熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

椿:天賜咲く、そして、花富貴

2024年04月01日 | わが庭の歳時記
   椿の天賜(てんし)が咲きだした。
   この椿は、淡い桃色の地に底白の一重椀咲きで、黄色い筒しべがアクセントの清楚な花である。
   沢山花が咲くとそれ程でもないが、小苗で、一輪咲いているとビックリするほど美しくて、私もそれに魅せられて、最初に園芸店で買った椿の一つである。
   蘂がハッキリしているので、結実して、千葉で育てた実生苗を鎌倉で植えたのだが、雑種なので、どれがどれだか分からない。
   今の庭植えの天賜は、新しく買った椿である。綺麗に咲いて楽しませてくれているが、底白ぼかしが弱いのが気になっている。
   
   

   咲き続けているのは、花富貴、
   この椿も抱え咲きで、完全に開ききらないところが良い。
   
   

   花富貴は派手ながら日本の椿という風情だが、
   マーガレット・ディビスは、バラに近い感じで、どう見ても西洋の花の雰囲気。
   別な木も咲き始めたのだが、枝変わりの苗木であったのか、花の雰囲気が違っていて面白い。白地が赤みを帯びて美しい。
   洋椿の典型のようなエレガンス・シュプリームの挿し木苗が咲き出した。タキイで買ったときには、ほんの20センチほどの小苗で、成長するかどうか心配で、10年に1㍍くらいしか伸びないと言うことであったが、挿し木苗の2本は、既に親木を越えて大きくなって綺麗な花を咲かせている。
   
   
   
   
   
   
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