伊東家のデスク

オタクの備忘録など

疲れている頃について

2021-05-30 23:53:00 | 雑文
 運動量を増やしているので疲れ気味である。

・『ガントレット』
 我らがイーストウッドの刑事はやはりいいものであるな。
 途中で出てくる品性の欠片もない警官がどう我慢しても嫌になる。あれは凄い。本当に嫌。

・『機界戦隊ゼンカイジャー』
 ステイシーとゴールドツイカーの扱いがちょっと危うい。
 今のところ、同時に出すとステイシーがただかわいそうなだけになってしまっていて、これ、視聴者がネタとして楽しむ分にはまあ構わないのだが、制作側が乗っちゃうとコントロールをミスりやすくなってしまうパターンよ。そうなるとキャラの格が落ちるだけなので、何か起こる前にもう一工夫欲しい。せっかく面白いアニバーサリーなのに、この程度のことで躓いたりしたら困る。

・『トロピカル~ジュ!プリキュア』
 ローラがローラのままローラとして活躍しているのが実に心強い。変にキャラクターに成長要素与えたりしたら困るところだったが、ここまでくればもうある程度の変化を入れても本質はビクともしないだろう。
 となると、次に気になるのはまなつである。現状、作品の中心をローラ一人で担っている状態なので、そろそろ主人公の本領発揮といってほしい。今のままでも悪くない、むしろ良いのだが、ローラのキャラクターがあまりにも強いので、もう少し頑張らないと並び立った時にアンバランスになりかねない。
 まなつとさんごがしっかりコンビになっているのがいい。

・『バック・アロウ』
 放送直後の危惧は現実のものとなった、といったところ。この「あーあ…」感は05年の『仮面ライダー響鬼』以来かしら。
 色々やっているのは分かるのだが、せっかく特上の牛肉が手に入ったのになぜか汁物にぶちこんでしまった感が虚しい。違うんだ、その素材で作るのは家庭料理じゃなくて料亭で出そうなアレなんだ。

・スパロボ熱が高くなって、とりあえず『α外伝』が一回詰んでやり直してクリア。無改造+スーパー系オンリーは私では無理があったので、普通にプレイしてネオ・グランゾン撃破である。
 『Z』はゴッドシグマ登場。発売当時の若者で『ファントム無頼』ネタが分かった人は大体こっち側な気がする。
 なんとなく『L』も買ってきてしまった。トドメ演出がボスに通用しないのは勘弁してほしかった。

暑さが出てきた頃について

2021-05-22 23:42:25 | 雑文

・『ザ・ワン』
 この五年後ぐらいに『仮面ライダーカブト』が来るわけだが、高速化演出は日米の違いはあれど確かな進化を果たしたのであるな。

・『自転車泥棒』
 星山博之と富野由悠季が『機動戦士ガンダム』のカイとミハルのエピソードで「こんな感じのを」と言った……らしい。
 ネオリアリズモの代表的一本だが、私はどうもこのてのジャンルはあまり好みではない。やはり痛快な娯楽か、紳士的なヒーローあってこそである。
 しかし、戦後イタリアの辛さの渦を延々見せられていると、これがまた抉られてジッと見てしまうのだ。

・『K2』39巻
 このタイミングでクエイドと朝倉の息子をぶちこんでくるのが悔しいほど効果的。

・『灼熱カバディ』18巻
 脱帽。お見事。カバディの息詰まる激戦の幕引きとしてこれ以上ないというレベルのものが出てきた。

・『スーパーマン:スマッシュ・ザ・クラン』
 これは凄い。何が凄いって。初心者向けスーパーマンの決定版としてもいいのではないかと思えるところよ。
 全体的にジュブナイル的なものにまとまっており、老若男女を問わない作風が貫徹されている。その中で、やはりみんな書きたがる、スーパーマンがスーパーマンたる、クラーク・ケントがクラーク・ケントたるオリジンに、極めて慎重に、丁寧に触れていくのだが、ここにヒロインであり本編もう一人の主人公でもあるロベルタが交差するため実に立体的な構成になっているのが見事。
 ロイスの表現がまた素晴らしいので必見。この物語における、更にまたひとりのヒーローである。
 巻末を読めば分かるが、ジーン・ルエン・ヤン、しっかりプロの仕事をしてくれたのだな。ありがたい。(本当はまだいろいろ言いたかっただろうに、よくぞまとめあげてくれた)
 グリヒルのアートもアニメ的(カートゥーン色も強くないように思える)で、多くのアメコミの絵柄にあまり馴染めないという方でもいけそうだ。

五月の頃について

2021-05-13 21:52:18 | 雑文
・『レインメーカー』
 うわ。マット・デイモンが若い。まだ二十代か。
 ダニー・デヴィートが実にいい感じ。このちっこいおっさんがまた強いんだよ。
 終盤再登場するミッキー・ロークも流石の存在感というべきか。待ってました、と言いたくなるよね。

・『牙狼之介』
 そろそろ時代劇を入れたくなったので、五社英雄のこれ。
 夏八木勲が若くてかっこいい。
 中々ピリッと味のしっかりした品なので、気軽に楽しめる。おすすめ。

・『ショウタイム』
 よくあるそこそこのコメディ。ショーもの好きなんだけどね。
 ろくろを回すデニーロは一見の価値ありかな。

・『バック・アロウ』
 赤信号点灯。褌を締めなおすタイミングではないだろうか。

・『NOMADメガロボクス2』
 この言葉をプロの作品に対して使いたくはないのだが、つい言ってしまいたくはなる。「やりたいことは分かる」と。
 やはりジョーの試合でどんどん状況を動かさなければ嘘になっちゃうと思うのだ。ようやくその方向が見えてきたが、さてどう立て直すか。それとも、このままのノリでいくのか。

・『大戦隊ゴーグルファイブ』
 この頃だと、ラスト三話使って幹部の退場を演出するのが精一杯だったのかなぁ。
 本郷博士が終盤まで不在だったのはやはり痛かったと思う。

・『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
 主人公はバンドーラ様でした、というオチだよね。
 それが正解というのも事実。ブライあたりで盛り上がりすぎて、ジュウレンジャー側では終盤のドラマを引っ張りきれなかっただろうし。

・『科学戦隊ダイナマン』
・『高速戦隊ターボレンジャー』
 何かこう、派手で強くてテンポの良い戦隊が見たくなったので、次はこの二つをセレクト。
 『ターボレンジャー』の場合、暴魔が弱いだけな気もするが……。

・『スーパーロボット大戦α外伝』
 空いた時間で無改造、強化パーツ使用不可、スーパー系のみ使用(使用必須シナリオ、熟練度獲得に必須の場合はそのためのみリアル系使用可能)、難ルートエンディングを目指して進めている。現在、未来に飛んだところ。早速諦めたくなっている。

・『スーパーロボット大戦Z』
 スーパー系が目立つスパロボが欲しいので、またやっているが、PS3のアーカイブスでやると処理落ちがひどい気がする。こんなもんだったっけ。

面倒な頃について

2021-05-01 18:20:06 | 雑文
 春は色々面倒が多いな。
 それはともかく。

・『ふたり』
 大林宣彦作品は、私には当たり外れが大きい。本作は当たり。元々、兄姉が幽霊になって弟妹を見守る系の話が好きというのもあるが。画面の力も強い。
 柴山智加がいい。絶妙な味わい。この時にしか撮れないといった感じだ。
 赤川次郎、中学の一年生あたりまではさんざん読んだはずなのだが、そこからはほとんど読まなくなったなぁ。割と綺麗に卒業して、ライトノベルや、アクションとかもりもり入ったソノラマの古い作品に移ったからか。

・『ダイナマイトどんどん』
 名監督なら必ずホームラン、とはならないのである。しかしながら、本作、凄まじくイキが良く、豪華キャストのノリに助けられているのが幸いか。田中邦衛のインチキ臭さ全開のフォームは必見。
 それにしても皆々様揃ってまだちょっと若い。コメディやるには丁度いい頃だったのかなぁ。

・『デスペラード』
 マリアッチ三部作の真ん中だけど、多分一番知名度ある、ような気がする。撃ち方が有名なだけかしら。薄紅に染まる空にバンデラスは本当に素敵だなぁ。
 酒場のシーンも好きだけど、何よりも愛おしかったのは助っ人呼んだあとの乱戦である。三人揃ってから銃撃戦開始のあの間と、道具のバカバカしさが子供心にガツンときていたのだ。もう最高にクールだよ。今見ても心底カッコよさに惚れてしまう。というかあそこだけやっぱり空気違う。


・『機界戦隊ゼンカイジャー』
 ステイシーのあく抜きがうまい。ただ、うますぎてクセの良さも少し薄れそうなのが心配でもあるが。まぁ、そこまで求めるのも贅沢かしら。
 召喚されたロボ、箱から出てくるのがちゃんと「本物ではないですよ」アピールにもなっていていいな。やはりというか『五星戦隊ダイレンジャー』は龍星王なのね。

・『トロピカル~ジュ!プリキュア』
 プリキュア側も元気が良くて可愛らしいのだが、あとまわしの魔女サイドもまったり雰囲気が良いので、ここから不協和音鳴ったりしたら困るなぁ。

・『大戦隊ゴーグルファイブ』
 言ってみれば、『ゴーグルファイブ』は非常にプレーンな戦隊でもあるわけなので、平成戦隊との展開の違いを見比べると、色々と合点がいく。なるほど、確かにスーパー戦隊は徐々に変化を重ねているのだな。多分、この作品がもし平成前期頃だったら、中盤過ぎると更なる幹部や首領挿げ替えとかあって、より盛り上がる方向に行ったのだろう。

・『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
 世間で言われるほど実像はそうじゃない、ということは多々あり、本作の「中盤以降ゲキはしょっちゅう兄さん兄さん言っている」もそんなわきゃねーだろと思って見ていたのだが、いやこれ確かに言ってるな。誇張はあるが。