伊東家のデスク

オタクの備忘録など

5月の頃について

2024-05-11 19:46:38 | 雑文
・『わんだふるぷりきゅあ!』
 14話目。ちょっと強引に猫屋敷まゆを本筋に合流させたという印象。もう1ステップ欲しかったかな。
 微妙に作品の外になるが、余談。猫屋敷まゆ、典型的なまでの「上田麗奈が声を当てそうなキャラ」よね。ニチアサだからこむぎといろはが主人公やっているが、これが深夜・夕方枠だったらまゆの方が主人公になっていそう。そういう意味でも、これまでの上田キャラの延長線上に位置づけられていて、いつもの演技を堪能できるのが現状なのだが、もう少し意外性のある演技が欲しくなる。まゆがそれを引き出せるキャラクターに成長するかどうか。そこも見所であろう。

・『爆上戦隊ブンブンジャー』
 10話目。志布戸未来の使い方が段々分かってきたという印象。
 そろそろ仕事の完了条件と戦闘のズレを本格的に扱ったエピソードが欲しいかな。

・『仮面ライダーガッチャード』
 34話目。やはりレジェンドはスピンオフムービーだけに留めておくべきだったのではないだろうか。ガッチャード本編のドラマ進行の邪魔になってしまっている。

・『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
 見るタイミングを逃したままだったので、見てみた。
 全体的にスッキリはしているのだが、龍賀時貞のキャラ付けが惜しい。時貞は旧い日本的価値観の悪を複数背負っている。結果、時貞の醜悪さの根本が歪んだ国家主義思想にあるのか、旧態依然とした家父長制にあるのか定まらず、少し味がぼやけた。閉鎖的で野蛮な村とその悲劇全ての元凶から、迷惑極まりないバカ殿になってしまった。私としては、時貞はナショナリズムの面を控えめにして、自分の支配領域である家族と村を完成させるのが全てというタイプの悪意であってもらいたかったかな。多分、そっちのほうが凄くいやらしい感じになったと思うのだ。
 横溝色はあるけど、それほど強くは感じなかったかな。横溝の書く村、基本形は戦争と時代に負けた黄昏の世界という印象があるので。

・『ゲゲゲの鬼太郎』、7期はいつになるのだろうか。
 水木チック全開の怪奇路線はお腹いっぱいなので、活劇多めの路線の決定版を見てみたい気もする。まあ本当は5期がそうなるはずだったのだろうが……。

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