自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

直島 家プロジェクト続き

2021年04月29日 | 高松2021
直島に到着して、家プロジェクトの鑑賞チケット購入時、まずYちゃんがやってくれたのが、予約。
南寺という作品は、完全予約制なのだそう。 うむうむ、それが何なのか理解してないTさんと私だが、その予約時間を考えながら効率的に作品を廻るという戦略だ。

「南寺」という作品は、かつてそこにあった寺の通称にちなんで名づけられているらしい。
建築は、安藤忠雄。


10分ほど学芸員さんとお話をしながら我々の順番を待つ。
直島は、外国人の人気も高く、コロナ前は本当に多くの訪問客があったそうた。
そうこうしている間に、我々の番。
入口を入ると、、、真っ暗(;^ω^) 壁をさわりながら、恐る恐る前に進む。 学芸員の小さな懐中電灯のライトに誘導され壁際のベンチへ座る。
そこは、暗黒の部屋(;・∀・) なんとか恐怖症の方だったらパニックを起こしそう。

目を凝らして見るも、真っ暗。 どこを見ていいのか・・・

しばらくすると、ぼんやり薄ら明るい四角いスクリーンのような物が見えてくる。
部屋に入っている十数人の方々皆が、同じようにそれを認識したところで、部屋の前に歩み寄り、そのスクリーンらしきものに見えていた壁に近づいてみる。
のぞきこむと、間接的に小~~さなLEDがいくつかあって、その照明で薄ら明るい壁が見えていたのだ。

ほうほう、暗黒の空間で、感性を研ぎ澄ましていく・・・という「ジェームス・タレル」の作品。

このわずかな光、、、明るい外から暗い中に入った瞬間は、真っ暗に見えるが、しばらくするとそれに人間は慣れてきて、そのわずかな明かりが見えてくる。 最初からそのわずかな照明は変わらずだそうで、人間のしくみの不思議を感じる作品。

面白いね。

その南寺の隣の公園にも、安藤作品♪

公衆トイレ

貴重な体験をした後は、護王神社へ
江戸時代から続く神社を「杉本博司」の設計で再建されたものとのこと。
古い建築様式に基づく社殿と地下室をガラスの階段でつないでいる。
海風が気持ちいい坂道を下り地下室?洞窟へ。

海が綺麗

社殿とつながるガラスの階段


ここも閉所恐怖症、おデブの方には厳しい通路・・・
この通路から見える光と海も作品・・・


次は、角屋という築200年の家屋を改修して作られた「宮島達男」の作品
部屋の中に、プール? 島の住民でセットされたデジタルカウンターが時を刻む。

水の中に落ちないように(笑)、端を歩き、全体像を眺める。

現代アートって、なんだか分かり辛いものかと思っていたけど、いろんな感性を引き出してくれるものなんですね~。 この島のこの空間だから出来た作品達。 一生に一度は訪れたい場所といわれる価値ありですね。

にゃんこものんびり暮らしています。










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うどん県香川orアート県香川?

2021年04月24日 | 高松2021
2回目の緊急事態宣言がやっと明け、さあ、出かけるぞっ!
と、いつものJAL「どこでもマイル」をポチる。

今回は、どこになる? 楽しみに行先を告げるメールを待って
当たったのは、高松♪

高松は、高校の修学旅行で訪問して以来(;^ω^) ん十年ぶり。
高松は香川県、香川といえば、うどん! 空港では、蛇口からうどんの出汁が出てくるという・・・
しかし、うどんだけじゃない、アート県「香川」を唱っている。

4月16日(金)
今年初の飛行
空港は、ガラガラ。 トイレはピカピカ。 お掃除が行き届いている羽田空港、トイレは世界一美しいんじゃないかな・・・?
チェックインも非接触のパネルになっているし、飛行機に乗り込めば、「お待ちしていました」と、CAさん。
ううう( ;∀;)

やっぱり、空の旅は、わくわくする。

お天気予報を見てみると、今日は、なんとかお天気が持ちそうで、明日は、雨予報。
ひとまず、ホテルに荷物を預け、新幹線の岡山経由で到着したYちゃんと合流。 今回はいつものTさんと3人大人旅だ。
さあ、お天気のいいうちに、島に渡ろう♪ 行先は、直島。
フェリーの時間までのわずかに時間、香川1食目は、やはり"うどん"でしょ♪

今日は、冷たいうどんの気分。 ぶっかけをさっくりと。
@高松駅コム内の杵屋

瀬戸内海、大小さまざまな島があって、船が行きかう。 生活に密着していて、 いろんな行先がある。

直島へは、50分

おお、かわいいフェリーが

草間弥生ちゃん柄(笑)

うひやっほ~、気持ちいい~♪


穏やかな瀬戸内海、なんという贅沢なひととき。
そうこうしている間に、島が見えてきた。

シンボル的な、草間彌生のかぼちゃ

フェリーが到着


今回一緒のYちゃんは、10年近く直島へお仕事で来ている。直島を知り尽くしているが、プライベートで来たのは初めて。
心強いガイド役をかってくれた。 滞在時間約4時間の我々には、ありがたい存在。
早速、家プロジェクトという古い建物とアートのコラボが面白いエリアへバスで向かう。

これまた、かわいいバスがやってきた。でも、中は、なかなか年季が入っている(;^ω^)

本町ラウンジ&アーカウブという家プロジェクトの入口でチケットを購入し
まずは、かつて製塩業を営んでいた石橋邸へ
看板が出ているわけでないから、名ガイドY子ちゃんがいなければ、スルーしちゃいそう。

靴をぬいで、お邪魔しま~す。

千住博の襖絵

そして蔵の中、自然光が差し込む「サ・フォール」という作品

水の落ちる音が聞こえてきそうな、いつまでも見ていたい心地よい作品だ。

中庭には、石橋

石橋邸だけに・・?

島のしずかな風景の中に、ポツリポツリとアートな空間が存在する、家プロジェクト

歩きながら廻る

次は、元歯医者の建物を利用した「はいしゃ」という、大竹伸朗の作品

ボロッボロの外観(;^ω^)に廃船部品や鉄塔など様々なものが取り付けられている。
入口はかわいい

ここも靴を脱いで、お邪魔しま~す。
歯医者の名残(受付?)




青い部屋

診療をしていた1階と住居の2階の床が抜けて一つの空間に

奥に進むと、おお

こんな人いました~


まだまだ芸術作品堪能しますよ~♪
続く(^▽^)/












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新宿御苑の八重桜

2021年04月10日 | 日記
70歳近くまで広告代理店の社長をされていたカッコイイ先輩O女史、好奇心、美味しいものへの探求心(ただの食いしん坊なのかも?)
旺盛で、私より先を行く人生の大先輩として、お会いするのがいつも楽しい方だ。 3月末に、多摩川の桜散歩とソーシャルディスタンスたっぷりの広いお宅での集まりで、久しぶりにお会いした。
田園調布から多摩川台公園を抜け、ソメイヨシノを眺めながらの散歩途中、
「私ね~、若い頃は八重桜って好きじゃなかったのよ、でも、最近はいいな~って思うの。新宿御苑の八重は凄いから、死ぬまでに見ておいたほうがいいよ」と。 死ぬまでに・・・は、まだ先は長いのだが、こんな時代だ、何が起こるかわからない。 よし、私も今年は見に行こう、と心に決めた。

年度末のバタバタから解放されて、休暇を取りやすくなった4月9日の午後、さあ、行ってみようと会社を出た。
まずは腹ごしらえ、先月の東急線沿線で配布されるフリーペーパー「SALUS」に掲載されていた池上のフレンチに行ってみよう。
到着したのは1時5分。 店は「CLOSE」になってる。ガーン●~* でも中から人の声。 ドアを開けて中に入ると、お客さんも食事してるし、「OPEN」にするの忘れてたのかな・・・。
すると、なんと1時がラストオーダーだったんだと(;^ω^) え~~っ! 信じられん。
でも、ここへ来た理由は、「カヌレ」だったから、「カヌレは買えますか?」と聞くと、ハイとのことだったので、2つ購入して、駅へ向かう途中のベトナム料理屋さんでホー定食食べて、さっさと五反田でJRに乗り換え代々木まで。
原宿を過ぎて次だ・・・と思った瞬間、新宿に到着・・・(;・∀・)
昼のランチ🍺ビールが効いてしまったらしい。 一つ乗り越した(笑)
ま、休みなんだから、ええじゃないの~。

新宿からでも新宿御苑へもちろん行けるけど、人の多さがもうダメじゃ、一駅戻る。

代々木駅から千駄木門へ歩くこと10分。
現在は事前予約制で中へ。

広い公園、効率的?に歩くため、「八重桜が一番見ごろなのはどこですか」と受付のお姉さんに効く。
「今は、どこもキレイですからね・・・、あ、〇〇さん、どこがいいかしらね~」と、植物の世話をしているシルバーのオジ様に聞いてくれた。
「フクロクジュ」がいいんじゃないかね~。 さすが、公園中見回りをしている方のアドバイスは心強い。

歩き始めると、もう八重桜♪

おお、少し盛りを超えたか・・・
通常なら4月半ばがピークなのに・・・ね。

もうツヅジも咲いちゃってるし(;・∀・)

ツツジと桜の共演

さすが国営の公園、しかも環境省管轄、いろ~んな種類の桜が植えられています。

ソメイヨシノや垂れ桜は、もう葉桜

しばらく歩くと、おおお、立派な桜

八重が垂れちゃってます。

カンザン、ギョイコウ、ショウゲツ、ケンロクエンキクザクラ・・・
などいっぱい種類があるんだけど、どれがどれかわからない(;^ω^)
でも、めっちゃキレイです(笑)

おお、これ凄い!


ひとまず目指して来たフクロクジュ

後ろに高層ビル
都会の中の公園独特の光景

上から下まで、すっぽり八重の花でドーム状態
花見してるマダムたち、賢いかも(笑)
2週間前にはソメイヨシノで人がごったがえしていたかも・・・だけど、今は人が少なくて桜も見事。

うおお、これも見事じゃ。

はい、ここでもお花見、いいね。

これは、また違う種類だね。

色が淡くてキレイ

さて、今まで新宿御苑には来たことがあっても入ったことのなかった温室に行ってみよう。

おや、けっこう立派だね。

中に入ると、すぐにハイビスカスがお出迎え

トロピカルな世界へ

バナナなってます🍌


カカオなってます🍫

幹に直接、イボ?のように突然生ってます(笑)
この中にカカオ豆がありまして、それを焙煎してチョコレートになるわけです。

中には橋や池、滝が流れています。

思いの外、素敵な場所で。なぜ、今まで来なかったのか悔やまれます。また、来よう!

温室に気持ちが向いたのは、新宿御苑が運営しているツイッター
青い翡翠色のヒスイカズラという花が咲いたそうで、毎年これを楽しみにいらっしゃるファンもいるとか。
一周したけど・・・あれ? いない・・・
出口で植物の世話をしていた若いスタッフに、スマホを見せ、「これはどこでしょう?」と聞くと丁寧に教えてくださり
たどり着きました。

おおお、ほんとだ、綺麗な青\(^o^)/

いやはや、楽しいね~。

さあ、そろそろ帰りますかね。
おお、素敵な建物が

重要文化財指定 旧洋館御休所
新宿御苑が皇室の庭園時代の名残ですかね。
細部が美しい♪

伊勢丹のデパ地下をのぞいて帰りたいところだけど、ラッシュに重ならないように、早めに退散。
人生長く生きているといろんなことを体験、知識が積み重なっていく。
年上の友人、年下の友人、いろんな世代に友人がいることは財産ですね。
先輩、いい情報ありがとうございました(^▽^)/












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