ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

TTR後半試走レポート

2006年04月10日 | トレイルランニング

昨日(4/9)の山ランレポートです。

3時半起床予定。寝るのが遅くなって自信がなかったけど、なんとか3時40分起床。
4時40分(地域行事で奮闘中のマネージャーは起こさず)スロージョグで駅へ。
駅前コンビニで食料調達。
5時12分、青梅線下り始発、青梅乗り換えで奥多摩6時着。
即、6時5分発の鴨沢西行きの西東京バスで鴨沢へ。
誰ぞやTTR試走組がいるのでは・・・という予想は見事外れ、たった一人。

6時43分、まだ一分咲の桜に見送られてスタート!
雨男でもないけど、一人山行きで快晴というのは珍しい。青空一人きり。

鴨沢グランドにてウインドブレーカーを脱いでいると、雲取方面から下ってくるランナーの姿。
今頃(朝の7時前だ)誰だろ・・・とやけに気になった。
・・・が、先があるので出発。大寺山までまずは一気。上りは確かにちょっとコツを会得したか・・・。
Oodera心拍数も130程で楽に到着(43分)。朝陽にきらめく仏舎利塔もやっぱり不気味なでかさだ。夜は怖いだろな。
ここから今年の新コース。金風呂方面に下る。広い林道で走りやすい。飛ばせる力あれば稼ぎどころ。
掲示板でも試走レポをプリントしてきたので、それを参考に確認しつつ進む。
まぁ、おかげで迷うことなく、正規コースで三頭山に到着(2時間32分)。
From_mitou富士山が正面に見事。振り返れば雲取山や鷹巣山もくっきり。
のんびりしたいところだが、何かと気がせき、先を急ぐ。
これより先はアップダウンを繰り返しながら、おおむね下りベース。気分は楽だ。
ハセツネの逆コースで、勝手知った道だというのも気持ちを楽にしてくれる。
ただ、逆だ、下りベースだと言っても距離だけはしっかりあるんだよな。
・・・が、右手には木立の間からもずっと真っ白な富士山がくっきり。何度も走っているが、こんなにずっと富士に見守られて走るのは初めてのこと。
訳もなく、富士が見えるポイント毎にシャッターを押してしまった。

浅間峠(4時間28分・チェックポイント・ハセツネ第1関門)。ここまでは実に快調。
さて、ここまで来れば・・・ってな気がして気が緩んできたか、急にペースダウン。
和田峠への分岐となる醍醐丸までがなかなか。長い。
なんせ絶好の山日和、とにかくハイカーの数が半端でない。
度々の頂上はどこもちょうど昼時だったこともあり、まるで遠足かという賑やかさ。
こんなに人がいる山を走るのは初めてかな。
ザックに付けていた鈴は「熊よけ」ならぬ「人よけ」用として大活躍。

普段はあまり摂らない固形物(おにぎり)を珍しくも2個ペロリ(五目おこわ←これからはこれだ!)。
胃が働き出すと言うことは、副交感神経優位の状態。つまり走ったり仕事したりという戦闘モードからははずれ出す。
ペースが上がらず、ちょっとだるいのは、きっとそのせいだ。まっ、いいかとダラダラ走ったり歩いたり。
いや、待てよ。前日のローラー活動計4時間35分が効いているのか・・・。
「42キロも自らの意志で走り続けられる動物は人間だけ」という話を昔何かで読んだが・・・
自分はずっと走り続けねばならないマラソンはいまいちだが、時々歩きが入る山ランはイイ線行ったりする。
これって、少し動物寄りって感じなのか・・・。
・・・なんてことをあれこれ感じながら和田峠着(6時間5分)。コーラ500ml一気飲み200円!
トライアスロンでは、エイドステーションでコーラが用意されていて、当たり前のように飲むが、山ではそう言うわけにはいかない。飲めないと思うとやけに欲しくなるコーラ。疲労回復にコーラ、コーラ、コーラ。
お金出し入れしたり、おばちゃんが忙しくてなかなか来てくれず、6分の休憩。

なんとなくこれより本日の後半戦という感じで再スタート。
陣馬山山頂、晴れていると気持ちいいね。芝生で寝込んでいたり、家族連れがシート広げて楽しそう。
今度家族と来ようか。
賑やかな人の群れの真ん中を突っ切るように走り抜ける。
明王峠。ここも人がわんさか。陣馬山トレイルレースで使われているコースでなので、知ってるくらいで一気に直進。
ガンガン下る。舗装路に出て・・・あれっ? 「相模湖まで直進100分」の案内板。間違えた!
この日、最高の心拍数で明王峠まで上り返す。都合15分くらいのロスかな。
ダラダラしてたのに、やばいってことになるとしっかり走れる。
・・・ニンゲンノチカラ。

Kobotoke景信山~小仏峠~城山・・・人がわんさかいる。今日の天気は山歩きには最高だもの。老若男女、子どももいっぱい。
すべてノンストップで通過。
予定では、ここで高尾に下ってしまうかも・・・だったけど、まだ日は高いし、この後はずっと天気も悪そう。
行っちゃえ行っちゃえ。
大垂水峠通過(8時間15分)でがぜん「あと少し」感も高まる。
ホントはこの後の小刻みなアップダウンが実にいやらしく足にこたえるのだけどね。

昨年の試走では、間違えて草戸山まで行かず、京王高尾駅へ下りてしまった。しかし、今年は皆さんの案内をしっかり読みながらコースをたどったため、不安で一度道を確認したが無事にゴールイン。
それにしても最後の金比羅神社へ向かわせる道は、地元民しか絶対わからないようなマニアックな道。
Konpiraその金比羅神社では春祭りの宴もたけなわ、「100キロマラソン、頑張ってねぇ」と酔っぱらいのおじさんの声援を受ける。おっとこの辺りを走ってくるのは、例の奴らと知られているらしい。

10時間43分(うちロスタイム約13分)。例によってザック一度も下ろさず、ほぼノンストップラン。
あ~、疲れた。
綾南公園のグランド脇のベンチにザックを下ろして、Nekoronde寝ころぶ。
半分でこんなに疲労困憊、本番は大丈夫かいな・・・ってちょっと思って・・・
大丈夫大丈夫、あわてて打ち消す、空元気。

スントt6データ(最後に表示がおかしくなっていたが
・60,70km  10時間43分33秒
・平均心拍数122 最高心拍数153
・上り合計 3645m
・下り合計 4056m

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗のレース奮戦記
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
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