浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

猛暑

2017-08-09 22:22:19 | その他
 今日はとても暑かった。家の中にいても汗が噴き出てくる。長男夫婦が数日滞在するというので、片付けにいそしむ。子どもが出て行ったあとは、日常使用している部屋以外は「物置」のようになっているから、片付けがとにかくたいへんなのだ。

 子どもというのは、高校を卒業すると家からほぼ離れ、よそに住んでいる人と結婚し、どこかに住む。私の周辺でも、大学に進学させた家では夫婦だけの生活というのが多い。

 静岡県は大学が少ないので、大学進学というと東京、名古屋、関西などへ出て行く。そしてそのまま大都市圏に住み続ける。

 こういう状態をなんとかしようと、静岡市なんかは取り組みを始めたが、まあ無理だろう。というのも、大学卒業後の就職が難しいからだ。

 高校の同窓生でいなかに帰ってきた者の就職先は、浜松市役所などの公務員、ヤマハ、ヤマハ発動機、遠州鉄道くらいで、あとは家業を継ぐために帰ってきた者。要するに、就職先が少ないのである。

 しかしこれはどこの地方も抱える問題である。東京一極集中のため、本社機能が東京に集中し、地方から次々と本社が去っていくから、結局就職というと、首都圏になってしまう。

 もう国土の均衡ある発展、という看板はとっくの昔におろされている。


 昨日は某氏の書評をデータ化したが、その書籍と真正面に取り組んでいてよかった。送られてから一度読んだきりであったが、読み直してその書籍の特徴が理解できたようだ。

 
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