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北朝鮮、中距離ミサイルを東部に移動―発射なら日本方向

2013-04-06 09:40:41 | 経済
wsj日本版から

北朝鮮の中距離ミサイル(2010年、平壌)

韓国の金寛鎮国防相は4日、北朝鮮が中距離ミサイルを東部の日本海沿岸に移動したと述べた。同相によれば、試験発射ないし訓練の公算が大きいというが、朝鮮半島の緊張が高まっている中での動きだ。

 アナリストによると、このミサイルは北朝鮮建国の父、故金日成主席の誕生日で最も重要な祝日である4月15日を記念して月内に発射される可能性がある。

 また北朝鮮は同じく4日、同国内にある開城工業団地への韓国人労働者の立ち入りを前日に続いて阻止した。北朝鮮は米韓合同軍事演習が実施されている間、韓国に圧力を加え続けている。

 中距離ミサイルは米本土に脅威にならないが、発射されれば軌道は日本に向かう公算が大きく、日本政府を懸念させている。北朝鮮は1998年と2009年にミサイルの発射実験を行い、日本本土上空を通過して太平洋上に着弾した。北朝鮮にとっては、日本上空を通過する軌道が太平洋に至る最も容易なルートだが、日本政府はこれを本格的な挑発行動とみなしている。

 菅義偉官房長官は定例記者会見で、このミサイルの質問に対し、「日本は米国や韓国と緊密に連携しており、最悪の事態にも国民の安全をしっかり防衛できるような態勢で取り組んでいる」と述べた。


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