午後の森でひと休み

蓼科の「カフェ 午後の森」マスターの巣籠もり日記。午後の森から見える信州蓼科・八ヶ岳のすばらしい自然、生活・・・。

家康六男・松平忠輝、諏訪での配所生活を想う。

2017年02月17日 23時57分24秒 | 日記
朝夕、プラス0℃の暖かい金曜日、
夜、上諏訪駅前の「すわまちくらぶ」で開催の
「~家康六男・松平忠輝と諏訪家~」をテーマとした講演を聞く。
忠輝は24歳で家康に勘当され、
伊勢から高山、そして諏訪に35歳で預けられて
92歳で歿するまで幽閉された。
配所での幽閉生活は、80人以上の家来をかかえ、
毎年公儀より300人扶持、金子500両が支給され、
諏訪藩からも薪千駄が贈られた。
藩主は、年頭、五節句、参勤から帰国した際には南の丸の忠輝に挨拶に伺った。
晩年には城下町を自由に散策し庶民との交流もあったようなので、
御柱祭も楽しんだと思われる。
忠輝がたしなんだ金春流の能楽、俳諧、書画などは、
諏訪家歴代藩主に影響を与えたようだ。
以上、忠輝公菩提寺の貞松院住職による詳細な資料を基にした説明を聞く。
50人ほどの聴衆で満員の部屋は、質問も活発で熱心に聞き入る。
私も手を上げさせていただきましたが。

写真は、部屋に掲示してあった諏訪湖古地図。
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