河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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947- フランス国立管弦楽団来日 ロリン・マゼール メシアン 1978.7月

2010-01-10 10:27:22 | インポート

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新国立のジークフリート、神々のたそがれまで少し時間がありますので、例によって昔聴いたコンサート観たオペラから。1978年のお話の続きです。

一覧はこちらからどうぞ。

1978年演奏会感想

19787月フランス国立管弦楽団が同合唱団ととも200人規模で大挙してやってきた。70歳の節目となるメシアンも同行。その日本初演の曲も含め、12回公演すべてフランスもの。このときのわくわく感は今でも忘れがたい。

コンマスはフォンタナローザ、パスキエ、フルートにはガロワなど有名どころが、パリ管ほどではないにしても、ずらりと並んだ。

12回公演のうち3回聴いたが、初日と二日目では両国国歌の清奏から始まった。そこらへんは次回以降のブログへ。

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フランス国立管弦楽団

フランス国立放送合唱団

ロリン・マゼール指揮

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オール・フランス作曲家演目

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1978.7.14()NHKホール ◎

1978.7.15()NHKホール ◎

1978.7.16()神奈川県民ホール

1978.7.17()草月ホール イヴォンヌ・ロリオ

1978.7.18()日比谷公会堂

1978.7.19()日比谷公会堂

1978.7.21()フェスティバルホール

1978.7.22()京都会館第1ホール

1978.7.24()福岡市民会館

1978.7.26()広島郵便貯金ホール

1978.7.27()フェスティバルホール

1978.7.28()名古屋市民会館

1978.7.29()神奈川県民ホール ◎

以上。

◎は河童潜入。

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日比谷公会堂というのが時代を感じさせるが、前年カラヤン&ベルリン・フィルが普門館で演奏するなど、まともなホールは70年代後半でもあまり無く、上野か渋谷のどちらかしかない。7月といえば海外では普通シーズン・オフに入ったばかりで、本格的な夏休みの前の海外公演ということになり、同時期にたくさんのオーケストラが来日する。演奏する会場がなければ、バッティング。いろいろと調整もあることなのだろう。

フランス国立管弦楽団の来日は2回目。1966年が初来日だが、その当時の名称はフランス国立放送管弦楽団。1975年の放送局組編により名称変更。

1978年当時の棒は、バーンスタインとマゼール両指揮者による常任客演方式。シャンゼリゼ劇場が盛り上がっていた時代。

来日公演ではメシアンの日本初演曲含めマゼールが12回全部振った。

合唱は100人規模。合唱指揮はロジェ・ワーグナー。

そしてメシアンの奥さんのイヴォンヌ・ロリオ含めソリスト5名。

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初日714日、NHKホールに

君が代

ラ・マルセイエーズ

が響き渡った瞬間、聴衆は総立ちして敬意を表した。

初日1978.7.14公演へ続く。

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