ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

横棒1本

2009年02月24日 | 日々奮戦

0224_suisen ひと引きで人生を変えてしまう1本の横棒
人生はあみだくじ
昔っからそう思っていたけど

朝刊を賑わせた「おくりびと」のアカデミー賞外国語映画賞受賞のニュース
納棺師を演じたモックンこと本木雅弘さん(43)が27歳の時に友人とインドを訪れた時、遺体がいくつも流れるガンジス川で洗濯をし、子ども達が遊んでいる・・。死が身近にある日常に衝撃を受けた体験が映画「おくりびと」の企画へと育ったと。

全く状況は違うけど、インドへ行きたがっていた21歳の自分自身のことをふと思い出した。結局インドへは行かなかったハリ天だが、あの時何が何でも旅立っていたら、いい悪いは別にして今とは全く違った人生を歩んでいたことは間違いない。

自分の人生に何気なく引かれる横棒。この1本の横棒が引かれるか引かれないかで、その後の人生の選択(行き先)はがらりと変わる(ことが多い)。

が、1本の横棒はこんな大きく太いものばかりとは限らない。

この前の日曜日、山トピ仲間とのトレイルラン集合場所に走って向かう途中、健気に道路端に咲くスイセンに目が止まり、膝をついてグッとかがみ込んでパチリ。
立ち上がって再び走り出したそのドンピシャのタイミングで横の道から現れたヤフシゲさん(Yahoo!掲示板・「奥多摩発山を駆けるトピ」のトピ主さん)と出会った。
スイセンの写真なんて撮らないで普通に走っていたら、かなり先を進んでいて、ちょうどカーブがあってヤフシゲさんはハリ天の存在に気づかなかったでしょう。もちろんハリ天はヤフシゲさんとは出会わず、一人で集合場所まで行き着くことになったはず。

ささやかなる横棒だけど、これも同じ1本の横棒。
あみだくじの横棒。


【本日のトレーニング】
・16.6km/100min.+10.8km/64min.

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする