自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ロータスロードへ(奈良西ノ京)

2022年08月14日 | 初夏の京都2022

6月26日(日)

京都に来たら行ってみたいな〜と漠然と思っていた場所を思い出した。数年前、東京で開催された東山魁夷展を観に行ったときのこと、展示されていた屏風絵は、たしか京都のどこかの寺にあったような・・・。 ググると、京都の隣、奈良の唐招提寺というお寺にあるのが分かった。 今日は、夕方東京へ戻るけど、朝早く出発すれば、なんとか行けるだろう。

ホテルをチェックアウトし、京都駅に荷物を預け、近鉄電車に乗る。

京都駅からは、30分から45分くらいで行ける。

しばらくすると長閑な風景

下車したのは、西ノ京という駅。 駅前すぐに世界遺産「薬師寺」、う〜ん、修学旅行で来たような気がするが、どんなところだったかのか、全く記憶にない(;・∀・) ま、中学生なんてそんなものだけど。

後で、薬師寺も拝観させていただくとして、まずは唐招提寺に行こう。 長閑な道を歩くこと10分

 

唐招提寺  こちらも世界遺産です。

立派だね〜〜。

 

西ノ京では、6月半ばから8月中旬まで、蓮と歴史を楽しむ旅”ロータスロード”というイベントをやっていて、喜光寺、西大寺、薬師寺、唐招提寺の4寺で、蓮の公開をしている。 全寺を拝観できる共通券を発行していたり、全寺を歩いて廻るツアーを開催していたりするようだ。

なぬなぬ、午後には花が閉じちゃうから急がなくちゃ。

   

 

綺麗♪  池にプカプカ浮いているのかと思ったら、鉢に入っている。

 

こんなバラみたいな、何重にもなっている蓮もあるんですね〜。

さあ、東山魁夷の屏風絵はどこかな〜、と、寺の中を歩く。

 

広い・・・(;'∀')  そして、暑い('◇')ゞ

屏風絵があるのは、御影堂という場所らしい。 それらしき場所に到着すると・・・

あれ?

門が閉まってる(◎_◎;) そして、ここが一般公開されるのは、年にたった一回、6月の5〜7日のたった3日間。

が〜ん(;・∀・) 調べが浅い(^^ゞ 

 

700年代に唐から来日し唐招提寺を開いた鑑真大和上の霊廟へ行ってみる。

御影堂に入れなかったけど、奥にある霊廟へのこの神々しいアプローチは、素晴らしかった。

 

木漏れ日を受ける一面の苔

 

青もみじ、そしてその陰

日本の美✨だわ〜〜

 

パワーチャージして、次は薬師寺に行ってみるかね。

薬師寺に入ると、すぐに

        

こんな感じで、たくさんの鉢が並んでいて、いろんな種類の蓮、かわいいね。

こちらは、金堂

 

敷地内、食堂(僧侶が食事をした場所)には、田渕俊夫画伯の阿弥陀三尊浄土図という大きな作品が展示されている。

そして、玄装三蔵院伽藍という建物には、平山郁夫画伯の大唐西城壁画が展示されている。白い雪と青い山脈が連なる荘厳な7画面の壁画にうっとり。  

唐招提寺は東山魁夷だし、ここ薬師寺は平山郁夫だし、有名な画家たちは、晩年になると宗教的になるのかな〜・・・。藤田嗣治もフランス ランスに礼拝堂を手掛けているし。

もしくは、お寺がそういう有名画伯の作品を欲っするのか・・・

良くはわからない(;・∀・) 

 

さあ、そろそろ京都へ戻って遅めのランチにするか。

西ノ京から大和西大寺で乗り換え京都へ戻る。

大和西大寺、思ったより駅の回りは建物があるし、大きな駅だな〜と思っていた。

そしたら、翌週、そこで大きな事件が起こるとは・・・(◎_◎;)

 

京都に来るたび、食べてみたいと思いながら実現できていなかった、”粉モノを食べる”を実現すべく。

向かったのは、京都駅から徒歩圏の

山本まんぼ

 

暑いのに外で待たされること15分(^^ゞ そしてカウンターで鉄板暑い💦

自分のが出来上がるまで、ジョッキ一杯で足りるのか〜?

まんぼ焼きには、麺が入るのだが、そばかうどんかを選ぶ。 うどんは珍しいから、うどんにしてみる。

辛さも決める。中辛くらいがいいのかと思いきや、それも辛いらしいので、甘目に。

そして焼きあがる前、卵の固さも、半熟、生焼き?、良く焼きからチョイス。

酒のつまみに、出汁巻き卵を頼んでる人がいて、見ていると、この鉄板で起用に焼いてました。

店を出て、最後の買い物を伊勢丹でしようと思ったら・・・

おやまあ〜、凄い人〜〜(゚Д゚;) 皆さまスーツケース引っ張りながらウロウロしてるから、もう、すっかり購買意欲がなえました(笑) 新幹線に乗り込み、ビールで一人お疲れ様会。

日照時間の一番長い6月、7時近くても、新幹線の窓から富士山がばっちり♪

この日、別行動だったBさんは、伏見稲荷に行ったそうです。

お互い、いい旅でした(^_^)v 

 

 

 

 

 

 

 

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自給自足を目指す田歌舎の街中レストラン

2022年08月07日 | 初夏の京都2022

いや〜、掘り当ててしまいました(笑) かなり衝撃を受けた京都のレストラン♪

「Hunters & Farmers 田歌」

二日目の夜は、京都在住、グルメ隊長とお能女子とも合流する。

ホテルから大宮駅に向かい、大宮通りを歩く。 この通り、なんだか呑兵衛の匂いがする(笑)

お、なんじゃこの怪しい小路は・・・飲み屋が軒を連ねる小さな小路に立ち止まっていると、声をかけてきたのは、グルメ隊長♪ 「好物でしょ」

はい、よくお解りで(笑)

この通り、昔はちょっと怪しい通りだったそうです。良い子は通らないような(笑)

近年は、新しい店が増え、活気もあります。 

そうこうしているうち、数分でお店到着♪

お能女子はバスの渋滞にはまっているようで、お通しとビールで全員集合を待つ。

それがね、、、内臓の漬け(;・∀・)  箸置きは、鹿の角('◇')ゞ

新鮮なレバーときんかんと言われる?卵みたいなヤツ

お通しで、生の内臓とは、、、(◎_◎;) 美味しいんだけど、、、チャレンジャー〜〜〜

このお店を探したのは私です。 グーグルで検索していたら、美山の野菜、ジビエ・・・と素敵な文字がひっかかった。

しかも、美山で米、野菜を育て、自分たちで猟までしている。90%もの食糧は、自給自足が出来ているという。

興味がもりもりと湧いてしまったのですよ。

約20年前、美山で小さなレストランとアウトドアの店を始めたのが、田歌舎の始まりのようです。

今は宿やカフェを営み、川遊びやスキーなどのアウトドアスポーツ、持続可能な自給生活を目指す人々が集まってくるという。

にぎやかなお能女子も到着し

サラダ  美山で育った野菜、味が濃い〜。

黄色の渦巻きビーツ、珍しいね。美味しい〜〜。

 

鶏の山椒焼き  自分たちで育てる地飼いの鶏は、しっかり歯ごたえ〜。

カツオのたたきですか・・・ではなく、鹿のたたきです。

これは、ここでしか食べれないのではないでしょうかね。 鮮度バッチリ、癖は全く無し。

衝〜撃の一皿でした。

リゾット  やっと肉でない一皿にッホ(⌒∇⌒)

 

いや〜~、忘れられない、ワイルド〜なお料理でした。

ごちそうさまでした。

 

 

 

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京料理「喜与次郎」さんでランチ & お散歩

2022年07月31日 | 初夏の京都2022

カステラ・ド・パウロでBさんと無事合流。 フルーツケーキもゲットできたし、さあ、予約していたランチへ向かう。 旅の間に一度はちゃんとしたものを入れておきたい。 でも、ん万円もする料亭での食事・・・という気分でもない。なかひがしも久し振りに行きたいけど予約無理だろうし・・・、京都の有名店は、とにかく予約が取れない。

今回は、ネットでさっくり予約できた「貴与次郎」さんに♪ 1、宿から近い。2、評判が良い 3、お値段リーズナブル 4、個室 5、量もちょうど良い

と、気負わず楽しめそうだ。

 

個室に案内され、先付け、椀物

椀物〜、京料理〜♪

こちらのお店、京都の名旅館「柊屋」で長年料理長を務めたかたが「気取らぬお店を」と開いたお店とのこと。

庶民の我々にとって、ありがたや、ありがたや。 

冬瓜まんじゅう   

これは珍しい、夏だ〜。

岩魚、ふわふわで美味しいね。 

ご飯 赤だし 香の物

デザートは、さっぱりアイスとチョコケーキ

気軽なミニコースで、使える食材も限られる中、ちゃんと手間をかけた京を感じさせる料理でした。

いっぱい食べられなくなってきた我々大人には、ちょうどいい。ご馳走さまでした。

 

そして店の外は暑いけど(;^ω^)、屋根のついた三条商店街を歩くか。

  

東西800mある商店街('◇')ゞ 端から端まで、歩いてみました(笑)

世代交代した新しい店もあれば、昔ながらの漬物やや八百屋、いろいろです。

コインランドリー、超カッコイイ

そして、この端まで出たら、なんと興味があった道に出た。

京都は、東西南北、碁盤目状になっているんだけど、珍しく斜め45度に走る道が四条大宮方面へ伸びている。

「後院通」という道

明治時代の京都3大事業の一つ、路面電車を通すときに、拡張された通りなんだそう。ほ〜。

ホテルまで斜めにショートカットで帰れる(⌒∇⌒)のもうれしい。

と、お? 何だここ。

 

なんかミニミュージアム、いいね。 入ってみようか??? う〜ん勇気が出なかったんだけど、映画(特にフィルムカメラ)に興味のある方には、たまらない場所のようですよ。

知らない道を歩くのは楽しいね。 そうこうしているうちに、見慣れたわれらが大宮駅が見えてきた。

ホテルへ戻る途中、ふと思い出した。駅の近くに「フルーツサンド」が有名な”ヤオイソ”という果物店があったな。

ちょっと覗いてみるか。メニューを見ていると、レモンスカッシュで、さっぱりもイイネ。時間は4時半頃だったかな、妙に半端な時間だったので、お店は空いてました。ランチ時から3時前後は、凄い列なんだろうけど。

フルーツサンド食べたい、、、パフェもええのお〜、おお懐かしのプリンアラモードも・・・

くらくらしながら、自制しました、夕飯が待ってるぞ。

メニューの説明も面白い。関西だわ〜。

で、選択したのは♪

こじんまりかき氷 フルーツ

いい感じのサイズ♪ 👍

今年初のかき氷じゃ。 

なにせ、昨夜、ソルティドックパフェなるものを食べ逃していたので・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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天神さん@青もみじの北野天満宮 

2022年07月29日 | 初夏の京都2022

6月25日(土) 北野天満宮参道で毎月25日に開催される市「天神さん」

今日はBさんと一緒にお出かけ。 Bさんが調べておいてくれたバスにのり北野天満宮へ向かう。

平日は道路もスムーズだったけど、土曜日の本日は、それなりに時間がかかりました。

降りるとすでに露店が出ているし、爺さんもばあさんも元気に出かけています。

 

参道を進むと左右に露天、ちらり覗いては、う〜む、さほど興味深いものが無いな(;^ω^)

この日6月25日は、ちょうど御誕辰祭で、神事も行われていたようです。 菅原道真公の誕生日だそうです。

 

そして、大茅の輪くぐり

 

真夏を迎えるにあたり無病息災を願う行事。 直径5メートルは、京都最大と言われているそうです。

庶民の我々もぐるぐる、右に回ったり左に回ったりして、無病息災にあやかります。

いつもはしまっているらしい甘味処が「青もみじ」開催中との理由から開店していました。

「長五郎餅」ってなに? 五平餅でないの?

お抹茶と長五郎餅

うう、二つもついてる~(;・∀・)

九州の太宰府天満宮なら梅が枝餅〜♪ お腹いっぱい〜。

そして園内をぶらり、「青もみじ」はこちらとなっていたので、覗いてみると、入園料500円

?どんなのかしら?と悩んでいると受付の方が、凄くきれいですよ〜と背中を押してくれて、見学してみることに。

 

おや、なんか素敵じゃな〜い。

      

これは、むせかえるような青。 本番の秋、もみじが赤くなったら、さぞかし美しいことでしょうね。

北野天満宮にこんなところがあったなんて、知らなかったよ〜。

 

秀吉が作った御土居より前からここにいる木。樹齢600年〜、そりゃパワー感じますわ。

いやはやいいもの見せていただきました〜。と受付の方にお礼をいい、ここからはちょっとだけ別行動。

集合場所は、門の右側にあるカステラ・ド・パウロ。ポルトガルリスボンから奥さまのご出身地である京都に店を開店させたバウロさん。ここのアソーレス諸島のフルーツケーキというのが、最高なんですよ〜。京都に来たら絶対ゲットしたい一品。

Bさんは、宝物殿を見学、私は、カステラ屋に向かうべく入ってきた門とは違うところを出たら、

 

あれ?こっちの通りも〜、しかもこっちの通りの方が、楽しそう♪

 

かわいい時計、焼き物

時計は、使わなくなったものをリサイクルした時計、時計としてまた息を吹き返した。

織部の焼き物、ちっさい蓋つきの陶器を見つけて、これに柚子胡椒入れたらいいのお〜、これはゲットだ。

「これ下さい」

「これな〜、ええでしょ?」

「これに抹茶塩とか柚子胡椒入れて使うつもり」

「いいね〜、みんなこれ目に入らんらしくて、誰も買わんかったのよ」

「へへ、私は見逃しませんでしたよ」

このかえる、縁起良さそう♪ 写真とっていい?って聞くと、

毎月、ここに来て、買おうか買うまいか悩んでいるご夫婦がいるのよ。奥さまが福子っていうらしくて。

がはは。

こんな会話が楽しいのが、市、なんだよね〜。

古い布やさん。 この緑にこの雰囲気、プロヴァンスや〜ん。 フィレンツェや〜ん。

泣きそう。

 

 

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京都のおばんざいと執念?のバー

2022年07月28日 | 初夏の京都2022

今回のホテルは、阪急大宮駅から近いビジネスホテル「アーバンホテル四条大宮」 いままで京都では京都駅付近か烏丸御池付近のホテルが多かった。今回は、サントリーの山崎蒸留所へ行く予定だったから、ここにしたんだけど・・・、これが甘かった(;^ω^) しばらく見学を中止していたせいか再開された途端、瞬殺で予約が埋まってしまう。 予約開始日の昼休みに入った途端にアクセスすると、予約ページにつながるまで3500人待ち(◎_◎;) 20分待たされたあと、開いた画面は、xオンパレード。は〜〜?

予約埋まっちゃってるなら、最初から予約終了しました、を表示してほしい。予約できないのに、何千人もの人がアクセスして待たされたことになる。ぷりぷりっ

ホテルにチェックインし、ここで集合のBさんと合流♪ BさんはBさんで、お一人観光を楽しんできたもよう。お店の予約をすると、昼の動きに制限がかかるから、初日の夜は予約してませんでした。正解です。足がボーのようになってましたから歩きたくない。でも適当なとこには入りたくない。

ホテルスタッフが作ったレストランマップを頼りに

ホテルの裏手にあります「おばん菜処 多加田」さん

おばん菜盛り合わせ♪  いいね〜、久し振りのBさんとの京都旅に🍻

 

いかのお刺身と鱧おとし♪ 夏の京都には必須♪

お皿も涼し気です。

 

鮎の天ぷらと鶏の山椒焼き

お互いお酒の量もめっきり減り、さっくり店をでる。

っつーか、次に行きたかったから(笑)

目星をつけていたバー、なんだか面白そう、スィーツとお酒のコラボ?

ソルティドックパフェなるものが・・・札幌の夜パフェのように、パフェ♪ 

美味しいらしいのだが、どんなんだか体験した〜い。 

Cafe & Bar Noirというお店、駅から近いのに見つからずずいぶん歩いたけど、やっと見つけた・・・けど、けど、う〜ん、なんと貸切の張り紙( ;∀;)

仕方ない、、、とぼとぼと、ありそうな裏路地を歩いてみる。

半分あきらめかけていると、??? これは、・・・

Shot Barって書いてあるよね〜\(^o^)/

幻か・・・いえいえ、執念、酒にたどり着きました〜。

ザ・ドア

素敵な雰囲気じゃないの〜、入るとすぐにカウンター、煙もくもくです。ここには座れないね。

町屋様式に、中庭水場を抜けると個室

 

 

ショットバーとなっているわりに、お通しもついてました(;・∀・) 食事もちゃんと出来るようで、カウンターは無理だけど、個室でまったりできるようです。

 

でかした自分! よくぞ執念で嗅ぎ付けた(笑)

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