伊東家のデスク

オタクの備忘録など

2019夏もそろそろ過ぎ去る頃

2019-08-27 20:34:54 | 雑文

 やっと猛暑が消えていく時期に差し掛かった。
 そんな頃に触れているもの。

・銀河旋風ブライガー
 ダーッと見ていた。やっぱりカーメン・カーメンひたすらにムカつくよね。一発ギャフンと言わせてほしかった。
 『星影のララバイ』が本当にいい曲。

・ウルトラマンタイガ
 やっぱりトレギアひたすらにムカつくよね。一発ギャフンと言わせてほしい。
 正直なところ、テンプレ煽り屋キャラにしかなっていないので、さも強敵として描かれているとイラッとくる。
 キャラを庇う作風だとよほど慎重に運ばないと台無しにしかならないのだが……。

・BEM
 言い忘れていた。深夜アニメらしい深夜アニメだよね。そのあたりの雰囲気はしっかり気に入っている。

・おとこのこ妻
 ちゃんと周囲からも愛されているし愛しているんだよ、というノリが大事なのだなと分かる。
 カップルの視点だけで愛情を書いていくと世界が狭くなり、それそのものは悪くないんだけど空気感はガラッと変わるのよね。

・親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。
 こういった作品の場合、上記と違って互いの愛情に帰るしかない。だから結婚していてもどこかせつなく、こちらではそれが味になる。

・HIGH SCORE 18巻
 一年経過の合図。相変わらずの品質で安定。ラストの羽柴兄弟ホラーはちょっとビクッときた。
 ちょっと気になったのはめぐみの暴走が物足りなくなってきたことか。質ではなく量が。各キャラのサイドストーリーが増えているので、この辺は仕方ないのかもしれないが。
 教師から逃げ回っていた頃がちょっと懐かしい。

・月刊少女野崎くん 11巻
 鹿島妹の存在感が凄まじい。巧いなぁ。

・宝石の国 10巻
 完全にフォスが詰んでいる。

・みんなの少年探偵団 1巻、2巻
 あまりメタに走って欲しくないなぁという思いが何度か浮かんだ。
 こんなド定番どうしろってんだ、と言われればまぁそうなのだが。
 とりあえず『東京の探偵たち』かなぁ。

・みんなの怪盗ルパン
 『青い猫目石』と『ルパンの正義』が特によくできている。
 『仏蘭西紳士』はもうちょっと……かなぁ。日本が舞台というのはいいのだが。


新世紀エヴァンゲリオン

2019-08-21 23:56:41 | 感想文
 95年~96年。監督は庵野秀明。
 過去の特撮・ロボットアニメのパロディ・オマージュ盛り沢山で送る90年代代表作の一つ。
 この作品については今も昔も様々に語られているので、今更私があれこれ言う必要はないだろう。単純なものから複雑なものまで、様々なテキストがネットに溢れていると思うので、そちらを楽しむのも中々によろしいかもしれない。
 ちなみに、ここではテレビ版のみ取り扱っている。
 私の感想だと、やはりこの作品は途中で迷走したまま結末でずっこけた惜しい一本といったところ。謎やら深みやらは基本的に見せかけだけのフレーバーでしかないと思うのだが、そこに焦点が合わさってしまったので些か頓珍漢なことに。それでも、ポテンシャルは十二分にあったので楽しもうと思えばあれこれ切り取って楽しめるのだ。
 私が本作に感じる魅力は二種。特に前半におけるスーパーロボット活劇として非常に出来が良い点と、綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーを生み出した点に尽きる。
 スーパーロボット活劇としてのエヴァだが、これがとにかく素晴らしい。ちゃんと使徒をブッ倒して決着をつけている。そこに到るあの手この手の盛り上がりも非常にうまい。ヤシマ作戦におけるより遠いところから撃ち殺す、分裂使徒に対するエヴァ二機のシンクロ攻撃、落っこちてくるから受け止める、なんとも馬鹿馬鹿しくて痛快。このノリが薄くなったあたりからやはり評価を下げてしまう。
 レイとアスカを生み出した点は、これはまぁもうあれこれ言う必要はないだろう。影響力云々抜きにしても、大変に素晴らしい出来栄えである。
 以上二つの点が私にとってのエヴァである。正直それほど真っ直ぐに好きというわけではないのだが、まぁ色々思い出もあるし、楽しめる点もしっかりあるので、思い入れはそれなりにあるのよね。
 ちなみに初号機が一番好きです。足がいいよね。

スパイダーマン映画諸々

2019-08-17 01:36:04 | 雑文

 有名どころだけ簡単にコメント。

・スパイダーマン(2002)
 まだ近代アメコミ映画のノリが完成していないので、今見るとそのあたりが新鮮。
 ノーマン・オズボーンがヴィランとしてイマイチ魅力に欠ける活躍なのが残念。

・スパイダーマン2(2004)
 サム・ライミ版ではこれが一番面白い。最もスパイダーマンらしい。
 ヒーローの在り方そのものをテーマにしているため、前作に続いてヴィランとのバトルとしての盛り上がりはいま一つだが、お釣りは充分くる。
 ウェブアクションはここで完成した感があるね。

・スパイダーマン3(2007)
 サンドマンもうちょっと頑張れよ。
 ライミの自由に作らせていればもうちょっと良くなったんじゃないかなぁ。

・アメイジング・スパイダーマン、同2(2012、2014)
 二つまとめて。
 新しく作り直そうと頑張っているのは分かるが、色々と勿体無い。
 ヒーロー映画はB級上等で作るべきという覚悟が足りなかったのではないかと思う。サム・ライミはその辺シニカルなので問題なかったのだが。
 スイング周りはトップクラスに良いと思うのだが……。

・スパイダーマン:ホームカミング(2017)
 ヴィランのセレクトがようやくという感じ。
 正直言うとMCUでのスパイダーマンを確立させるという意義が強すぎてあまり評価していない。
 スーツは割と好き。

・スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)
 ミステリオのメタ要素をどう受け取るかで評価が分かれるのは仕方がないし、やはり危険だったなぁとも思うかな。
 まぁ決してガッカリ要素というわけではないので、これはこれでいいのではないかしら。結局ミステリオだし。
 ここでようやくMCU内でもスパイダーマンらしい映画になれたなぁと思う。ラストでしっかりピーターいじめが入るのもご愛嬌。今後を楽しみに生きていける。
 追記:この記事書いたあとに例のあれである。なんともはや。スパイダーマンらしいと言えばらしいのだが。

・スパイダーマン:スパイダーバース
 ピーター・B・パーカーはマイルスの家族、特にアーロンとはしっかり絡んでおくべきだったのではないか。弟子の成長が師の復活に繋がるならば、そこに対応する要素が必要なはず。ところが、マイルスの成長の重要なポイントであるアーロンとの死別もジェフのドア越しの話もほとんど対応していない。もうちょっと頑張れたはず。その辺の『もうちょっと』が結構多いのだが、全体的にはスッキリしていて好感度高い。スパイダーマン映画では一番好き。
 ノワールはかっこいいねぇ。濃いやつばかり出したのは大正解。つくづくスパイダーマンはアニメ向きなのだなぁ。

続・猛暑だが触れているもの

2019-08-10 21:00:29 | 雑文

・ウルトラマンタイガ
 やらんとしていることは分かるし、個々の要素そのものは描けていると思う。しかし、それが全体を構成するピースとして立ちきっていない。
 タイガたちの成長と毎回のゲストの物語は交差することで成されるはずなのだが、この辺どうもバラバラで釈然としないのだ。トレギアの暗躍も今一つ話の的をズラしてしまっている。
 なんだかすごく頑張って書いている二次創作を見ているような気分にさせられるのよね。明確な弱点である。

・ダンベル何キロ持てる?
 あちこちで言われているがファイルーズあいが凄く良いよね。大谷育江ファンの私が時々「んんっ!?」と無視できずに止まってしまう。

・女子高生の無駄づかい
 そしてこちらでは赤崎千夏がとても良い。

・BEM
 楽しいのだが、今のところダークヒーローのテンプレ以上にはなっていない気がする。ここいらでもう少し、ダークヒーロー的な意味で毒の利いたエピソードが欲しい。

・グランベルム
 辛くなってきたのだが、この辛さは00年代後期あたりで散々感じた辛さでもあるので、そこを含めてまぁ懐かしい。


・MAJOR(アニメ版)
 一通り見終わった。一番楽しかったのはリトルリーグかなぁ。

・ドラゴンボールZ
 何度見ても完全体セルが凄まじくかっこいい。若本ボイスも実にマッチしている。
 一方で、やっぱり人造人間編~セル編、Z戦士のやらかしが酷いなぁという意見にはどう擁護しても一理あるになってしまう。
 まぁ死ぬ気で気功砲連発する天津飯とかカッコいいけどね。


猛暑だが触れているもの

2019-08-04 23:13:22 | 雑文

 最近触れているもの。

・少年の初恋は美少女♂でした。
 流行りや最新をおさえていないので、もっぱらpixivで偶然ぶちあたったら読む、というパターンが最近確立されてきている。
 その中でも今のところ特に楽しめているものの一つ。久しぶりに引っかからずにラブコメを読めているよ。まぁラブ(?)コメディだが。
 牛若が凄くいい奴で可愛らしくて、それを分かったうえでの竜ヶ崎の甘えた感じが非常に愛らしい。ここがスッキリ立っているのがいいのだ。

・田舎に帰るとやけになついた褐色ポニテショタがいる
 こちらも偶然ぶちあたったなかで楽しいものの一つ。
 市橋圭が暴力的なまでに問答無用で可愛い。それだけであらゆる壁をぶち壊してしまえる。凄い力技である。

・憂鬱くんとサキュバスさん
 『仙狐さん』放映のあと、ふと前に読んだこれを思い出したのだが、チラッと見て以降触れていなかったのでタイトルも設定も分からず難儀していた。
 ようやく見つけ当てた。実に素晴らしかったので感無量である。


・MAJOR(アニメ版)
 アマゾンプライム。
 どうも私はスポーツマンガのアニメ版があるとそっちを見てしまう。静止画である紙面はスポーツの一瞬を切り取って描けるので、そこが良くもあるのだが動きそのものを見れないという弱点もある。『スラムダンク』レベルの超画力になるとそれすらカバーしてしまえるのだが。そのため、動画であるアニメを見ている、というわけだ。
 というわけで、なんとなく野球熱(というより女子野球熱)が高まっていたので、『MAJOR』を最初から見ている。いや、面白い。野球ものはこうでなきゃ。

・ドラゴンボールZ
 『MAJOR』の息抜きにチマチマ見ている。流石名作。話が動くときはべらぼうに面白い。無印もプライムになってくれねぇかなぁ。
 引き伸ばし云々はあれど、息抜きとしてはそれゆえの中身の薄さがむしろ丁度良い。
 現在、人造人間編、というかセル編。「俺は超ベジータだ」のところ。