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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ことし最後の乗馬で、初めての馬に乗る

2014-12-22 19:05:45 | 馬が好き
乗馬に行く。
先週寒かったので、きょうは今シーズン初めてコーデュロイ履いていったが、思ったより寒くもなさそうなので、ウィンドブレーカーは着ずに乗ることにした。
ところで、きょうで、年内最後の乗馬練習。そんな日に当たったのが、初めての馬、クロフジ。
黒鹿毛のサラブレッド牝馬、2007年生まれだから7歳、もうすぐ年が明けたら8歳。
どんな馬だろ? 5月に私が障害なんか練習してたころ(←なぜか遠い目になる)、誰がが乗ってメーターばんばん飛んでたような気がする。

さて、馬房から出そうとしたら、なんかたっぷり3分間くらい威嚇しまくってきて入れてくれない。

これは先が思いやられるなあと、注意しながら馬装。

馬場に向かう前に、厩舎まわり歩いてたら、ちょっとしたことに驚いたりしてんで、さらに注意しながら歩いていく。
乗ったことある人にきいてみると、乗りやすい、まじめ、ストライド小さくピッチ走法ということらしい。
おそるおそる常歩で様子をうかがう。
前にズンズン行く気十分なのはわかったので、しばらくしたらハミうけをさぐると、わりとすぐ分かりやすくゆずってくれる感じなので、明確にかえしてやるようにして、いちいちホメる。
脚つかって前に出たらホメる、拳つかってゆずってくれたらホメる、とりあえず最初にホメとく、これ今年の途中から私の方針になった。

んぢゃ、部班をやるよ、7頭の先頭。
速歩すると、おお、乗りやすい=クッションがよい。サラブレッドぢゃないみたいだ。これは楽しい。
(ぢゃあなんだと言われると困るけど、美浦で乗ったことのあるアパルーサやクウォーターホースに近い?と思う。)
それはいいんだけど、油断するとスピード出過ぎちゃう気がするので、後ろのほうをチラチラ見ながらセーブする。
そんなことしてたら数回にわたって、「馬とケンカしない!」って指摘されてしまった。
拳は断続的に、かえすとこつくってやる、とブツブツ言いながら乗る。

そしたら、きょうの部班は、奇数番・偶数番で二手に分かれていろいろやるよということになる。
たとえば、中央線に入って、蹄跡突き当たったときに、奇数番は右へ、偶数番は左へと分かれて、半周後にまた中央線に入るときに、一騎ごと互い違いに順番守って合流するようなこと。
先週の2騎並列につづいて、なんかホースショーっぽい部班が流行ってるのかな。そのうち私たちをサーカスに売り飛ばすんぢゃなかろうか。
先生たちの思惑はともかく、以前はよく少年団たちがやってるのを私は見る機会があって、ほらほらもっとペースを考えろよとか思いながら高みの見物してたんだけど、実際やってみると、けっこう大変。
ただ、私は先頭というのと、乗ってるクロフジがスピードアップしようと思えば簡単にできる(反応がいいだけぢゃなくて、正反撞でも乗りやすいというのがある)んで、すこし抑え目にして相手(私の対称的位置にいる2番の人馬)を見て調整する余裕があったのが、ラッキーだった。

斜めに手前を替えで交差するのとかやったあとは、やっぱ一列になって、各個に巻き乗り。
少し大きめに回ったほうが調節しやすいだろと思って私は大きめの弧に入るんだけど、半周したとこで見ると、みんな小さく回ってるので、後半は急いで帳尻をあわせたりした。
(馬場が幅20メートルより広いので、どの大きさで回るのか迷う。私はやっぱ馬場の半分の大きさで回るべきだと思うんだけど。…輪乗りのときは幅いっぱい=蹄跡に接する形で回ってる。)
ところで、長蹄跡での各個に巻き乗りは、何度かやったことあるんだけど、中央線に入って、奇数番は左・偶数番は右へ巻乗りってのは、初めてやった。けっこうおもしろい。
この勢いで、駈歩の輪乗りで奇数番だけ輪乗りを詰め(二重の輪になる)とかやりたいなと思ってたんだけど、駈歩には進まず、ここで部班は終了。
部班の途中から、やっぱ私の手が強過ぎるのか、途中から馬は、邪魔だ邪魔だとばかりにクビをぶんぶん振るようになっちゃって、私も難儀するし、馬が不憫でならないので、もうちょっと楽しいイメージで終わろうと思って、広いほうにいって、休憩ののち、やりなおすことにする。
しかし、いったん火がついてしまったらしいクロフジは、元気いっぱいで、放っておくとドンドン速くなっちゃうような感じ。
適当なところで、駈歩をしてみると、おお、なんかすごいいそがしい動きだ。一所懸命さが伝わってくるような、せっせせっせという感じの走り(笑)
クッションがいいから、あいかわらず乗りやすい、これはおもしろい馬だ。
でもねえ、なんか動きのピッチが速い馬に乗ってると、いつか急に走り出しちゃうような感じがするんだよねえ。根拠はないんだけど、プツンと切れて、ドドドって走りだしそうな。
でもでも、実際にはクロフジはカーっとなってるわけぢゃなく、一所懸命やってるだけみたい。
輪乗りが小さくなりそうになると、内側の脚の付け根から膝までの広い部分でジワーッと圧すのをやってみる、先週のおさらい。やっぱり、どっちかっていうと、大きくない馬なので、ヘタな私でも少しだけは利かせることができてる気がする。
クッションよくて、前にズンズン出る馬に乗ってると、楽しくて、ずーっと乗っていたくなるけど、ふだんより長くなってしまったようなので、適当なところで終了。
でも、帰り道でもまだ急ぎたくなってそうなくらい、元気だったけど、クロフジ。

手入れしてるときは、初めての馬なので、やっぱ注意する。安易に後ろまわったり、クビの下くぐったり、座り込んで肢拭いたり、しない。
終わって、リンゴだしたら、よろこんで勢いよく食べる。
このあたり、サラブレッドとはいっても、やっぱポートマジンと育ちが同じだけのことはある。


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2 コメント

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KWPN (cheval)
2015-02-18 23:32:12
騎乗時の馬とのやりとりetc…に興味津々(笑)。
また、拝読させたていただきます。
KWPNの検索によりアクセスしました。
KWPN好きです (kanagawa_kun)
2015-02-19 07:08:06
chevalさん、コメントありがとうございます。
変わったことしてるつもりはないのですが、
なんせ現在のモットーは「馬はホメられるのを待っている」ですんで、
やたらホメまくりながら乗っているのは確かです。
KWPNは乗るにはいちばん好きな品種です。

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