伊東家のデスク

オタクの備忘録など

時代性は勿論だが

2020-01-29 00:17:49 | 雑文

 アマゾンプライムで見ていたアニメを、見終わったり打ち切ったりでちょっと入れ替えた。まあほとんど過去作の勉強と個人的復習だが。
 『彼氏彼女の事情』、原作も好きなのだがアニメ版も中盤まではかなり好き。キャスト陣のなんとも若い芝居がふふっとなる。
 それにしても、描かれる学園のなんとも戯画的なことよ。まあ勿論時代性もあるわけだが。なんというか、素朴さも極致に至ればこうなるのであるな。
 学園を舞台にするとは、こういうことなのだろう。うむ。

 あと、他には。

・『NG騎士ラムネ&40』
 コンセプトの時点で面白ぇよなぁ。前は全体像ばかり見ていたので、今回はダ・サイダー周りに注目してみよう。

・『天元突破グレンラガン』
 おお、一話目のなんと元気の良いことよ!
 丁度、オタとして視野が大きく広がって活動していた頃に放映された(見れなかったけど)作品なので、思い入れが強い。
 再視聴で、当時の私が何を考えていたかを改めて知っておこう。

・『ハイスクールミステリー学園七不思議』
 元々、ホラージャンルが百合と相性がいいことに加え、女性キャラメインで進むため、そちらの視点で見てしまう。月影先輩がみずきにかまいすぎるのがいけない。まぁ過保護気味にかまわなきゃすぐ死んじゃいそうな娘ではあるが。
 富沢美智恵のイメージが同年代と合わなくてつらい。いやまあ古いもんばっかり見てきたツケなのだし、確かに火野レイや神崎すみれのイメージは強烈すぎるのだが。

・『ラーゼフォン』
 正直に言うと、あとで『多元変奏曲』を見るためにこちらを消化しておかねば、という義理的なものが強い。
 ラーゼフォン、デザインが完成されすぎていて、動くと逆にかっこよくないことが多いのよね。

・『けいおん!』
 原作版では唯が好きで、アニメ版では澪と紬が好きだった。
 なぜだろう、なぜだろうと思い、また見ることに。

・『神魂合体ゴーダンナー!!』
 リメイクしてほしい作品の一つ。いやもう杏奈ちゃんをもっとガッツリ強化して強化して何もかも吹っ飛ばすぐらいのパワーを持たせて強引に話を展開させて作り直してほしい。
 ロボット乗りの嫁というポジションをもっと活かす作劇はできたはずなのであるよ。
 まあ強い女性好きなのでそう思うだけなのかもしれないが。

・『おねがいマイメロディ』
 序盤終わるところ。少女向けの基本通りという感じ。まだ、ね。

過去作を見るのも大切

2020-01-20 22:48:12 | 雑文

 とりあえず昔の作品を見るのは大切な勉強なのである。

・『重甲ビーファイター』
 一話目から明らかに製作の気合が違っていて、ニヤニヤしてしまう。ビーファイターのデザインは本当に素晴らしい。
 ブラックビートが出てきたところ。やっぱりカッコいいなぁ。

・『電撃戦隊チェンジマン』
 上の世代のオタがよくこの作品を推していて、事実良い作品だと思うが抜きん出て素晴らしいかというとちょっと疑問が残る。
 チェンジマンの若々しさが話のスケールと微妙にズレていて、そこが逆に面白いのだが、時折外すというアンバランスさがそう感じさせるのだろうか。
 とりあえず今はアハメスが出てきたあたり。美人さんだよねぇ。

・『仮面ライダーBLACK RX』
 『BLACK』も昭和ライダーらしく雑なところが多かったんだけど、それをハードさと悲劇的な主人公の運命で押し切れていたのよね。それに対し、『RX』は南光太郎から悲劇を解消させてしまったので、雑さが際立ってしまっている。オチを知っているだけに、クライシス人が出るたび悲しくなるよ。なんでこのあたりを放り投げたのか。ダスマダー登場後にこの雑さは加速するので、今からちょっと気が重い。
 それでも見ているのは、とにもかくにも南光太郎/倉田てつをの若い暑苦しさと、岡元次郎のキレキレなアクション、頭一つ抜けたデザインセンスのクライシス怪人たち(特に怪魔ロボット)、熱い主題歌・挿入歌が楽しめるからである。RXのデザインもとにかくスマートでカッコいいのだ。ダラッと流す上では、これは十二分によろしいのである。
 RX、実際に見ると基本的には逆転のヒーローなので、無敵を期待するものではあまりないよね。
 霞のジョーが出てきたところ。喋り方が既にみんなよく知るあの喋りなのがニヤっとなる。

・『少女革命ウテナ』
 やはりオタ必修の一作だと思えるのだが、どうだろう。
 七実様回のギャグセンスが本当にひどい。七実と冬芽と西園寺は自由に使ってよい、という感じに扱われていて本当にひどい。大好き。

・『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』
 コスモス荘はどれも面白いよなぁ。
 改めて終盤を見ると、目頭が熱くなっちまう。最後の希望を託すべく『お兄ちゃん』に助けを求めたタンポポ、そのたった一言に動けた鈴雄。正に、誰かに頼られたあの瞬間、ドッコイダーは誰よりもヒーローだったのである。

・『未来ロボ ダルタニアス』
 これも見始めた。これ、長浜監督と佐々木監督、どういう配分で製作してたんだっけ。
 いやしかし面白いよなぁ。設定に対し剣人たちのキャラクターが巧い。

・『黄金勇者ゴルドラン』
 基本的に初期メンバーの段階でもう面白いのだが、シャランラ・シースルーが参入してからは加速度的に面白さが増している。やはりワルター側で、ワルターを引っ掻き回せるというのが良いのだろう。いいキャラだよなぁ、シャランラ。強いかわいい女の子。
 キャラデザの関係でタクヤが華奢に見えて、結構好みのショタであることに気付いた。最近某氏の作品読んでいるせいか、華奢なショタをいじめたくて仕方がない。


 あと、最近のはこのあたりかな。

・『兄の嫁と暮らしています』7巻
 前巻を引き継いで、志乃が少しずつ成長しようと苦悩しているのだが、ここにきて完全に希が引き返せなくなっていて面白い。第三者である読者の目から見ると、希さんから離れる、ということの難度の高さがえげつないのだが、それを志乃がまだ理解していないのが良い。
 あと、明子がしっかりいい子に成長していて何より。

・『ゆるキャン』9巻
 リンが千明に対しては「いじってもいい」と寄りかかっているのが微笑ましい。


年末年始に縁起の悪い

2020-01-05 13:34:42 | 雑文
 大晦日にインフルエンザにやられて末も初めも寝ていた。人生始まって以来、最悪の年末年始であるよ。
 熱もおさまると、ただ寝るのも暇なのでダラーっとアニメを流していた。いい機会なので、古めのOVAや映画あたりをテーマにしてみた。
 以下、雑感。

・『メタルスキンパニック MADOX-01』
 作画演出全振りで、シナリオはゴミ箱に捨てたと言わんばかりの品。その思い切りはいいのだが、やはりもう少し格好つけるべきだったのではあるまいか。

・『レイナ剣狼伝説』
 今の時代だとこうはならないよな……と思ってしまう。作るべきではなかった、とまではまぁ言わないが。元々レイナ人気の作品ではあるわけだし。
 正直『LIGHTNING TRAP LEINA&LAIKA』の方がまだいいかもしれない。あっ、ボーグマン見んの忘れてた。

・『メガゾーン23』
 おお、建物がぶっ壊れているところを見るのは楽しいな! となるよね。このあたりの快楽は怪獣映画だけではないのである。
 80年代アニメのこの破壊への執着は何なのだろうか。よく分からんがありがたい。

・『冥王計画ゼオライマー』
 ゼオライマーの描き方が怪獣映画なのが楽しい。ロボットの表現は色々あるが、この方面はあまり多くはなかったんだよね。
 これ、ゼオライマーのフェイスが活きた形になるよなぁ。球体が光るので正面やあおり以外でも実によく映える。

・『プロジェクトA子』
 第一作がやはり破天荒で面白い。どこまでもテキトーでオバカで、しかし派手に。これでいいんだよ。

・『天空の城ラピュタ』
 正直もう見なくても脳内で完全再生できるのだが、また見た。火の手を避けて飛ぶフラップターがかっこいい。

2019まとめ

2020-01-03 18:25:11 | 雑文

 2019年は中々良い年だった。自分には珍しくゲームやっているなぁと思えたかな。
 以下、まずは特に印象に残ったものを五つ。


1 アベンジャーズ:エンドゲーム
 やはりこれであろう。このレベルのクロスオーバーヒーロー映画が今後出るかどうかさえ怪しい。
 10年間楽しませていただきました。
 お気に入りの場面は勿論アッセンブル。

2 イース9
 アドル・クリスティンの物語が好きなので、当然イースは入る。
 最後にバルドゥークを去る時がもう、ね。このてのシーンは本当に涙出てしまう。

3 ペルソナ5 ザ・ロイヤル
 追加要素はジョーカーがちゃんとかっこいいままなので良し。
 ただ、ジョーカーの物語そのものとしてはクリスマスまでの戦いで終わっておいた方が綺麗だよね、やっぱり。

4 スパイダーマン:スパイダーバース
 スパイダーマン映画、ヒーローオリジン映画としてほぼ完璧な一作。必見。
 アメコミヒーローだとグリーンランタンあたりもアニメ向きだと思うので、こんなノリで作られてくれないかしら。

5 新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION
 採点は95点。満点まであと一歩だが、最初の頃に書いた通り、ここまでのものを出されると完全に白旗上げるしかない。
 キャラクターを成長させながら、現代的なテーマを語りつつ物語を進行させる手腕が中々であった。
 その結果、早杉ハヤトがグーンと成長しちゃって規格外になってしまったのだが、そこで上田アズサを強引にぶちこんで地に足つけさせる豪快さが素晴らしい。
 映画はまだ見に行けていないのであとで……。


 あとは、思いつくまま。


・マンガ
 結構新作読んでいる気がするが、気のせいか。
 『少年の初恋は美少女♂でした。』が一番良かった。あとはティーンズラブを読んだり色々。『このはな綺譚』も楽しかったなぁ。
 萌えはいいけど、燃えはちょっと不足。長谷川裕一の新作が欲しいところ。このあたり私にも問題があるな。昔から燃えについては良質なものを、と選り好みして食べていたので、すっかりグルメ(悪い意味で)になってしまった。反省すると同時に、対策を立てねば。

・アニメ
 新作はそこそこ見ていた気がする。気のせいだな。
 一本あげると『マナリアフレンズ』かしら。女の子二人が自分たちだけの時間を過ごす雰囲気が良かった。『ダンベル何キロ持てる?』もしっかり面白く仕上がっていた。
 あとはまぁ過去作見てた。勉強勉強。

・ゲーム
 自分にしては色々やっていた。珍しい。
 『夢現Re:Master』で井澤詩織の素晴らしさを改めて実感。どうも私はあの手の声質と癖に弱いらしい。
 あとは上記の通りイースとペルソナ。『東京ザナドゥ』やったり昔のギャルゲーやったり。ちょっと遊びすぎた。控えよう。
 『戦艦少女シリーズ』はもう一つ何らかの展開をするか、大々的な動きが欲しい。コミカライズの一つもきてくれないかしら。

・小説
 上半期は児童文学を古典新作問わずダーッと読んでいた。下半期はティーンズラブやら何やら。普段読まないものも読んでいた。
 一つ選ぶと『エイリアン邪神宝宮』かなぁ。正直クトゥルーに遠慮しちゃってる感があるのが残念ではあるけれど。流石にバスンとぶっとばすのは無理だったか。

・映画
 上記の通り『アベンジャーズ:エンドゲーム』が今年一番。『スパイダーマン:スパイダーバース』も『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』も楽しかった。
 『天気の子』あたりは割愛。もっと色々見れるといいが……。
 今後は何を見ようかしら。過去の名作もちょこちょこチェックしているしなぁ。オーソン・ウェルズあたりも見といた方がいいのかしら。どうも彼の作品を見るのは、あくまで映画好きの嗜み、という気がするのだが。