自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

渋温泉 金具屋①

2023年06月11日 | 温泉

渋温泉の中、ひときわ存在感を醸し出す金具屋、さてさて、どんな宿なのでしょう。わくわくします。

1936年に完成した木造4階建、今も現役の斉月楼、大広間は、国の登録有形文化財。 24部屋の客室に対して、8つもの浴室。4つの源泉を所有している。

真ん中が斉月楼、右が新館?我々のお部屋もこっち。

毎日満室のようでチェックイン時はバタバタしていた。しかも全国旅行支援も続いているから手間がかかる。私たちを担当してくれた仲居さんは、まだ20代であろう若い女性、かわいい。

まだ新人らしく、メモ帳を見ながら館内の説明をしてくれる(^0^;) 通されたお部屋は、思ったより広い。しかも、風呂無しだと思っていたら、風呂のついたちょっとアップグレードされたお部屋だった、ラッキー♪

 

広い入り口を入ると椅子とテーブルがあって、その奥にいろりみたいなのがある。(これはインテリア?)

早速、お手洗いで用事をすませたF先輩が戻ってきて、「トイレに壺があって・・・」というから、「え?」 まさか、お便器が壺??? もしくは、まさか水は、そこから流すとか??? 

ドキドキしてトイレを覗いたら、

 

トイレにまで、床の間のように、壺が飾られている(^0^)

ペルシャ絨毯?が滑る(^^ゞ 右手には、レトロな浴槽があって、蛇口が温泉で変色して黒い。

さてさて、まずはひとっ風呂入りましょう♪

写真が撮れなかったのだけど、ステンドグラスが昭和レトロ感満載で、昔はローマ風呂と呼ばれていた通り、ローマ風?の浪漫風呂へ。 あ~、テルマエロマエに出てきそう(^0^) (ご興味ある方は、宿の公式ページの美しい写真を見てみてね)

少し濁った、鉄分を含んだお湯。 ステンドグラスの外、裏側に源泉があって、再直で源泉掛け流し。 はあ、いい湯だね♪

さてさて、この宿の素敵ポイントの一つ、この歴史ある建物を、宿に泊まったお客様に伝えたい、という宿の方々の強い思いとサービス精神。毎日食事前に開催されるハウスツアーならぬ宿ツアー「金具屋文化財ツアー」 それは参加させていただきます♪

文化財の一つである大広間に集合

説明してくれるのは、この宿の9代目、若くてしっかりしています。

もしかしたら、私たちの部屋を担当してくれた若い女性は、9代目の奥様、未来の若女将???だったかも?聞いてみれば良かったな~。(^0^)

 

めちゃくちゃ広い、んが、柱がない。この屋根を支える特別な建築方法を説明してくれた。

天井は、お寺や城の天井と同じ。この広間は、木造4階建ての斉月楼の上にあるように感じるけど、斜面の上に直接建っている。

 

富士山をイメージした踊り場の窓、そして月を照明器具で。

水車で使用されていたパーツなんかも飾りで使われている。

遊び心が満載。

4階建て、現在も客室として現役で使用されている斉月楼の部屋は人気なので予約至難。

一部屋一部屋、違う。中は見ら(^0^)(^0^)

          

各部屋は一軒一軒の家のようなイメージで、軒下があり、この廊下は、外の道を歩いているようになっていて、軒下から上を見上げると空をイメージ(電気をつけると青い夜空)

目黒の雅叙園のような煌びやかな感じではないけれど、宮大工の技術と遊び、凄いです。

面白い! 

外は、ライトアップされて、さらに宿の風格を感じさせます。

 

は~、ため息でます。

 

 

 

 

 

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