テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

アコギ生鳴りを音源化してみた

2017年11月24日 | 日記
昨日は一日中アコギを弾いていたのだ

時間がある休日には何故だかアコギやウクレレに手が伸びる

理由は不明なのだ




自分の手持ちのギターをすべて褒めるのも何だが・・

このギターも大当たりのギターなのだ




考えてみれば当たり前なのだ

気に入らないギター、不要なギターをすべて手放してしまったのだ


つまりは手元に残ったギター達はすべて『必要なギター』という事になる

エレキ弾きの皆さんはアコギには興味がないと思う


仮にあったとしても購入には至らないと思う

それで良いと思うのだ


実はエレキとアコギでは奏法やギターに対するアプローチが全く異なるのだ

エレキ的な弾き方だけでは飽きてしまう

宝の持ち腐れになってしまう事も多い


エレキに関してはそこそこ自信がある私もアコギは修行の身なのだ

アンサンブルの中で鳴らす為に購入したアコギも気付けば『ソロ演奏』を目指しているのだ


”ギター一本で曲を弾く・・・”

というスタイルを目指しているのだ


最近は材の不足からリッチライトという紙素材を用いる事が多い指板なのだ



アコギは『エボニー材』がお約束なのだ


何故、アコギにエボニー材なのか?

私には説明できない

硬いエボニーは音の立ち上がりが早いと言われているが・・・


とにかく硬いようだ

ローズウッドが用いられる事が多いエレキは経年変化で指板が痩せる

ストラトもレスポールも材が変化するのだ

読者の皆さんがお持ちのギターは如何だろうか?



特にこの辺りが削れたようになってはいないだろうか?


エレキの場合、むしろそれは『味』になっているように感じる

レスポールでもカスタム系はエボニー材なのだ


私のアコギ同様に何年使っても指板に大きな変化が現れない

それを善しとするか?否か?は好みの問題なのだ


話をアコギに戻そう・・

このアコギは相当に手を加えているのだ


派手な改造ではない

楽器としてのカスタムなのだ


アコギの最大の難点は『ピッチの甘さ』なのだ

エレキからの転向組が最初に戸惑う部分なのだ


高級なギターと安ギターの差が出る部分でもある

解決策は『サドル』だけなのだ


エレキの場合、ドライバーなどで調整する

アコギはサドルを削る事で調整するのだ




デフォルトの状態も悪くはなかったが・・

納得できない部分もあった


結局、自分で作り直したのだ

過去に何本かアコギを買った事があるが結局すべて作っているような気がする


以前に使っていたヤイリのミニもサドルを自作した

この一手間で劇的にギター化するのだ


『アコギ職人』にとっては日常らしい

エレキ弾きには手が出せない領域ともいえる


私はプレイヤーでもありギター職人でもあるのだ

エレキもアコギもメンテを含め『一人前』なのだ


どんなにギターが上手くても自分のギターの面倒を見れない人は半人前なのだ

賛否両論あると思うが・・・


これは私の持論なのだ


『自分の好み』は自分自身が一番理解しているのだ


楽器店にメンテを依頼した場合、『普通』に調整されて戻ってくる

店員さんのスキルによって差が大きいのも困りものなのだ


楽器店によってはメンテを軽視している店がある

入社数年目の新人に任せる所も多い


お客さんを引き留めたいならば、そんな部分に重きをおくべきだと思う

販売は誰でも出来る


ネット時代に求められるのは『プロショップ』なのだ


自分で何でも解決できるならば尚楽しいと思う


私の行きつけの楽器店のギターの先生はすべて店員さん任せなのだ

「何かネックの状態が悪いみたい・・」

「調整してくれる? 順反りなのかな?」

意外にメンテには疎いのだ


プロが故にギターの状態を的確に伝えることは出来るようだ

「昔からメンテとか苦手なんだよね」

「いまだに弦も上手く張れないないし」

これで良いと思う


万能な人間など少ないのだ

ギターの先生はコピー曲を生徒に教えていれば良いのだ


それ以上でも以下でもない


ギターの扱いに長けているならば、他の職業選択肢もあったと思う

ギターのプロも色々なのだ


今回の音源は生鳴りがテーマなのでプリアンプを通していない



かなり精度が高い

マルチのチューニングメーターに肉薄するくらい高性能なのだ

しかも省電力なのだ


電池を準備しているが出番がない



いつ切れるのだろうか?


最近はこの弦がお気に入りなのだ




今回の弦もこの弦なのだ

そろそろ交換時期を迎えているがまだ使っているのだ

伸びきった弦は音がショボいがピッチが安定しているのだ


アコギの場合にはエレキとは少しアプローチが異なる

エレキの場合には使い古した弦はピッチが甘くなってくるのだ


弦のテンションの違いも影響していると思われる


ハードケースをお使いの方は気休めの乾燥剤を入れておく事をお勧めしたい



この時期は総じて乾燥するが夏場はケース内の湿度が高くなる


湿度調整シートもお勧めなのだ

私は二枚使っているのだ


レスポールとストラトのケースに入れているのだ

数年前の梅雨時に湿度変化を感じた

湿度を表示するマークが変色していたのだ

「ちゃんと機能しているんだね・・」

眉唾が確信に変わったのだ


ハードケースの最も優れた管理(保管方法)は『使う事』なのだ

頻繁に開け閉めすることが良いのだ


ギターも同様なのだ


人間が快適に生活できる環境がギターにとっても快適だといえる

湿度や温度にシビアになる必要などない


ギターは繊細な道具だが・・

その一方では意外に丈夫だったりするのだ


むしろ、良く弾き、触れる事で『異常』に気付くことがきでる

この季節は乾燥によってトップ板にヒビが入る事がある


心配無用なのだ

アコギの話なのだ


エレキは外に置いて置いても大丈夫なのだ

ボディに限った話だが・・・


そのくらい丈夫なのだ

異常に塗装に神経質になる人がいるようだが・・


ギターは道具なのだ

その程度は想定内なのだ


最近の塗装はとにかく強い

ラッカーやポリなど関係ない


変色する事もない

ましてや溶けるなんて事は皆無なのだ


仮にギターに異常が見つかったならば、自分の部屋の環境を疑った方が良い

これは本当なのだ


私の基本は置きっ放しなのだ

スタンドに立てかけているだけなのだ


ネックが反ったならば直せば良いのだ


反るネックがダメという事はない

レンチ一本で簡単に『調教』ならばそれで良いのだ

読者の皆さんのネック(トラスロッド)は如何だろうか?


ギギギ・・ ガガガ・・・

動きが渋くはないだろうか?

動きが悪い場合、何度かロッドを回す事で解決することも多い


専用の潤滑スプレーやグリスを塗布するというケースもある

大事なギターならば一度、楽器店に相談してみると良いと思う


読者の皆さんを納得させる回答が得られる楽器店は良いショップなのだ

『何だろね~ この人・・言ってる意味が分らないな』

という場合、他のショップを探してみても良いと思う


ギターにも当たり外れがあるようにショップも一律ではない

『行きつけの楽器店』を作っておくのも心強いのだ


ネットオンリーの人は『孤立状態』に陥っているのだ

今までの買い物や時間の経過がギターライフにまったく役立っていないという・・・


僅かな値引きやポイントも魅力だが・・

それよりも大事な事が多い


ギターライフを快適に継続させたいならば、それなりに考えるべきなのだ

節約するならば、他の事ですれば良いと思う


少々、脱線してしまったが・・・

実はこのアコギも数々の不調を克服しているのだ


メンテ自慢の私でも解決できない事が沢山あったのだ

行きつけのショップが助けてくれたのだ

「料金なんかイイですよ・・」

という事も多々あったのだ


有り難い・・・


今回は『生鳴り』という事でBR-80のコンデンサーマイクを使用した



ノイズが多い音だがリアルな録り音でもある


アコギのボディの鳴りやネックの振動を音源化することは難しい

本当に心地よいのだ

エレキでは感じられない独特の響きに酔えるのだ


コード一発だけでも楽しいのだ

アコギを経験してエレキに戻ると実感できるほど上手くなっているのだ


アコギの強い弦のテンションに耐えられる指先と握力が鍛えられる

アコギは気を抜くと音がビビるのだ



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