自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

藤棚@亀戸天神 → 横山大観展@東京国立近代美術館

2018年04月22日 | 日記
OL生活?ひと月半、久し振りの通勤、新しい仕事、環境、人、、、と、さすがに疲れてきた(^^ゞ
ここらへんで、サラリーマンの特権「有給休暇」をいただくことにした。 あ〜15年ぶりの響き〜・・・ニマニマしてしまう♪

どこかへひとっ飛びしようか・・・、温泉でまったりしようか・・・、地方にいる友人を訪ねようか・・・
なんだか準備不足で、結局、遠出することは諦めた。 でも、せっかくの平日休み、ちょろっと出かけたい。

今の時期は、藤の花。 藤の花で有名な栃木県足利にあるフラワーパークに行こうか・・・、でも観光バスが乗り付けるほど有名で、人混みも面倒だ。
・・・で、気楽に行ける亀戸天神へ。

田園都市線をずっと乗り続け、水天宮を超え、錦糸町へ。徒歩10分〜15分。 歩くのが面倒で、駅前で都バスに乗ったら、もっと遠くなった(^^ゞ 都バスの運ちゃんは、公務員だからサービス精神に欠ける、、、やられた。 東急バスなら、親切だし、情報も正確だぞっ、ぷりぷり。

下町の親切な地元民に教えてもらいながら、無事到着。


ここ亀戸天神は、
菅原道真公をお祀りする天神さま。
本社にあたる九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されていたが、昭和11年に現在の亀戸天神社と呼ばれるようになった。

寛文二年(1662)10月25日に太宰府の社にならい、社殿、回廊、心字池、太鼓橋などが造られてから、約350年の歴史がある。
短い参道を抜けると、二つの太鼓橋。 男橋を渡ると過去から現在、、次の女橋を渡ると未来・・・。 本家の太鼓橋は、なだらかで歩きやすいが、ここは、さすが都心??急でコンパクト、ちょっとジャングルジムを上る感覚を感じたのは私だけか? ちょっとクラクラする。


池の上に藤棚があって、つづじも咲いている。


藤の花の下は、いい香りがして、春を感じる。


ハチだかが、せっせと蜜を集めている。

人はそれなりに出てたけど、うんざりするほどでもない。 平日のありがたみ。

週末は、この露店も、焼けた醤油の匂いとか、イカの匂いとか・・・賑やかになるんでしょうな。

藤原道真をまつる大宰府にもいた「牛」ちゃん。 しっかり頭をさすってまいりました。


いやはやいやはや、お天気もよくて、もうちょっと東京散策をしよう。
と、次に降りたのは、水天宮前。
ここの目的は、ドイツパンのタンネ。

店の前が公園になっていて、日本橋のいい場所にある。

飲み物とランチをオーダーするとパン食べ放題とのことで・・・

ウホウホとお願いすると、食べていいのは、5種類だけだった(◎_◎;)
はい、ちゃんと5種類食べました。 イタリアのロゼッタとも似て、塩気のない軽やかなパンとライ麦の黒パン。


日本語が不自由なドイツ人バイトが二名とお兄ちゃん。 仲良くおしゃべりに夢中で、、、、(;^ω^)、、、困ったもんだ。

かわいいドリンクのコースターをいただいて、
さてさて、もう一軒。

竹橋下車。 東京国立近代美術館。

横山大観展開催中。
横山大観は(1868 - 1958)明治、大正、昭和と、1500点を超える富士の絵を残したことや、40メートル超えの水墨画絵巻を書いたことで知られている。誰もが知る日本画壇のトップ。

迫力ある富士の絵にも、吸い込まれていくのだが・・・
面白かったのは、横山大観の自由で新しい題材、画風。 大きな金屏風に書かれた滝の絵・・・華厳の滝のような一筋の滝でなく、迫力ある水量・・・「ナイアガラ」みたいだな・・・と見てたら、はい、ナイアガラの滝でした。 その隣は、万里の長城。 または、水墨画の白と黒の絵に、一筋の白い筋・・・ハレー彗星を描いた「彗星」
インドを旅した時に、インド女性のあまりの美しさにインスパイア?された白い衣を着た堀の深い観音様、、、
釈迦や老子、孔子の中に、キリスト・・・?に囲まれる少年。 どの神を信じたらいいのか迷う少年。「迷児」
など、なかなか衝撃的な題材、内容。 富士山や夜桜だけでない、新たな横山大観が観れて、面白かった〜〜。

ラッシュの前4時半に美術館を出て、帰宅。
あ〜、贅沢な平日休み、楽しかった♪(^_^)v
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八重桜の季節の東京見物? → 相田みつを美術館

2018年04月08日 | 日記
6年くらい前?、フィレンツェにプチ・ホームステイした時のホストファミリーが日本に来るというので、楽しみにしていたんだけど・・・
情報共有ができていなくて、一人出遅れた私、、、結局、行き違いで会うことができなかった(;^ω^) トホホ。

世田谷からせっかく大手町まで上ってきた(^^ゞのだから、私も外人さんのように東京見物でもしよう♪

ずいぶん前に丸ビルや新丸ビル、どんどん建て替えになっている丸の内エリア、まだまだ工事中、様変わりする東京。

はとバスから降りた外人さんたちが、皇居の御濠に向かってずんずん。 ガイドは、黄色い制服??でなくお着物姿(笑) お・も・て・な・し。


一本だけ八重桜

さつきも咲き始めている(◎_◎;)

若いころには、ぼてぼてしている八重桜、ちっともきれいだと思わなかったのに、年取ったら、もとい、年齢を重ねたら、この良さが分かってきた。


東京駅


東京駅前のキッテ、ここも外人さんたちには人気なんだろうね・・・。
私は、アサヒ・スーパードライのお店でお茶?タイム、いえいえ昼ビー🍺

隅田川ペールエール
ウマい(^_^)v

こちらは、フリーズドライ食品のアマノフーズ

これも、いいお土産かもね〜。

そして有楽町方面へ歩き
東京国際フォーラム地下にある、相田みつを美術館へ。

中にはカフェもあって、静かにお茶できる。意外といい穴場かも。

これまた、あまり興味なかった相田みつをの世界。 大人になって、心に染みるようになってくる。
この美術館の館長は、相田みつをのご長男さん、たぶん60代後半くらいかしら・・・。
タイミング良く、館長のギャラリー・トークを聞くことができた。


相田みつを・・・詩人であり書家。 そして、ある意味哲学者。
あの独特の字は、へたくそだからあの字ではない(笑)、彼は、書道家に弟子入りし、日本コンクールで一番とかにもなった。 その写経のような作品も展示されているが、なるほど美しい書だ。
そして、心に響くその作品は、一瞬のひらめきで生まれ、気持ちのままに単純に書かれたものではない。
館長であるご子息が見てきた仕事中の父親・相田みつをは、気迫?殺気?がみなぎりピリピリして、近寄れなかったそうだ。 一つの作品は、一年かかることもあり、その作品を書くのも、何百枚、何千枚と書くのだそうだ。 書いては投げ?、彼が座る両端に天井まで積み上げられた失敗作の山・・・。

二月に行った東山魁夷の作品を見た時も感じたけど、一つの作品が出来上がるまでには、恐ろしいほどの時間と労力、気力が費やされのだと。 天才が生み出す作品は、才能やひらめきだけで生まれるものではないということ。

お土産にかったクリアフォルダー

私も、そんなひとになりたい。

最後に、世田谷の八重桜ちゃんたち。

サザエさんの街(長谷川町子が住んでいた町、かわいい長谷川町子美術館もある)

深沢呑川緑道の八重桜


私のお散歩コース♪ この気持ちいい季節、大切に過ごしたい(⌒∇⌒)




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