伊東家のデスク

オタクの備忘録など

8月も後半の頃について

2021-08-21 23:37:52 | 雑文
・『ミッドナイト・ランナー』
 すんなりストレートな刑事(候補)アクション映画でサクッといただける。そうそう、こういうのでいいんだよな。
 ドラマとか見ていれば、出ている役者でも楽しめたのだろうな。多分、そちらの方が正しいのかもしれない。
 ここまで数作韓国映画見てきたわけだが、どうも韓国映画の傾向として、汚いものを汚いものとしてしっかり描写するというものがあるらしい。私が見たのがそういうものだっただけなのだろうか。ともかく、それそのものはとても高く評価するのだが、どうも好みに合わない。吐瀉物も虹色に輝かせるとかいうノリが好きなのよ。単に苦手な方面の汚物を見たくない、というだけでもあるのだが。

・『超電子バイオマン』
 真田広之が出たところ。阪本良介との対峙が二人ともめちゃくちゃカッコいい。
 それにしても、明らかに第二の主人公的な立場だった矢島由紀の降板は本当に痛かっただろうに。よくもまぁ持ち直してきているものである。
 あと、やはりバイオロボは80年代戦隊ロボでも屈指のカッコよさであるな。

・『RPG伝説ヘポイ』
 和田薫の劇伴が壮大すぎるのに加え、ドラマのラインを繋いでいくからズッシリとしたファンタジーを見ているような気分にさせられる。面白い。

・『龍が如く7光と闇の行方』
 安かったので買ってみた。まだ四人パーティーになったばかりだが、もうメッチャクチャ面白い。
 春日一番がボロボロの桃源郷を前に呆然とするところはちょっと笑ってしまう。改めて思うが、とんでもないことしたもんだね、真島の兄さん。
 ミニゲームの将棋とバーチャ2でつい時間を使ってしまう。昔はもっと強くラウを使えていた気がするのだが、今はすっかり下手になってしまっていた。なので、金髪美人のサラさんに乗り換えて修行のやり直しである。

・千葉真一が亡くなってしまった。あまりにもショックで、多分私は、千葉真一が死ぬわけがないとどこかで思っていたのである。


蒸し暑い頃について

2021-08-15 21:56:20 | 雑文
 ここ数年ずっと異常気象と言っているので、多分これからはこれがスタンダードになるのだと思うと気が滅入る。
 人類はそろそろこの気温に適応できるよう進化すべきであろう。ニュータイプになって宇宙に適するより重要である。

・『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
 ライトセーバーのブォンブォンが聞こえてくるだけでもううっとりよ。ダース・モールとクワイ=ガン・ジンがカッコいい。
 ただ、この前『スター・トレック』見たわけだが、どうも私は『スター・トレック』の方が性に合っているのかもしれない。展開するドロイドのギミックとかはとても好きなのだが、ストーリーの方向性においてスタトレの方が俗っぽくて好みに合っているらしい。
 それにしても、昔は「クワイ=ガンが生きていたらなぁ。アナキンもああはならなかったろうに」と思ったものだが、今はなぜか「まぁ結局アナキンはベイダーになるわな……」と諦め。パルパティーンが憎たらしいほどうまかったからかねぇ。

・『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』
 そろそろ戦隊を入れておきたいな、でも戦隊映画って改めて見たいようなものってああそういえばこれがあったわと見た。そして泣きに泣いた。
 最初のアカレンジャーとビッグワンの存在感が本当に異常。レジェンド大戦、ゴセイジャーのオープニングが流れている間にとにかく印象的なアクションを残そうと頑張っていて、それが空回るどころか大成功しているのが凄い。『アベンジャーズ:エンドゲーム』の最終決戦にも負けていない。
 それにしても、これを見ると『海賊戦隊ゴーカイジャー』の一話を見た時の衝撃を思い出す。画面を埋めるあのカラフルさ。東映が完全にぶっ壊れたと思わざるを得ない超スケール。往年のスーパーヒーローの変わらぬ活躍。そして、35番目のスーパー戦隊の、完璧な導入。残念ながら震災で途中まで全然見れなかったのだが、なんというか、もう、あの始まりはかつてない興奮と期待があったのだよ。そして、それは、裏切られることなく貫かれた。スーパー戦隊シリーズは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』をもって、名実ともに国内特撮シリーズの頂点に立ったのである……とまでいくと言い過ぎかな。いやでも、確かに、このあたりで間違いなくスーパー戦隊の扱いは変わっているのよ。

・『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
 仕方ないのでこの辺でライダーも入れておくか、やっぱり定番『運命のガイアメモリ』かなと思ったが、思い出深いこっちをセレクト。気落ちしていた時期から抜け出す、まさにその時に見たのよ。
 ディケイド編は端的にクソである。ちょっとひねた中高生あたりがギャーギャー騒いだノリでやっちゃいそうなものをいい大人が、プロがやってしまうというのがなんとも。しかも、面白くない……。「二度目は悲劇、三度目は喜劇というが、一生やらせとくわけにもいかんか」という気分になる。まあ、させておくまましかできないのだが。
 W編はやはり面白い。なんというか、左翔太郎とフィリップはキャラの立ち方が半端なくてかっこよすぎる。鳴海亜樹子の描写も素晴らしい。仮面ライダースカルも文句なし。敵が手塚とおるなのも良い。が、個人的に好きな場面は屋台のシーンだったりする。豪華だなぁ。あと、ビギンズナイトの構成が『怪奇蜘蛛男』そのものなのも気に入っている。
 MOVIE大戦編ね。ここで私はディケイドに対して「これでいいのだ」と思えるようになった。平成の十年はまぁこれだ。こういうものなのだ。色々あったけどしっかりやり遂げたのだ。ここから『W』にバトンを渡せてよかったじゃないか、と。オチの良さでしっかり清算できている。
 そして、エンディングの『Stay the Ride Alive』が本当に名曲。スッキリ終われるのである。

・『13日の金曜日』とか『オーメン』とか、あのあたりのホラーも摂取しようとは思っているのだが、いざとなると縮こまってやめてしまう。怖いの苦手だからね。
 『オーメン』、最初に見たのは『最後の闘争』で、なんかもう全然面白くなくて(当時、ホラーのシリーズものはこういうものだからと悟れていなかった)ガッカリだったのだが、主演の人が妙に印象に残っていて、あとから「ああっ! ジュラシックパーク! サム・ニールだったのか!」と知る。さもありなん。


8月になった頃について

2021-08-04 21:55:19 | 雑文
・『スター・トレック(2009)』
 トレッキーだったことがないどころか、よくよく考えれば『スター・トレック』ほとんど見たことがない。そこで、ちょっとは見たらしい知り合いに「映画版を見てみようと思う。どこから見るのが手っ取り早いか」と聞いたところ、これと言われた。理想はTVシリーズ最初から全部見てから、というよくあるやつらしいのだが、流石にその熱意はまだない。
 エイブラムスの映画はどうも合わないことが多かったので今回はどうかなーと思ったのだが、中々良かった。ドラマの作りがいささかテンプレ的なのはまあ愛嬌だろう。宇宙冒険活劇を楽しむなら充分であるし、時間内に「みんな知っている、だけど新しいキャラクターたちを魅せる」ためにはこれも有効な手段なのである。
 新規視聴者の私でも、レナード・ニモイの登場で「おおっ!」とはなった。まあミスタースポック有名だからね。

・『クローバーフィールド/HAKAISHA』
 怪獣の全体を見せすぎな印象が強いのよね。
 夜のNYを蹂躙し、朝の光の中に立つあの瞬間だけでも良かったのではないか。
 あと、ニュース番組とかでもっと怪獣の活躍を見たかった。報道が怪獣一色に染まると、まさに日常が壊されたという感がある。


・『HIGH SCORE』20巻
 一年経過の合図。相変わらず楽しい。
 気になることは、ネタのタイプがここ数年あまり変化していないことぐらいか。そろそろ何か変えていくのかなぁ。とはいえ、もうキャラクターも完全に安定期に入ってはいるのだが。
 いやいや、しかしだ。津山ちなみはこういう油断をぶった切って何かしてくれるという期待感もある。うむ。

・『大巨蟲列島』5巻
 おお、ミズカマキリとタガメとは嬉しい。やはり水生昆虫はフォルムも生態も強そうでいいな。ヤゴの出番が少なかったので、このあたりずっと物足りていなかったのだよ。


・『科学戦隊ダイナマン』
 序盤からテンポが良くて面白いのは間違いないが、やはり必殺技強化イベントとダークナイト投入で加速度的に面白くなったと思うのだ。

・『高速戦隊ターボレンジャー』
 ダイナマンとは逆で、流れ暴魔二人の活躍に割きすぎた結果、ちょっと味がぼやけてしまった感がある。

・『六番目の小夜子』
 ドラマ版。今更言うまでもないことだろうが、栗山千明がもうなんというかとんでもない美少女。改めて見てもビックリする。

・『機界戦隊ゼンカイジャー』
 基本的に、巨大戦力を最も効率よく魅せるには、何かでっかいものを壊させるのが一番なのである。
 さて、新戦力を怪獣型ロボットにしたわけだ。こうなるとやはり建造物をぶっ壊したい。破片ドバーっとやりたい。しかし、正義の戦士として街は壊すものじゃない。これを解決するための手段が、そもそもビルを敵として動かす。この発想は本当に凄い。

・『トロピカル~ジュ!プリキュア』
 あとまわしの魔女側が本当にいい感じだなぁ。
 ゆらゆら浮かぶあすか先輩がとてつもなく愛おしかった。