伊東家のデスク

オタクの備忘録など

5月末について

2022-05-31 21:54:37 | 雑文
・衝動的に、昔のガンガンマンガを読みたくなってしまった。こういう時に古本屋の一つでも近所にあればいいのだが。
 ともあれ、『TWIN SIGNAL』と『突撃!パッパラ隊』から攻めている。読み終わったら『ロト紋』とか『ハーメル』も入れておきたい。
 このあたりのガンガン作品は、やはり独特の勢いがある。私が早い時期に愛した一つだ。

・『家庭教師ヒットマンREBORN!』
 定期的に読みたくなる。この雑な感じがいかにもジャンプって感じでたまらないのだよ。ジャンクフードでいいのだ。

・『ONEPIECE』
 新世界に入る前あたりまでが好きなので定期的に読みたくなる。今はウォーターセブン。フランキーの過去話まで。「ここまでだな」と覚悟を決めるトムさんがやばいぐらいカッコいいのだ。あと、アイスバーグとフランキーの関係が本当に好きであるよ。このあとは確か海列車でのサンジ無双なので、こちらも楽しみ。麦わらの一味で一番好きなのだ、サンジ。
 本誌展開は一応付き合いレベルで追ってはいるのだが、やはり落ちたなぁと言わずにはいられない。それでも一定のクオリティを保てているのは流石とも言えるが。ただまぁやっぱりルフィが食べたのはあくまでゴムゴムの実で、ニカ関連は別のところから引っ張ってくるべきだったのではなかろうか。
 ワノ国編のデザインはかなり趣味に走っている感じで好きである。傳ジローとかすげぇよ。

・『たまゆら』
 少しずつ見るのをここ最近の楽しみにしている。

・『ロックマンエグゼ』
 最初のアニメ版。原作ゲームもまたやりたいな。コレクション出してくれるのが一番いいのだが。
 ファイアマンからヒートマンへの継承回、まぁコマンドウルフからライトニングサイクスへのあれのオマージュなのは有名な話なのだが、私はここで確実に泣いてしまうのだよ。ここで熱い涙を流せなくなった時が、私の終わる時と思えるくらいである。

・『第2次スーパーロボット大戦OG』
 新作情報出ているわけでもないのに、今更やっている。
 私はアルトアイゼンもキョウスケも好きではないので、あまり出番のない本作は結構安心して楽しめる。『OG2』のイメージもあったからなぁ。
 『スパロボA』でアクセルにはずっとヴァイサーガに乗ってもらっていたので、OGでソウルゲインが専用になってしまったのには当初不満しかなかったのだが、『OG2nd』でトウマの指導役が振られたことでキック主体の雷鳳と並んで絵になるので、今ではすっかり掌を返し「やっぱりアクセルにはソウルゲインですよね!」となっている。私のプライドなどこんなもんである。
 ガルムレイドもシュヴァリアーもかっこよくて元から好きだが、等身が上がって更にかっこよくなったのが嬉しかったんだよなぁ。

5月半ばの頃について

2022-05-16 18:59:14 | 雑文
・『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』
 実際に『北斗の拳』が80年代の作品だからこそ許されたネタである。これで『北斗』が90年代の作品だったら、ただ寒いだけだった。80年代の妙な勢いという背景の力は偉大である。

・『灼熱カバディ』21巻
 遂に星海対英峰開始。これが楽しみで仕方なかった。

・『吼えろペンRRR』
 なんだかおかしいなぁ。多分、『新』よりも面白くなっているのだが、その理由がよく分からない。ギャグネタそのものは半自伝の色が濃すぎて弱くなっているはずなのだが、さてこの面白さの理由は。

・『ニニンがシノブ伝ぷらす』
 何を書いてもその作家の味しか出ない作家がいる。古賀亮一がまさにそれ。『ゲノム』にしろ『忠犬ディディー』にしろ、古賀マンガは何をどうしたって古賀マンガにしかならないのである。これは古賀亮一最大の長所である。

・『シン・ウルトラマン』
 見てきた。大満足の80点。ウルトラマン映画・こじらせたオタ向け映画として優等生らしい作りに徹していて、そこが良いのだけれど、物足りなさが漏れなくついてくる。そのため、どれほど楽しめても点数そのものは80点が精一杯というところ。
 大満足は、まずはリボーンされた怪獣・宇宙人どもが最後のあいつを除き「らしい」良さを保っていたあたり。特に冒頭のあいつらを見た瞬間、危うく叫ぶところだったよ。
 ウルトラマンの人類愛あたりは手堅くやったという感じで特筆すべきところはないが、全権特使の描き方は巧かった。
 あとは全体を流れるもやもやした緩さだろうか。そうそう。『ウルトラマン』ってこうだよ、こう。てっきり最近の流れでハードSFでいくのかと思ったら、しっかり空想特撮に徹していて頼もしかった。
 初代ウルトラマンあまり知らない人と見に行ったのだが、あちらは諸々のネタにニヤニヤすることなくひたすら楽しめたらしいので、それも良しとしよう。

5月の頃について

2022-05-06 19:00:27 | 雑文
・『超電磁マシーン ボルテスV』
 終盤の怒涛の展開は確かに凄いが、どうも私は肉親の情やら血の繋がりを過剰におしてくる作風が得意ではない。マイナス面もしっかり描くのならいいんだけど。そんなわけで、ハイネルの慟哭はもう少し念入りにやってもらいたかったなぁと思うのだ。
 まあ、全体的にはやはり傑作でいいのではないか。

・『花の魔法使いマリーベル』
 どちらかというと声優目当てで見始めたのよ。本多知恵子好きだったし、矢島晶子ファンだからね。
 見続けているうちに、これがまあ予想外にビビアンがキャラクターとしてすさまじい急成長を遂げて、大収穫だった。

・『六神合体ゴッドマーズ』
 ギシン星編終了。流石にここまで来ると慣れてきたのか、ゴッドマーズもちゃんと動くようになっている。
 今のところ飛鳥ケンジが完璧に近いカッコよさを保っている。中々よろしいことだ。
 明神タケル、繊細ではあるが優しい強さを持っているはずなのだが、段々と横山主人公の面目躍如というか、殺意の高さがちらほら見えてきていて面白い。

・たまに見たくなるのが『YAT安心!宇宙旅行』である。間違いなく私の原点の一つで魂のアニメなのだが、たまに見たくなるというタイミングで見れないので記憶がどんどん薄れていく。覚えているところは完璧に覚えているのだが。7:3ぐらいで覚えてはいるのだが。キャラの大体とデザインはゲスト含めてほぼ覚えているのだが。そんなこんなで、うまく再評価ができない作品の一つであり、もどかしかったりする。

・『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
 見てきた。ネタバレしないように言うと、まずヒロインが超可愛かった。ストレンジが導入からめちゃくちゃカッコよかった。あいつらの扱いが雑だった。あいつがアレだった。途中からライミ汁50%ぐらいに上がっていた。
 あと、あの人のいつものあれが見れたのはお得だった。


太陽の牙ダグラム

2022-05-04 19:09:04 | 感想文
 81~83年。
 植民地惑星における独立戦争をテーマとしたロボットアニメである。
 全75話という長丁場ながらも、中々テンポよく見れる作劇は見ていて安心感さえあって、意外とすんなり見れる。
 ゲリラ「太陽の牙」の面々をはじめ、それぞれが確かな信念をもって突き進んでいく物語は、苦みの強いビターエンド、いやもっと言えばバッドエンドであっても満足感はしっかり得られる。
 とはいえ、その中にあって信のなかったラコックが単に自分の蒔いた種で死んでしまうのは、もう少し頑張れたのではないかと思う。このあたり、最後の最後でサマリン博士(と、ドナン・カシム)に長々と大人の責務を果たさせてしまったのを見ても、スタッフ側で我慢しきれなかったのだろうという風に映ってしまい、その自負自体はまぁ置いておくとして、もう少しエンタメとしての『ダグラム』を見せても悪くはなかったのではないか。
 ロボットアクションとしての『ダグラム』は少々、いやかなり弱い。ところどころいいな、と思える瞬間はあるのだが、最終的にはなんだかなぁで終わってしまう。歩兵が強すぎるのはいい。そのあたりは問題ではない。全体的に真面目にロボットアクション作るんだ、という気概をあまり感じられないのだ。これは大きな弱点である。コンバットアーマーの描き方自体は悪くないのだが。強敵24部隊の倒し方など、他にいくらでも方法があっただろうに。Xネブラ対応高性能コンバットアーマーダグラムならではの作戦と泥臭くも迫力のあるロボットアクションが、私は見たかった。
 全体的には充分良作の部類だと思うので、長いのはちょっと…と思わずに見てみることをおすすめする。