読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

初めて経験したドタキャン

2010-02-26 16:40:54 | 暮らしの中で

今日は私の班の人が亡くなり、その人の葬儀が有った。
私はこの三月まで班長の役割が有り、その葬儀の受け付けを
頼まれ、もう一人の同じ班の副班長とも言うべき役の人と一緒に
その受付をやる事になっていた。その受付での混乱を避けるため、
もう二人ほど応援の人を受け付けにと頼んであった。
頼んであった一人は暇なのでいつでも手伝いますと言う返事は貰っていたし、
もう一人の人は喪服も準備出来ているので、とわざわざ言いに来てくれた人であった。
が昨夜その二人からのドタキャンが有った。私は少なからず慌てた。
今朝になって、副班長の人から別の人たち、二人に今朝、偶然、逢って
受け付けを頼む事が出来たとその後、直ぐに電話が有った。葬儀には間に合った。
ホッとした。そして葬儀の受け付けの仕事は無事に終える事が出来た。

コーチング産業

2010-02-25 09:35:31 | 暮らしの中で

The coaching industry is still in its infancy.と言う文がメルマガに有った。
遺伝子工学はいまだ初期の段階にある。
Genetic engineering is still in its infancy. と言うように
まだ揺籃期に有ると言うin its infancyのフレーズの解説の中に出てきた
言葉だがコーチ産業と言うのが判らなかった。

coach は「 指導者、指導する」の意味しか知らなかったからこのメルマがを
読んでみると。
ロンドンでは「長距離乗合バス」の事をcoach 言っているのだそうだ。
そこで、そのメルマガ作家が調べてみたそうだ。次のようなことがわかったと言う。
最初に駅馬車が作られたのがハンガリーの Kocs という小さな村で、
これがフランス語の coche(駅馬車、乗合馬車)になり、さらに英語の coach
になった。
やがて名詞の coach(長距離乗合バス)は「人々をある場所から
別の場所に輸送する」という意味の動詞として使われるようになる。
そして、抽象的な表現として「目的や目標、勝利まで運ぶ」という意味で
教育やスポーツの世界でも使われるようになったと言う事だ。
それにしてもコーチは産業と言われるほどに発展中なのか。

音声認識+自動翻訳=電話傍受機?

2010-02-24 13:56:54 | パソコン
「異なる言語を話す相手との電話での会話を殆ど瞬間に翻訳する技術が現れた」と英タイムズ紙a>電子版が報じ、話題となっている。グーグルの携帯用OSアンドロイドを使った電話が小型の自動通訳電話に変わるという事だ。

「グーグルによれば音声認識と自動翻訳という従来の技術を進歩させ、数年内に基本的なシステムを完成することを目的にしている。世界には6千語以上の言語があり、成功すればコミュニケーション革命が起きる可能性がある」と、記事は伝えている。

 最近躍進を続けている自動翻訳と音声認識という2つの技術を結合させるアイデアだ。アイディアそのものは新しいものではない。グーグルは05年に行われたマスコミ向けの工場見学会の機会にこの技術について仄めかしてはいた。完成まであと数年と言うが、この新技術は確実に完成を見る事が出来るのか、そうなったら私たちの生活はどう変わるのかが注目されているのである。


久しぶりの洋書

2010-02-23 09:18:29 | 読書

小説は普通、歴史小説以外は読まない。時代小説も読まない。読んでも、日本の小説が
英訳されたものを読んできた。反対に洋書は推理小説だけだった。
昨日久しぶりに洋書を読みたいと思い出かけた。洋書は近くの書店にはない。
大手のチェーン店の本屋のホームページにメールを出し、洋書の置いてある支店を尋ね、その返事が
来たのでその店に行ってみた。洋書の数はその返事のメールに書いてあった通り
少なかったが、以前に読みたいと思っていて迷い、買わずにいた本が見つかった。
小説ではなく日常の事物に関する小史だ。

人は転ぶと

2010-02-20 09:36:20 | 暮らしの中で

新聞のコラムに「人は転ぶと石のせいにする、石が無ければ坂のせいにする、坂がなければ靴のせいにする。人は自分のせいにはしない。」と言うイスラエルの諺が載っていた。この諺は昔、森繁久弥がテレビのコマーシャルの中で言っていたのを聞いた事がある。何のコマーシャルだったかは憶えていない。スケートの織田信成選手は靴紐が切れて七位におわったが自分の失敗を靴のせいにはしなかったようだ。

medicine と drug

2010-02-19 09:51:24 | 読書

medicineの意味は薬であるが、drugも薬だ。違いが有るのだろうか。
英英辞典で調べてみると。
medicineについては
a substance used for treating illness, especially a liquid you drink

Medicine is the treatment of illness and injuries by doctors and nurses.

drugについては
[drug]
a medicine, or a substance for making medicines
A drug is a chemical which is given to people in order to treat or prevent an illness or disease.

medicine とdrugは余り変らないように見えるが、drug の方が意味が広く思える。

drug についてもう少し見てみると

[drug]
a substance such as tobacco, coffee, or alcohol, that makes you want more and more of it
タバコやコーヒーも drug だと言う事が解った。(知らなかった。)

medicine が医者が調合する医薬品だとすると、drug は medicine の材料になる科学物質全般と言えるらしい。体に何らかの影響を与えるものが drug と言えるようだ。(タバコは確かに悪い影響を与える。)
だからdrug には違法なドラッグという意味もある。

[drug]
an illegal substance such as marijuana or cocaine, which some people take in order to feel happy, relaxed, or excited
と言うようにマリファナやコカインもドラッグだ。


アキバの意外な過去

2010-02-18 10:34:23 | 歴史

NHKのテレビで今夜、「ブラタモリ」と言う番組が放送される事になっている。
秋葉原の街が話題とされるらしいが、その番組の副題に「アキバの意外な歴史」と
書かれてある。秋葉原の始まり、或いはその街が出来る契機は江戸時代の明暦の大火又は「振袖火事」と言われる大火から始まるはずだと言う記憶がある。
どんな内容かそれを見てみたいと思っている。
明暦の大火(めいれきのたいか)とは明暦3年1月18日(1657年3月2日)から1月20日(3月4日)にかけて、当時の江戸の大半を焼失するに至った大火災。振袖火事・丸山火事とも呼ばれるものである。

古田織部のこと

2010-02-17 10:25:47 | 読書

NHKの「歴史ヒストリア」を見ていた。古田織部が「ひょうきん戦国武将」として描かれていた。
千利休の弟子であった織部は頼まれて茶器の鑑定などをして収入の足しにしていた事は司馬遼太郎の小説にも出て来る。NHKのその番組と司馬遼太郎に共通していたのは、織部が茶器を故意に割ってそれをまたつなぎ合わせると言う事をやっていた事だった。その行為をNHKの番組では茶器の形や模様の不規則さに織部は面白さを感じていたような描き方をしていたのに対し、司馬遼太郎の小説ではその行為は茶器の古さを強調し茶器の価値を高く見せようとした行為として記述されていたことだった。

子規庵はそば屋?

2010-02-16 14:15:13 | 読書

正岡子規の旧居、子規庵は東京、上根岸に有る。司馬遼太郎はこの子規庵を幾度も訪れているがその度に道に迷ったと言う。ある日、また道に迷い、近くにあるそば屋に入った。そばを注文してから思い出したようなそぶりで「それはそうと子規庵は何処に有りましたか。」とそば屋の主人に訊くと、土間にいた入道顔のあるじが司馬の顔をじっと見てから、不意に奥に向かい「この近所に子規庵と言うそば屋があったけ。」とどなったそうである。近所でももう子規の旧居はあまり頓着されていないらしいと司馬遼太郎が書いている。

伝書鳩のはじまり

2010-02-14 10:43:42 | 読書

伝書鳩の話は古く、旧約聖書のノアの方舟の物語に出て来るそうである。方舟から放たれた鳩が木の枝を咥えて帰って来て水の下から陸地が現れた事をノアに知らせたと言う。紀元前からエジプトの漁師達は海の通信に鳩を使っていた。ローマでは戦争の状況を報告するのに鳩が使われている。渡り鳥の帰巣性を利用したもので1000キロの距離から巣へ帰ってきた伝書鳩の話も伝えられているそうだ。