ビバ秋。
・『ひろがるスカイ!プリキュア』
34話目。悪くないというところ。せっかく隣にカバトンがいるんだから、もうちょっと絡めて面白くできたんじゃないかなと思うが、それだとリスクも少し上がるか。
・『王様戦隊キングオージャー』
30話目。ニチアサ特撮枠における天野浩成のキャラクターは二人とも空回り枠で、そのイメージが武器だったのだが、今回は流石にガラッと変えてきた。寄生虫クソ野郎、悪くないね。
・『仮面ライダーガッチャード』
4話目。物凄い贅沢言うなら、これいっそ主役を女子にして本気で特撮版プリキュアみたいなライダーにした方がより面白くなった気が。現行もまあいいんだが。
黒鋼スパナは2号ライダー味というよりるーみっくっぽさを感じて良い。そういえば高橋留美子の影響力ってちゃんと考察したことなかったなぁ。
・『ウルトラマンブレーザー』
12話目。個人的にはとても良かった。こういうの好きよ。欠点を指摘しようと思えば二、三ぐらいすぐ出てくるんだけど、雰囲気に負けたので褒めておきます。
・『宇宙の騎士テッカマン』
『ゴワッパー5』を見終わり、次のウィークリー古典アニメ枠もタツノコでいこうとこれをセレクト。とびとびだったので通して見るのは初めてだな。
オープニングを眺めていたら例によって例のごとく小隅黎の名前。そりゃガッチャマンとかやってるんだから当然こっちにも入ってるわけだが、どうも居心地の悪さがある。勿体ねえなーと。打ち切りだからか。でもキャシャーンなんかではそうでもないのだが。やっぱり最終回の印象のせいか。
アクション面が本当に秀逸。宇宙で戦っている感が素晴らしい。
・『コンドールマン』
キングモンスターを倒せずに終わったわけではあるが、そこはそれで重要な点であろう。キングモンスターを倒すのはコンドールマンの力ではなく、我々人間の善なる心であるべきだろうから。そう。コンドールマンの戦いを見た我々は、正義のシンボルたる彼を明日の男として、日々を悪に屈せず、醜い欲望と戦いながら生きねばならないのだ。いつか、モンスター一族がいなくなるその日まで。そんな感じに仕上がっている。
・『牙狼〈GARO〉』
コンドールマンのあとはこれ。特撮強化の年にすると決めた時から、これと『ウルトラマンメビウス』は絶対に見るつもりだった。00年代に突如として現れた変身ダークヒーローの傑作である。
いやもう冴島鋼牙のコートがぶわっと広がる、すると振られた剣が敵を斬り裂く。これがたまらない。惜しむべきは牙狼状態、鎧の重々しさに対し普段の牙狼剣が微妙に細いのでどうも一撃の説得力に瑕が。まあカッコいいんだけど。
12話が好き。名曲「英霊」がかかる中で鋼牙のシルエットが成長しながら、しかし牙狼剣が抜けない。鍛錬、焦燥、憤り、成長を経て遂に現在の鋼牙となって剣を抜く。ここで私は泣いてしまうのだ。
京本政樹が常に胡散臭くて怪しいのがいい。悩まずに「ああ、こいつ敵だな」と安心して見ていられる。あと、ザルバの声が影山ヒロノブで、これがめちゃくちゃカッコよくて初視聴時テンション上がったのを覚えている。
・『TRICK』
なんとなく第3シリーズを見ていた。個人的に、これまでのシリーズに比べるとインチキ霊能力者・超能力者のキャラ付けが落ちたと思ったあたりで、再視聴は控えていたのである。まあミラクル三井レベルがホイホイ出るわけもないのだが。
死なない老人ホームの回が結構好き。ラストが千里眼回を悪化させたみたいな後味でたまらない。何もかもを諦めた「無理ですよ」が素晴らしいのだ。
・暇を見て各年代ごとの好きなロボットアニメや好きなロボットアニメ以外のアニメでランキング作ったりし始めた。これを埋めるのは地味につらい。横並びが多すぎる。