テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミーペイジの『レスポール音作り』のツボ

2017年11月12日 | 日記
本日は秋晴れの良い天気なのだ


昨日は愛車で出かけていたのだ

週間天気予報では雨マークが付いていたが・・

久々に予報が外れたようだ


コンピューターを導入した精度が高い予報にも誤差があるようだ

激怒する人もいるだろうが・・

私は意外に寛容だったりするのだ

天気予報の外れも広義の意味では『ハンドルの遊び』だと思う

気象予報士も人間なのだ

難関試験をクリアした人達にもミスはある

少し安心するのだ


昨日はここ最近作ったコピー曲をコピーして車のオーディオで聴いてみたのだ

自宅のヘッドフォンとは違う空気感が最高に気持ちイイ

最近の車載のオーディオの音質は目を見張るくらいに向上しているのだ

私は音にはお金をかけているのだ

BOSEというメーカーのキットで統一しているのだ

ちょっとだけ自慢させていただきたい

カスタムショップ製のレスポールが買えるくらいの金額を投入しているのだ

家族は正確な金額を知らないのだ

教えない方が幸せになれるという事もある


自分が作った(今回はコピーだが・・)曲を愛車で楽しめるということは最高に幸せなのだ

ギターを弾いて入る人は五万といると思う

さらに一歩踏み込んでパソコンで録音などを楽しむ人も増えてきた

自分が録音したギターを車の中で楽しむ人は私の知り合いにも少ない

少数派なのだ


大音量で聴いてみて気付いた事があるのだ

「ん? 何か音が違うなぁ・・・」

こんな感じになると止まらない


本家の音源と交互に聴き返してしまうのだ

徐々に楽しむというレベルを超えてくるのだ


結論から先に述べるならば・・

ペイジ師匠のレスポールの音はもっとカリカリしているのだ



極端に低音部分が削られているのだ


巷ではレスポール=太い音というイメージが定着しているが・・

ペイジ師匠の音はある意味ではまったく逆の音にも感じられる

「ジミーペイジの音って単体で聴くと微妙なんだよね・・」

「パンチがないっていうか・・迫力に欠けるっていうか・・」

「でもツェッペリンのオケの中で聴くと完璧なんだよね 不思議だよね」


いまさらだが・・

あらためて本家レッドツェッペリンの音源を真面目?に聴いてみたのだ

ペイジ師匠のギター単体の部分に耳を傾けてみる

まったくロー(低音域)が感じられないスカスカな音なのだ



これも計算なのだと思う


低音域はベースとドラムに任せるという・・

音域がバッティングすることによる音抜けの悪さに当時から気付いていたのだ

同時代の他のバンドの音も聴いてみた

良くも悪くもレスポールらしい低音が豊かな音に感じられた


あおくまでもペイジ師匠の源流には最初の一本であるフェンダーのテレキャスターの音があるように感じる

カリカリした弦の鳴りをとても大事にしているように感じられる


それが結果としてバンドの個性に繋がっているのだと思うのだ

今回は真面目に音楽とギターを語っているのだ


ここ最近はストラトの使用頻度が高い

弾く音楽も聴く音楽もシングル主体の音なのだ


レスポールの出番が少なくなっていたのだ

何となくハードロックが幼稚に感じられた時期があるのだ

「うりやぁ~ってロックリフだ~」

といおじさんの悪影響もあると思う


ハムバッカー=ロックおじさん・・

というイメージが私の中で定着していたのだ


イメージとは恐ろしい


いまさらだが・・

あらためてレッドツェッペリンの有名曲を弾いた事でレスポールやハムバッカーの良さを再認識したのだ

実は音源の一部でレスポールを使用しているのだ

7割くらいはZO-3ギターの音だったりする

いずれにしてもピックアップは『ハム』なのだ

「やっぱりロックにはハムだな~」

「ロックって気持ちイイかも・・?」

少し勘違いしていた自分を悔い改める結果になったのだ


古い時代のハードロックは深い

真面目にコピーしようと思えば、結構難しい


フレーズだけを上からなぞってコピーだと豪語する人も多い

”◎◎を弾いてみた~”

的な動画投稿に多い


気楽だが・・雑なのだ

作っている人もそれを聴いて(観て)いる人達も雑なのだ


昨今のギター業界を象徴しているようで面白い


私のように徹底的に攻めるという姿勢はある意味でアンチであり時代遅れに映る

このようなギターブログを待っていたという人にとっては当ブログは大いに役立っていると思う


読者の皆さんのギター魂を刺激していると思う

如何だろうか?


当ブログくらいの規模になるとかなりの人が閲覧してくれているのだ

ギターを始めたばかりの初心者もいると思う

一方では自らが発信者であるギターブログの運営者も閲覧していると思う

宣伝絡みでギターブログをアップしているギターのプロ(ギター講師など)も意外に読者だと思う

「今日はコピー音源をお届けしたい」

という感じでチョロチョロと音や映像をアップし始めているのだ


「久しぶりに作曲とかしたくなった~」

「埃かぶってる機材を引っ張りだしてみた」

というブログもチラホラなのだ


「お前のブログなんか誰にも影響与えてね~わ」

「勘違いもいい加減にしろ~ 天狗になるな~」

という声も聞えてきそうだが・・・


訪問者数が常時1000人を超えるという極みは異次元なのだ

訪問者数がすべてとは言わないが・・


それも一つの結果だといえる


努力を惜しんでいるギターブログ・・

才能が感じられないギターブログ・・・

読者に配慮していないギターブログ・・・・


きりがないのでこの辺にしておくが・・

上記のようなギターブログが大人気のブログになるとは到底考え難い


ネットの評価は意外に正しい

もちろん時代を反映している部分はあると思う


頑張って激速の速弾きを練習しても反応は薄い

30年前ならば大ヒーローになれた

場合によるとプロから仕事の依頼が舞い込んだかもしれない


現代もギター好きは多いが何かが変化していることも事実なのだ


私が良く知るおじさんは自分が変わろうとはしない

「俺の良さが分らね~時代が間違ってるんだろ? じゃね?」

「何で訪問者が増えね~の? くだらね~奴は賑わってるけど」

「理解できね~わ ってか・・ギターブログって何? 俺って何?」

という不平不満を周囲の人間に吐き出しているのだ


行きつけの楽器屋さんの常連さんなのだ

そのおじさんもギターブログを長らく続けているという

「ブログってルーティンじゃね? 基本日記だろ? 何を楽しませるの?」

「日記って日常の記録じゃね? とくに面白い事も美味しい事もね~わ~」

「ってか・・ブログに面白い事とか書ける奴ってどんな脳の構造しているの?」

「ムダに暇なだけじゃね? 時間が有り余ってるだけじゃね? じゃね???」

おじさんは常に自分中心に地球が回っていると勘違いしているのだ


ある意味では幸せな人なのだ


またまた脱線してしまっったが・・・


今回はレッドツェッペリンのオムニバスなのだ

先に挙げた3曲をブラッシュアップしてみた


ミックスの方法を変更してみた

弾き直したのではないのだ


お時間がある方は先に挙げた先行曲と今回の音源を聴きくらべていただきたい

音楽を世に出す意味と難しさがご理解いただけると思う


作曲家と演奏家に加えて、エンジニアやアレンジャーという職業が必要である意味がご理解いただけると思う

自分で言うのも何だが・・・


もはや、素人さんのなんちゃってギターブログの領域を超えていると思う

音楽に従事するプロの人も参考になる部分があると思う

ギターを職業にしている人はフレーズだけではない部分を世に広めていただきたい

「ギターって深いんだよ・・」

というギター講師が増えればギター業界はもっと盛り上がる


そんな良質な講師に習った生徒さんが良い仲間を集め良い音楽を広める


昨今の音楽がグズグズになっている理由を真剣に考える時期に来ていると思う




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