伊東家のデスク

オタクの備忘録など

2022まとめ

2022-12-31 20:52:42 | 雑文
 コロナに戦争に、今年は外のあれこれに色々と振り回されていた気がする。
 ともあれ、印象深かったことを五つ。

1 都会のトム&ソーヤ
 ふらっと読み始めたのだが、これがもうめちゃくちゃ面白い。
 真田女史が心底愛されているなぁと思う。

2 ウルトラマン関連
 『シン・ウルトラマン』は公開後、3回見て評価を固めた。優等生という印象は変わらないが、ちょっとだけ点数下げた。やっぱりさ、『セブン』的な要素への意識はあまり向けちゃいけなかったと思うんだよ。せめて最後に立ちはだかるのは同族ゾーフィではなく、ガチガチの極悪外星人の方が良かったと思うのだ。といっても、『ウルトラマン』からそれができる奴がいたかというと難しくはある。ダダではちょっと物足りないし……。やはりゼットン星人だろうか。でもなぁ……。
 ニュージェネレーションを楽しめるようになったのは収穫。これを妥協と思いたくはないが、さて。
 「TSUBURAYA IMAGINATION」、単純に出来が悪くてあちこちイライラするので直してもらいたい。良質なコンテンツ抱えてるんだからちゃんとしようよ。

3 過去アニメ強化
 今年のテーマだった。途中から00年代アニメの再評価を重点的に行っていて、これは来年も継続予定。
 『ダグラム』やら『じゃりン子チエ』やら、楽しかったなぁ。

4 ゲームがうまくいかない
 どうも、今年はゲーム運が悪かった気がする。そりゃあ、『黎2』とかあったさ。でも、期待していたものが微妙にはずしてきた、ということが多くてねぇ……。『ライブアライブ』も、事情は分かるけどいざ変わってしまった細部を見るとやはりガッカリ、ということで困ったものだった。

5 コロナ感染
 ちゃんとしてるし大丈夫だろ、と思っていても、ウィルスは人間の事情など知ったことではない。この原則を忘れていた。


 あとは、色々と。

・アニメ
 ちゃんとリアルタイムで楽しめたのは『風都探偵』かなぁ。実に良かった。

・マンガ
 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』が今年読み始めたなかでベスト。
 あと、『大親友』かなぁ。『女子高生』のノリを頭に置いていると面食らう。
 他にもこまごまと。数巻完結の癒し役もそこそこ読んだかな。

・小説
 児童文学ばっかり読んでいた気がするのは、大体トム&ソーヤのせい。
 ぽっちゃり女子を扱ったTL読もうとあれこれ手を付けたり。

・映画
 やはり映画館が遠いと数をこなせない。とりあえず、今年は『シン・ウルトラマン』でいいのではないかと思う。これは今後への期待値含めた上で。

・ゲーム
 上で書いておいたが、色々と困ったことに。『黎2』はひたすらディンゴがかっこよかった。


 来年は映画本数増やしたいと思いつつ、特撮強化の年にしようかなと思ったり。

ライフ

2022-12-26 22:09:46 | 感想文
 作者はすえのぶけいこ。02年~09年。
 いじめを題材にした少女マンガなのだが、テンションが高すぎて純然たるサスペンス仕立ての少年マンガ読みもできる一本。そりゃもう、クライマックスの椎葉歩VS安西愛海はたまらないものがあったよ。どっちもクッソかっこいい。
 一方、羽鳥未来があまりにもイケメン美少女すぎるうえ、百合ネタとしてあまりにもあまりにも優秀なので、強めの百合属性持ちである程度鍛えられているなら、そちらとしてもしっかり楽しめる。色々と美味しい作品である。
 題材が題材なだけに少し触れづらいかもしれないが、最後までテンポよく読めるのでおすすめ。学校での閉じた人間関係が中核のバトル好きな人は、ぜひ。

12月末の頃について

2022-12-23 23:19:50 | 雑文
・『魔法戦隊マジレンジャー』
 今は中盤、レジェンドマジレンジャーのあたり。何度見てもいい作品である。00年代でもかなり好きな一本。
 小津兄弟のキャラ付けが本当にいい。蒔人が特に好きなのだが、重要な位置にあるのは芳香だと思う。芳香が入ることで、いい具合に味付けがかき混ぜられていて、とても親しみやすい戦隊になっているのよ。
 あと、スモーキーがなんか好きである。ちょっとひねくれ気味で好み。
 年を取ってきたせいか、「家族の絆」的なエピソードですぐ泣くようになった。こういうの、普段は「まぁ、ちょっと古い価値観よな」と苦笑してから評価するのだが、マジレンジャーだとストレートに泣けるな。
 それにしても、何度見てもレジェンドマジレンジャーはこう、好きになれない。前年のスワットモードがあんなにカッコよかったのに、どうしてこうなるんだ。マントだ。やはりマントがなくなったのは痛すぎる。装甲が追加されたうえ、武器が大型化して絵的に重くなったのに、ひらひらと軽やかさを与えてくれるマントをはずしてしまったのは失敗だった。オープニングで海を前にするマジレンジャーの、あのマントのひらひら。あの素晴らしさをなぜ強化形態で使わなかったのだと、今でも恨み言が出てくる。

・『ライフ』
 久しぶりに読む。羽鳥未来がもう本当にやばいぐらいの美人さん。これは落ちる。

・『白狐魔記』
 ちまちま読んでいる。元の船を沈めてしまった仙人がまたいい。

・『デリシャスパーティ♡プリキュア』
 ブラペの正体バレ、とても良かった。ラストあたりニヤニヤしっぱなしだった。和実ゆいの反応の仕方がとても良かったし、それに対する品田拓海もいい動きをしていた、のだが。なんというか。「直前までガイガーで戦ってたのに、次のカットでゾンダー核を片手にゴルディオンハンマー振りかぶるガオガイガーになってた」という印象。色々と面倒な事情はあっただろうし、演出意図の上でここまで進展できなかったのだろうとも思うが、もう少しなんとかならなかったのだろうか。傷を負う覚悟で一歩踏み出してみてもよかったと、私は思うのである。

・『デジモンゴーストゲーム』
 やはり、良くも悪くもゲゲゲの鬼太郎チックな妖怪ものだなぁというイメージが強いままだ。
 実のところ、流石に究極体ぐらいは前後編でくるだろうと高を括っていただけに、突然来て突然終わる、というのは良くも悪くも意表を突かれた。
 この奇妙なノリは、さてどこまで続けられるのか。

・『ウルトラマンデッカー』
 他のウルトラマンが出ると途端に雑な感じになるよね、デッカー。普段が結構キッチリしているだけに、そこがひどく残念に映る。

・『スーパーマン』
 アニメシリーズがU-NEXTに来ていた。ブレイニアックが好き。


12月半ばの頃について

2022-12-17 23:15:09 | 雑文
・『炎の闘球女ドッジ弾子』
 むちむち、筋肉と、性癖系の属性を投入しているように見えるのと同時に、それぞれが単純にドッジボールにおける戦力として見ると防御主体、攻撃主体の即戦力が来ただけにも見えるようになっていて安心できる。
 珍子が結構好き。サラッと弾子のボールを受け止めた描写があとからどんどん「あっ、めちゃくちゃ凄かったんだあいつ」となるのが実にいい。

・『ウルトラマンタロウ』
 ムルロア前後編まで見終わった。改めて考えると、あの光の国の宝の一つであるウルトラベル持ち出しまでさせたムルロアは想像以上に凄いことやってのけたのだなぁ。

・『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
 とりあえずエンディング見た。野良トレーナー戦0、野生ポケモンはテラスタル除いて一切殴らず。これでもまぁなんとかなった。
 ネモがとても可愛らしかった。いい子である。ジムリーダーではグルーシャとアオキがお気に入り。コライドンがあまりにも良すぎた。
 道行く人々が全体的に良い筋肉していたのが面白い。

・水木一郎が亡くなった。なんというか、とうとうその時が来たのだなぁという印象である。
 好きだった曲は「心に汗を」とか「男はひとり道をゆく」あたりだろうか。

・聖悠紀も亡くなっていた。いよいよもって昭和が完全に過去になっていくのか。いやまあ私の時代ではないのだが。
 最初に読んだのはロック、と思いきや『TWD EXPRESS』の方を先に読んでいたらしい。
 一部で『超少女明日香』のことを思い出している人たちもいて、共感してしまう。

・私が多分、もっとも一週間を楽しみにできていたのがアニメ版『ポケットモンスター』が始まったあたりなのである。ポケモンを見るのが最大の楽しみまであったかもしれないのだ。サトシとはその頃からのつきあいなので、いよいよその物語の最終章が来るとなると、感慨深いものがある。


急激に寒い頃について

2022-12-11 21:31:16 | 雑文
・『ウルトラマンガイア』
 ちまちま進んでいる。改めて見ると、「ウルトラマンのいるウルトラQ」であるな。
 チームハーキュリーズは結構好き。というか吉田リーダーがかっこよすぎる。

・『ウルトラマンデッカー』
 こう、なんというか。デッカーそのものはとても堅実に作ってあると思うのだが、他のウルトラマン要素が入るとちょっとひび割れる。こういうの、かわいそうだなぁと思う。やはり客演の多さは現在のウルトラマンの強みであると同時に弱点なのだなぁ。

・ふと、昭和ウルトラ怪獣、宇宙人で何が好きだったかなと考える。
 まず真っ先に出てくるのはヒッポリト星人か。サイケなデザインにウルトラ5兄弟完封、ウルトラの父を追い詰めた実力もあってかとても好き。エース人形で遊ぶのもいい。いやまあ兄弟完封は単にあのカプセルが強いんじゃねーのと言われたらそれまでだが。あと、なんか伸ばされた口、あれが凄くとってつけたみたいで好ましい。
 怪獣だと、ひたすら重いスカイドンあたりか。初代勢がやはり強い。それ以外だとベムスターか。ちょっとありきたりか。とりあえずウルトラ戦士を倒せるレベルとなると有名どころばかりだしなぁ。

・『ウェンズデー』
 ティム・バートンとアダムス・ファミリーの組み合わせに釣られた。ああ、そうだよ、こういうのでいいんだよ。好きなものいっぱい詰まってる。シナリオの出来はそこそこ程度だが、随所の美学と偏愛がたまらない。
 これ見ると、なんだか『魔法使いの嫁』も実写いける気がしてくるから不思議だ。あの素敵で不条理で美しい世界をめちゃくちゃお金かけて才能使って作ってほしい。

・『ウェンズデー』見るためにネットフリックス入ってみたが、こういうのはマイリスト作っている時がやはり楽しいな。

・たまに、自分と同じ変態だと思っていた人が違うタイプの変態だったりすることがあって、困惑したりする。私は最後にヒロインが勝つヒロピンが好きなんだ。