伊東家のデスク

オタクの備忘録など

秋が来る頃について

2019-09-26 22:46:39 | 雑文

 いい具合に涼しくなってくれるとありがたい。


・仮面ライダーゼロワン
 ちょっと注意しておくと、お笑いは慎重に扱ってほしい点である。基本的に笑いという芸に必要なのは研鑽を積み空気を読むことのはずなのだが、この辺、飛電或人はどうもそれを考えているようには思えない。このままのスタンスで笑いの取り方を描くのはどうかと思うのだ。空気を読まないことは物語に痛快な味を与えるはずなのだが、これ、今後のために計算してやっているのでなければ、失敗している気がしてならない。

・ときめきメモリアル2
 凄く久しぶりにやっている。魂の作品の一つ。最初は素直に光かなと考えたが、あえて会長へ。ほむら好きなんだよ。可愛いしカッコいいよ。裸Tシャツも好き。

・灼熱カバディ 12巻
 2年生で決めたのが素晴らしいね。
 ここまでキャラクターも終始可愛らしい。伯麗といい大山律心といい、余裕を持ってキャラを立てている。
 で、だ。アニメ化はまだかね?

・魔法使いの嫁 12巻
 毎回書いている気がするが高値安定。
 どうも作者と私は同じ物を食べている気がする。それでいて微妙なズレがあるので、見ていて自分の悪いところまで見てしまうというパターンがほとんどない。私としては大変心地良く読める。

・蒼青のミラージュ
 夏霧そんなに立派なものを……。
 相変わらずシナリオが良くできている。BGMも素晴らしい。

・デュエル・マスターズ
 超天篇はCMソングが中毒性高いよねぇ。デュエキングパックは買いだった。
 ロスト・チャージャー怖い。

・機動戦士Zガンダム
 突然『ZZ』が見たくなったのだが、折角だからこっちからいくぜ、ということで見ている。
 やっぱりというか、変わらぬ感想として、お話面白くねぇなぁ。富野由悠季としっかり真っ向できるライターとして馴染みの方々入れた方がよかったって絶対。
 しかし、面白くないのに楽しいのである。富野由悠季の才能の一つ。とにかくキャラクターが総じて明後日にぶっ飛んだ阿呆っぷりを発揮しているので、彼らの一挙手一投足に笑い転げ燃え滾り涙を流すだけで楽しめてしまう。本人はこの段階ではそんなつもりで作っていなかったのだろうが。実は、富野アニメとはそんな、駄目系萌えアニメの文法がよく似合うことがあるのだ。このズレ方は非常に興味深い。
 メカ描写については基本的に楽しんでいる。ファースト路線の方が好きだけどね。


仮面ライダーゼロワン初回について

2019-09-01 20:17:52 | 雑文
 シナリオの方向についてはまだ離陸もしていないので置いておこう。
 基本的にヒーローものの一話目はやることがほぼほぼ決まっているのだが、これは中々良かったのではあるまいか。
 お笑いを持ち出してちょっと危うい雰囲気を漂わせたところでなかやまきんに君というのが実にうまい。腹筋崩壊太郎の存在感で敵の非道と世界観の微妙な歪み方とヒーローの良さをしっかり見せることに成功したのは、彼の功績が非常に大きいと思うのだ。
 ゼロワン、頭が小さめに映るので首から下が全体的に大きく見える。そこをしっかり角度をつけたポーズとアクションで軽快に動くのだから、これがまた素晴らしくカッコいい。シンプルなデザインなのだが、チェストまわりは特によくできているね。気になっていた色具合も、光の度合いでだいぶ印象が違ってくる。流石東映。プロの仕事だ。
 期待値低めに設定していたのもあるが、軽々と上回ってくれたというところ。これはいけそう。