今日5日は「アルバムの日」らしい。
海外に出るたびに写真を撮りまくった。その数100冊はあるかな。なにしろ乗り物の切符、ホテルの宿泊やレストランや現地マネー両替のエビデンス、観光パンフレットの切り抜き、コインなど様々な記念物も貼ったので、旅の回数が増えるとともに冊数も増えた。
当時は自撮りなどできない。できてもする気はなかっただろうけど。それでも自分を被写体にしたいときもある。つまり人に頼むことになる。誰にお願いするか。
最適は依頼は子供連れの地元の人だ。そしてその子と一緒に撮ってもらう。子どもは人質となるからだ。つまり、後ずさりしてカメラを持ち逃げされる懸念がないのだ。その上、ひとりの写りより地元の子とのコラボレーションは見映えがする。
それができないときは、カメラを持った女性または年配男性の観光客が狙い目になる。持ち逃げの心配はないし、カメラに手慣れているだろうから写真ボケのヘマはしないのだ。
ただ、ある時から被写体さがしにうろうろする愚をやめた。そのうえ、ファインダーを覗くことばかりでは視覚狭窄になってバカバカしいと気が付いた。
それ以来カメラの持参をよした。新たなアルバムは増えなくなった。