自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

プーリアの真珠と称されるバロックの街レッチェ

2018年12月30日 | イタリア・プーリア2018
ケイコさんご夫婦の車と叔父様の車に分かれて本日も、観光バッチリの我々チーム、お次はレッチェ。

街の中心、サントロンツォ広場には、大きな碑柱があるはず、、、

だったんんだけどね・・・修復中(^^ゞ

この碑柱、"すべての道はローマに通ず" のアッピア街道の終点ブリンディシにあった2本のうちの一つなのだ。 ローマからマイル毎に置かれたマイルストーン、紀元前から続く道を歩く人々に思いをはせると、なんだか壮大な歴史にジーンとくる。そう、私が一番レッチェで楽しみにしていたのは、実はこの碑柱だったんだよね・・・(^^ゞ でも、よくあること。

この広場の横には、ローマ劇場。 今でもコンサートやオペラに使用されるそうだ。


レッチェ・バロックの先駆けとなったサンタ・クローチェ聖堂も・・・

修復中('◇')ゞ
この建物の石、柔らかく彫刻がしやすい=劣化しやすい。 なので、修復が定期的に必要になるわけだな。


サンタ・クローチェっつうくらいだから、クロス。 この中心には、キリストが貼り付けになったときの一部が埋め込まれているとか・・・???

ブーツの形をしたイタリアの西側には、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、アマルフィと華やかな町が多く、東側のイタリアには、なかなか関心がいかないかもしれない。 でも、ローマからアッピア街道やそのあとに作られた海側を通るトラヤヌス街道を進んでアドリア海側のプーリアにたどり着き、そこからエルサレムへの巡礼や、十字軍が出航した。 そしてベネチア商人がアドリア海貿易の拠点としていた時代もあり、その時代には、栄華を極めた地だったのだろうな・・・。


ドゥオモ


さあ、今日もお天気よく、ジェラート日和。

オシャレなパスティチェリーア ナターレ

そして、この町での伝統菓子は、パスティチョットというクッキー生地の中にカスタードが入ったお菓子

すっかり観光気分の叔父様は、ここでも奥様命令により、パスティチョットをお買い上げ。

そして、面白いのがこのパン

ピリっとするからパプリカパウダーが練りこんであるのか赤い生地。 そして黒オリーブも入っている。 う〜ん、ビール飲みたくなるよ♪
でも気をつけよう、調子にのっていると・・・ガリ(;^ω^) はい、種まで入っておりま〜す('◇')ゞ











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ピーノ・パスカーリ美術館@ポリニャーノ・ア・マーレ

2018年12月27日 | イタリア・プーリア2018
プーリア唯一の現代美術館。

1935〜1968、たった33年で短い人生を終えてしまったピーノ・パスカーリ。 没後30年を記念して建てられた美術館とのこと。



海からインスピレーションを得ることが多かった彼に、ぴったりの青い空と海が美しい。

って、その名前を聞いてもピンとくるわけえはないのだけど・・・H美術館のAさんなら、絶対に知っている(^^ゞ
でも、作品たちは、見たことあるような・・・どこで・・・、もしかしたらH美術館か?









ふつうの砂浜から、ぬ〜っと人が現れる映像作品(^^ゞ

子供たちがワークショップを出来るようなスペース。


なんといってもこのロケーション、最高\(^o^)/







イタリアで、あえて現代アートを観る贅沢(^^)v




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美しい海に飛び込みたい?ポリニャーノ・ア・マーレ

2018年12月23日 | イタリア・プーリア2018
10月17日(水)

アグリでゆっくり朝食を頂き、本日はブーツの形のプーリアを南下する。
前日のプーリアの北、山の景色から、本日は、海の一日。
まず、最初に向かったのは、宿から30分ほど、ポリニャーノ・ア・マーレ。

ここは、「ボ〜ラレ♪ カンタ〜レ♪ おおおお〜♪」のドメニコ・モドゥーニョ」の生誕の地。

銅像の前で、歌いながら、このポーズをしてカメラをカシャ(^^ゞ が定番。

そして日本人としては、宇多田ヒカルが結婚式を挙げたことで有名になった町。
小さな町は、そりゃ〜大騒ぎだったでしょうね。

この小さな教会。 当日は、大きなシートに囲まれ、まったく外から見えないようにして挙式は行われたとか。

かわいい街並み。


小さなビーチには、有名な洞窟を利用した高級レストランが。


海、めちゃくちゃ綺麗です(^^)v

おおお、飛び込みたくなるような・・・

はい、実際、ここで飛び込み世界選手権みたいなのが、行われるそうですよ。

かと思うと哀愁漂う、おじさまが釣りの最中。

カラフルな奴が釣られておりました。

ローマ時代の水道橋を降りていくと、小さなビーチ

静かで綺麗。 夏場は、こんな小さなビーチは、イモ洗い状態。

世界中のセレブがバカンスを楽しみ、訪れた老舗ジェラート屋さん

渋いっす。


今日は、お天気が良くて良かった〜〜。

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ルティリアーノのアグリツーリズモ "ラマ サンジョルジョ

2018年12月22日 | イタリア・プーリア2018
今回お世話になったケイコさんは、プーリア・バーリ州の小さな町「ルティリアーノ」在住。 5泊6日でお世話になったのだが、最初の3泊は、街中のB&B、後半は同じ町だけれど、ブドウ畑の真ん中にあるアグリツーリズモと2種類の滞在先を選んだ。

街中からは車で10分ほど

両脇がブドウ畑の道を進むと、マッセリアと呼ばれる古い共同農場を改築したアグリツーリズモ

本館


我々の宿泊は新館


白っぽい内装は、部屋ごと置物や照明が違ったりしている。 ジェットバス付きのバスタブがあるのも嬉しい。

夏場は、ゆったり滞在してバカンスを過ごすのであろう。プールも立派。


庭にはサボテン


建物の上に上がる階段を見つけ、上ってみると、、、

日よけのシートがかかった一面のブドウ畑、圧巻。

すごくゴージャスなディナーというわけではないけど、ゆったりできて量的にもGoodだった。


自家製のワイン

8ユーロくらい。
ロビーには、ここで作られているワインやジャム、野菜のペーストの瓶詰とかも売っていて、お土産として購入できる。

朝食は、あったかいカプチーノやラテ・マキアートで♪

日本でいうカフェラテは、意外にもイタリアでは通じない('◇')ゞ コーヒー多めならカッフェ・マキアート。 ミルク多めならラッテ・マキアート♪ 同行のみなさん、このラッテ・マキアートがお気に召したよう。 イタリアは、コーヒーも美味しいし、ミルクも美味しいからね。

宿の周りを散歩してみると

子供向けの遊具や、ミニ動物園。

ん?食べるためかな?





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世界遺産「カステル・デル・モンテ」

2018年12月19日 | イタリア・プーリア2018
しばらく空いてしまいました(;^ω^)

美味しく楽しいランチ、すっかりゆっくりしてしまい、本日の最後の観光「カステル・デル・モンテ」には、閉館ギリギリに到着。
何にもないところに、ポツンと、立っています。


13世紀に、200以上の城を建てたフェデリーコ二世、その最後がこの城だそう。
キーワードは、「8」 8角形の城。 建築に興味のある人にはとても興味深い場所なのかもしれない。

中にあった模型

こんな感じで、ぐるっと8つの部屋があって、中は2階建て。

中央の中庭から上を見上げれば、

8角形の空。

不思議な城、建てられた目的は謎らしい。大砲とかの防衛設備もないし、中はがら〜んとしてるし、フェデリーコ二世の趣味の鷹狩のためとか、宇宙と交信するため・・・(;^ω^)とか。

中の窓からは、アンドレアの町が遠くに見える。


1996年に世界遺産の登録されたこのお城、世界の名城25のうちの一つだそう。1ユーロ硬貨の裏側にもデザインされている。

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