浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「共謀罪」の凶暴さ

2017-06-10 06:28:41 | その他
 『週刊女性』は、社会問題をきちんと報じている。

http://www.jprime.jp/articles/-/9824
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通訳と翻訳

2017-06-10 05:58:30 | その他
 物議をかもし続けているトランプ大統領。アメリカ国民の多くも困惑していることであろう。本来、権力のトップにはなるべきではなかった人物がその地位にいる。そしてそこから発せられることばは、尋常ではない。
 
 トランプの宣伝戦略は、Twitterの駆使である。トランプが何を考え、何をしようとするのかを知るためには、Twitterを読まなければならない。それが通訳や記者たちを泣かせているのだという。

 なぜか。まず「論理性の欠如と事実関係の疑わしさ」。トランプが書き込むTwitterをそのまま翻訳することは難しくはないという。しかしその発言の中に含まれている事実誤認と差別的な表現をそのまま訳すと、通訳自身の「常識や知性が疑われる」。だからとてもたいへんなのだという。

 そしてトランプのスピーチ。トランプは「複雑で長い文章を話したり、難しい言葉を使ったりしないので、理解することは容易」であるが、「未完成な構文や同じ形容詞の乱用、語彙の貧しさ」が特徴なので、意味の通る訳を生み出すのはたいへんな苦労だというのだ。

 要するに、トランプには知性が欠如しているということだ。知性が伴わない権力者ほど始末に困る者はいない。

 しかしながら、私たちはそれをかなり前から経験している。

 以上は、『Journalism』6月号の、「ニュース翻訳を考える」の紹介である。

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