見込みで、日本側が減収分の補償の確約などの条件を9月までに満たさないと、WRは開催国を南アフリカなどに移す恐れがあるとか。

 先日、新国立競技場のデザインのやり直しが決定され、同時に完成時期のずれ込みによるラグビーW杯での不使用が事実上決まりましたが、その影響が一つ出た感じです。ネット情報によれば、ワールドラグビー(WR)が2大派閥になっており、そのうちの一つが南アフリカが幅を利かせており、その意向が反映されたのではないかと言われているようです。深くは語れませんが、世界のラグビー界の「大人の事情」が今回表に出てきて、日本に不利な方向になってきているとか。それもこれも、新国立競技場のもたつきが無かったら、こんな事にはならなかったのかもしれません。
スーパーラグビー関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141130

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