=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

象さんのお鼻?(穿孔機-角のみ盤)

2009年07月09日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
授業では穿孔機、つまり穴を開ける機械の説明まできました。

こちらの機械は、ドリルに四角い刃をつけることで、私たちが苦労してあけるほぞ穴をいとも簡単に開けてくれます。

先生の説明を聞きながら、機械の箇所で私は気になってしまったところがあり、どうしてもそれの使い方にに思いをめぐらせてしまいます。

それが、写真の左側にあるニョキッって出ている象の花のような筒。

モーターからつながっているところを見ると・・・・

空気を出してゴミを吹き飛ばすのか、吸い取るのか?

どうでもいいところかもしれませんが、気になってしまうともう駄目です。
なかなか思い出せない昔のアニメの名前のようで、気になってしまいます。

質問しようかなと思ったところ、
最後に先生から説明がありました。
実は意外と重要な部分だったりして。

正解は、空気を噴出する役目があります。

ただし、その使い方の意味は3通りの理由がありました。

実は、この空気が当たるところは四角い刃がついたドリルのところなのですが、四角い刃の4つの側面のうち一面は穴が開いています。

この穴をどの方向に向けるかによって意味が異なるのです。

①(写真で見て向かって)左側に穴を向ける
熱くなったドリルを、空気で冷却する

②正面に向ける(写真の状態)
木くずのつまり具合がわかる

③右側に向ける
空気で木屑を飛ばす

つまり、穴を後ろ側に向けることはNGで、
それ以外はOKということです。

「正解はなく、不正解はある」

ということです。

象さんのお鼻、覚えておきましょう。
(って、そんな重要じゃない?)

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