大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

重松清 「ファミレス」 を読んで

2017年02月06日 | 日記
古い友人から「ファミレス」というタイトルの小説を勧められた。

さっき読み終えた。

小説を読むのも久しぶりだったが、とてもおもしろかった。

三人のアラフィフおやじたちが主人公。三人三様で個性的。

ついでに言えば著者も自分もアラフィフ。

だからなのかどうか、妙な親近感。ぐいぐい引き込まれた。

全体にはコメディかもしれないが、ちりばめられた多くのテーマはどれも重かった。

読んだ同世代はどう感じるだろうか。

友人たちに読むことを勧めたい。そしてぜひ感想を聞きたい。

「恋妻家宮本」というタイトルで映画化されているようだが映画は観る気がしない。

映画のタイトルがヘンだから。先入観・偏見か。

ちなみに自分は料理は「作る派」でなく「食べる派」。酒も必須だ。

「作る派」で率先するのは飯盒めし炊きと炭火バーベキューぐらいだ。

いや、どっちも「作る」ではないな。火かげんと出来具合を「調整・確認する係」だ。

小説に出てくる美味そうな活字たちは「作ってみたい」ではなく「食べてみたい」だった。

そうだ。

健民少年団のS野・N澤リーダーにも読んでもらって作ってもらおう。

そして食べさせてもらおう。

おれはただのズルいトロいおやじかも。小説にはたとえ端役でも登場できそうもない。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はんこ)
2017-02-07 09:57:43
親父の素敵さとともに、食に対する考えも改めて考えさせられた。出てくる女性も素敵だった。私は、調子いから、素敵な女性を見たり知ったりすると、いいとこだけ、まねできるとこだけ、つまみ食い。残念なところを見つけたら、シャッターがらがら。心にとめない。疲れる。

一番心にしみたのは、「食べてくれる人がいるからおいしく作る?」だっけかな。
もうずしりときた。
追伸 (はんこ)
2017-02-07 09:58:37
謙遜しなくても、いいとこ行ってますよ。
Unknown (神崎和幸)
2017-02-07 14:31:25
こんにちは。

自分も「ファミレス」読みましたよ。
面白いですよね。
食べることを通して家族のあり方を考えさせられました。
そのうえ最後まで楽しく読むことができましたよ。
Unknown (はやし)
2017-02-07 17:51:45
はんこさん、コメントありがとう。
自分も同じ。
かっこいい、とかダンディとか、男性もいろいろあるけど、
いいとこ取りするだけ。あるいは参考にするだけ。
作中ぐさっとくる一文は結構あったよ。
追伸のひとことは光栄の極み。
ありがたく頂戴します。
Unknown (はやし)
2017-02-07 17:57:24
神崎さん、コメントありがとうございます。
そうです。
食べること、作ること、そして家族とは・・。
誰のため・・。
私もわくわくしながら最後まで読みましたが、
途中は結構胸にささるものがありました。
いい小説でしたね。

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