日本サッカー協会の話題１１

　６日の読売新聞の紙面に「南アサッカーＷ杯　日本レアメタル狙い支援」という記事が載っていました。何とスポーツ欄ではなく、経済欄です。レアメタルという言葉は聞いた事がなく、「レアメタルという選手を帰化させたいのか？」と一瞬思ってしまいました。以下抜粋して紹介。
　　　　　　　　　　　　　　　
　政府は南アフリカ政府に対して、Ｗ杯について運営方法等を支援する方針だそうです。経済産業大臣がＯＤＡや投資協定等の締結も提案するとか。埋蔵量豊富な希少金属（レアメタル）の権益を狙っているそうです。
　他にも日本サッカー協会と協力し、自治体や各県協会と協力して、小学校にサッカーボールも寄付したいとか。
　そのレアメタルとしては、プラチナ鉱石やバナジウムの名前が挙がっています。プラチナは次世代自動車の燃料電池に、バナジウムは航空機用鋼材の添加物に使用されるとか。特に南アフリカで約８割生産されているプラチナは、現在は１億円以上の価格になる燃料電池車の値下げに貢献し、普及の後押しが期待されます。この辺は日本という国の得意分野なのでしょうか。

　Ｗ杯といえば、先日日本協会が、２０１８年Ｗ杯招致検討委員会を設置することを決めましたね。川淵キャプテンは「１８年のＷ杯を日本が招致できるかといったら、難しいかもしれない。でも検討していることを世界に知ってもらうのは価値のあること」と言われていますが、やっぱ厳しいかな。