読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

男>女

2009-11-29 13:17:58 | 新聞

中国では乳児や幼児の誘拐、その人身売買が深刻な問題になっている事は米誌「TIME」のホームページでも読んだことが有る。中国の一人っ子政策がその原因であると言う事だ。中国では一家の後継ぎに男子が好まれる。最近は検査で生まれる子が女児であることが判ると違法な中絶が行われるのだ。女性人口が極端に少ない社会になるのである。若年男性の人口が女性人口に比べ3331万人も多いと言う発表である。
一般的な出生比率は女100に対し男は103~107だとされるが中国では2005年で女100に対し男が120.49で2008年には120.56に達し男女人口の不均衡が世界最大となったと南海大学人口発展研究所が調査結果を出している。

IHだから

2009-11-27 14:04:00 | 宗教

この地方の町内会は何処でも昔からやっているからか火伏せの神、秋葉神社のお札の斡旋をやっている。それぞれの町内に秋葉の神を祭る小さな祠が有るようだ。今年は私もその秋葉神社のお札の注文を取る当番に当たっており、そのお札の希望者の注文を取った。
私の息子は他の町内に入っているがそこでも矢張りお札の注文が有った。が息子は、うちはIHなので関係が無いからお札をの注文を断ったと言う。なるほどと思った。秋葉の神様はIHまでは予想しなかったに違いない。IHでは炎は立たない。

「街道をゆく」に架空の人物?

2009-11-26 13:45:58 | 読書

秀吉が朝鮮に出兵したとき日本の武将の中に朝鮮側に投降した者が少なからず有った。その中に沙也可と言う武将がいた。朝鮮ではそのような者を降倭と呼んだが沙也可はおそらく沙也門(サエモン)で対馬の島民あろうと司馬遼太郎が書いている。その子孫の金在徳氏と言う人が居る。愛知県春日井市の森さんと言う人がこの金氏を司馬遼太郎が「本の内容を盛り上げるための架空の人物」だと思っていたそうである。実際に森さんは韓国へ行き、金在徳氏の一族と会って沙也可の子孫が実在することを確かめる事が出来たそうである。
それにしても森さんは何故、金在徳氏を架空の人物だと思ったのだろう。「街道をゆく」は小説ではない。私は随筆だと思うが司馬遼太郎は自分には随筆は書けないと言っているしドナルド・キーン氏と対談するときも「文学のはなしをしないのなら」と言う条件で対談している。何れにせよ、ここに架空の人物を登場させる理由は無いと思う。「竜馬がゆく」は小説であり、この作品には架空の人物が登場するが。

色鉛筆を失ったので

2009-11-24 11:00:30 | Weblog
名古屋から孫が遊びに来た。何時もなら色鉛筆で絵を描いて遊ぶのだが今日はその色鉛筆をどこへ片付けたのか忘れてしまい見つからない。そこで私が何時も使っているMVペンという、パソコンの画面で線画が書ける機器でパソコンのディスプレイに絵を描かせて遊ばせる事にした。使い方を教えるとやはり、覚えるのは早いものだ。

本が先に無くなった

2009-11-22 09:55:40 | 読書

今日は中学校の廃品回収が行われた。前の晩、遅く新聞や広告の紙を一まとめにし家の前に出しておいた。各家庭から出されたそうした廃品を中学生とその父兄が各自で車を出し合って回収し、廃品業者に売り、その資金が中学校の備品購入などに当てられるのだが私も読んでしまった単行本10冊ほどを紐で括り新聞や広告の紙の廃品と一緒に昨夜の遅くに家の前に出しておいたが、今朝、廃品の回収時刻前に見てみると本の回収品だけが無くなっている。誰かが本だけを先に持ち去ったようだ。少し不愉快になったが、考え直してみるとその本は廃品として出してしまえばもう読まれる事はないが、持ち去った人は多分その本を読んでくれるのではないかと思い直した。

続「再生医学」

2009-11-21 09:56:09 | 読書

再生医学の技術が開発されるわけは何らかの理由で欠損した生体組織を自分の生体の組織を使って修復しょうと言う事にある。人間の耳を背中につけたマウスはデモンストレーションのために行われ、世界中に衝撃を与えたが本人の細胞を取って増殖、再生させ本人に移植するのである。これで拒否反応などの移植免疫の問題が生じないと言う事なのだ。今は組織の再生しか出来ないが、いずれは臓器の再生を可能にさせ他人の臓器を貰うのではなく自分自身の臓器を使えるようにするのが目的の再生医学なのである。

再生医学

2009-11-20 10:36:32 | 読書

大分前、テレビで人間の耳を背中に付けたマウスが走り回る映像を見た事が有る。
再生医学というのだそうだ。アメリカではティシューエンジニアリングと言う。この映像は立花隆が1999年、アメリカの先端医学を取材していたものが放映されたものだった。TBSで「ヒトの旅、ヒトへの旅」(99年5月5日放送)と言う番組だった。この番組で人間の耳を付けたマウスが走り回った。もとはイギリスのBBCが作ったドキュメンタリーで世界中に大ショックを与えた。日本でもTBSの後、NHKがドキュメンタリーにした。人間の耳が切り取られマウスに付けられたわけではなく、ティシュエンジニアリングと言う再生医学の技術でマウスの皮膚に育った耳なのだそうである。人間の耳の軟骨から細胞の一部を取り出し、培養する。そしてポリグリコール酸と言う高分子化合物で足場を作り、その上に細胞をまいてバイオリアクターの中で育てるのだそうだ。本で読んだだけではよく判らないがこれで耳の形に育つのだと言う。
立花隆著「再生医学」中央公論社より

ウィルスソフト入れ替え

2009-11-19 14:39:05 | Weblog

パソコンのウィルスソフトの期限が来月の二日になっている。以前、ソースネクストで色々なソフトを買い、それでポイントが貯まり、そのポイントでダウンロードした一年間有効のソフト「ウィルス・ゼロ」が有って、長い間使わないままになっていた。今回、期限切れになるウィルスソフトはノートンのものだがウィルス定義の更新をこのソフトが始めると他のソフトが途端に重たくなるので困っていた。このノートンのウィルスの防御率は高いと聞くが入れ替えた「ウィルス・ゼロ」の防御率はどうなのだろう。防御率の最も高かったのはフリーのソフトだったと言う事をある有名メルマガの作家が書いていたのを読んだ事があるが・・・。

また、パソコンから雑音が

2009-11-18 15:08:40 | Weblog
以前、パソコンから雑音が出るので息子に見てもらった。CPUを冷却するファンの音だろうと言う事でパソコンショップでファンを買って取り替えたがやはり音はする。以前から雑音が出るままで使っていると暫くしてその音が出なくなる事が有った。ファンを取り替えても同じ状態だった。雑音が出るときは有るが出ないときもあるのだ。原因は判らないままでソフトは無事に動いているので、ただ喧しい事だけを我慢して使っていた。がここ二、三日またその音が大きくなって困っている。

黄綬褒章の貰い方

2009-11-17 16:06:01 | 新聞

この道一筋と言う仕事人に黄綬褒章と言うものが贈られる。
この章は政府の方から「どうぞ、お贈りします。」と言うものではなく
地方自治体や役所が候補者のリストを作り「今度は、この人に贈ろう」と決まったら
、その人物について調査した上で、内々に意向を打診し「貰います」と言う返事を
した場合に「それでは推薦します」となって上級官庁にそのリストが行き、審査され、贈る段取りになるのだそうである。つまり「欲しい」と言わなければならない。職人にはそれが一番嫌な事なのだが。