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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

寒い日だけど、熱い練習になる

2016-01-12 18:26:54 | 馬が好き
乗馬にいく。
今週は月曜日にも仕事があって、こういう日程のとき乗馬練習は休みになるはずなんだけど、火曜日の本日に乗せてくれるという、ありがたや、ありがたや。
せっかくなんで、仕事の疲れにもかかわらずというか、疲れを吹き飛ばすためにというか、とにかく乗らない手はない。
きょう、東京では朝4時に初雪が降ったそうだ。私としては、積もんない雪は、雪ぢゃないよ。私が出かけてく時間帯は小雨模様。
厚い雲に覆われた空、最高気温は6度の予想だって、まあまあだね。乗馬のときは零度を切らないと、私は寒いとは言わないよ。

きょうの馬は、ポートマジン。ひさしぶりかな、まあいつ乗っても安心な馬だからいいけど。
馬装したら、乗って馬場へ、ずんずん歩く、元気いいなあ。どんな元気よくても、ハネたり暴走したりしない馬だからいいけど。
きょうの馬場は、柵での部班用の仕切りがないので、壁とは反対側の長蹄跡には、横木を縦に四本ばかり転がすだけで、区画をつくってそのなかでやることになる。
先頭に立たせられて、部班スタート。知らないよ、速くなっちゃっても、この馬での先頭。
常歩のうちにズンズン歩くのとか、隅角で内に入ってこないようにすることとか、確かめておく。
軽速歩スタート、どんどん歩かす。最初はあれこれ考えずに、馬のリズムを良くってことだけ意識。
小柄な馬なんで私でも脚で馬体を抱えやすいんだけど、そうすると力が入っちゃって馬の動きを阻害しやすいし人も硬くなるので、わざとアブミをひとつ短めにして、軽速歩では馬のリズムで立ち上がるように意識する。
そのうち輪乗り中心になる。ちゃんとした内方姿勢になんないんで、手でいろいろいじくってると、肝心の前進気勢がなくなる。
手を上げない、手綱短く、脚に反応させて、と再三言われる。脚使っても、一瞬スタスタと急ぐだけで、馬が伸びちゃってるような感じ。
駈歩においても同じ。スーッとすべってくような、上下動のちいさい馬なんで、座ってることはラクなんだけど、ちゃんとコンタクトがとれてるとは言い難い。踏み込んでる感も、受けとめてる感も、出てこない。

そしたら、アブミあげで、速歩と、やがて駈歩。
あー、楽しい、反撞がラクな馬だから、いくらやってもキツくない。速歩では馬を前におくイメージでいられるし、駈歩では両手のあいだからヘソが前に出ていく動きがムリなくできる。
それにしても内方姿勢はあやしいし、特に右手前では内に入ってきそうなので、外の壁にぶつけるように意識する。
手でガチャガチャやってると、手を上げない、手綱短く、もっと動かす、と繰り返し言われることになる。

どこに馬のアタマがあるのが正解か分かんなくなってくる。馬のほうも、手綱引っ張られるもんだから、だんだんアタマ上げたり下げたりする。
アタマ下げさせようとしてると、ときどき馬の口が手前に巻きこむようになってきちゃう、これはダメな姿勢、項がいちばん前でなくちゃ。
そこまで下げさせない、手綱短く持つ!と言われる。
短く持ってるつもりなんだけど、伸ばそうとかしてるうちにズルズルと手綱が長くなってしまってコンタクトがあやしくなるのは私のわるいクセ。
しかたないんで、思いっきり短く持つ、80センチ以上の障害に向かうときの短さだ、私の感覚としては。
それ以上アタマを下にさせない、手を上げるんぢゃなく手綱を短く、馬が下に引っ張ろうとしても、そこでガマン!と言われて、肘を体側につけて手綱ガチッと持つ。
馬のアタマがわりと高くなったところでつかまえて、短く持った手綱で乗る。もう、つんのめるようなカッコにはさせない。
馬の前進気勢を止めないように、短く持った手綱でもガンガン前に出す、ほんと障害の助走のイメージに似てきたぞ。
拳とか前腕に力を入れて手綱をもつと、背中から腰も硬くロックしてしまいがちなので、そこは自然に揺れて馬と一緒に動いていくように意識する。人の動きを止めてしまうと馬も止まってしまうので注意。
蹄跡の駈歩から、斜めに手前を替えて、X点から速歩。速歩にするのが何歩か遅れるのは準備ができてないからだと指摘される。
発進するときも同じ、準備しとかないから一歩目から駈歩でない。いずれも手綱が長いから。
うーむ、ポートマジンの手綱の長さには前から正解がわからず迷ってたんだけど、今回のはだいぶヒントになった気がする。
最後すこしラクに速歩させて、馬のクビが下に伸びてくのを見て、練習おしまい。

二鞍目のひとが乗ってるのも、よく見とく。
途中からアタマを下げたり始めたんだけど、軽速歩のときはイイ格好になっていた、うーむ拳の安定か。
見てるうちに、足元が冷えてくるんだけど、手はかじかんでこないでポッポとしたまま。いやー、今日は相当力入れて乗ってたからなあ。
あした、筋肉痛というか、たぶん握力おかしくなること、間違いなしだ、やれやれ。

寒いんで、馬を長々と外に張っておくのはヤだし、サッサと手入れして、リンゴをやって、おしまい。

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