自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

小さな街中チーズ工房 スイミー牛乳店

2020年04月25日 | 日本のチーズ工房
東京を離れどこかに旅する時、どこで何食べよう? その地で何買って帰ろう? いろいろ調べるなかに、チーズ工房はないかな?とも検索する。 神戸、明石で、誰かチーズ造ってないかな? 六甲のほうにあるか・・・でも、車ないし、一泊二日の限られた時間では無理か・・・。 そうしていると、明石に国産チーズをメインに飲食店をされている女性を見つけた。Facebookを読ませていただくと、おお、この方、半端ないチーズ愛。 行きた~い。 結局今回は、時間切れで訪問は叶わなかったけど・・・彼女の記事に、「ハイカラー」というウォッシュタイプ(臭いが強烈・・・でも旨味が強く、チーズ好きにはたまらない、、有名なのはモンドール)のチーズが入荷しました~。このレベルは凄い・・・と。
おおお、なんじゃそれ? 早速ググる。 あら?神戸の街中で造られてる~~\(-o-)/
工房は、西元町駅からすぐのメルカロード宇治川商店街の一角に、ありました。

チーズとヨーグルト製造 スイミー牛乳店

名前が面白いよね。

小さな店舗に入ると、製造しているスペースも小さい。

街のお豆腐屋さん的な。

季節ごとの果実などが入った手作りヨーグルトが数種類。 たっぷり入っています。ラムレーズンなんてのもあって、あ~ん、食べたい~。
チーズは、店の名前を冠したスイミーというチーズ、アイスランドの国民食「スキール」をイメージして造られたという。どんなだろ?
試食をさせていただくと、ヨーグルトから水分を除いたような、フレッシュタイプのチーズ。 ジャムやお菓子と良く合いそう。 シンプルだからツナとかスモークサーモンとかと合わせればカナッペとしても使えそう。

そして、2種類造っているチーズのうちのもう一つ「ハイカラー」。 こちらも試食させていただきました。
う~ん、ミルキー~~。 トロトロ~。 見た目はモンドール、モンドールよりトロトロだ。
美味しい♪

熟成中のハイカラー

この2種類のチーズ、フレッシュとウォッシュ。 1~10で、癖を表現するとしたら、スイミーが1、ハイカラーが10(;・∀・) 正反対のタイプだ。

私:「普通なら、この間の一般受けするモッツアレラとかカマンベールタイプのチーズを造るであろうに・・・面白いですね・・・」
店主:「そうなんです、どうせなら両極端なのが面白いなって」
この方、いい! おもろい~。(えせ関西弁(;^ω^)

つい共感してしまった私、「もしや、動物占いの「おおかみ」じゃないですか?」
動物占いっていうのも古いんだけど・・・

ひと昔、いやふた昔前に流行った動物占い。 私は、おおかみ。 私の周りも、おおかみが多い(;^ω^)。たまにコアラとかかわいいキャラの人もいるけどね。おおかみは、「変わっている」・・・って言われるとちょっと嬉しい。自分の流儀をもっている・・・らしい。

何か同じ臭いがしたのだけど・・・
「実はですね・・・小鹿なんですよ」って、すぐに答えが帰ってきた。おお、知ってた(;^ω^)
いや~、面白い人だな~、もっとお話しを聞いてみたいけど、、そろそろホテルにチェックインしないと・・・。

う~ん、スイミーを買うか、ヨーグルトを買うか、、、一番買いたいのは、ハイカラー。
でも、でも、でも、臭いぞ~。 帰りの新幹線、異臭騒ぎが起きちゃう~~(゚Д゚;)

ハイカラーは、500g以上あるし・・・。

う~む、う~む。。。
でも、やっぱり彼女を応援したいっ!
一つ下さいっ!

決してお安くはないけど、大人数で食べれば、そんなに贅沢でない。
一つ5000円くらいします。

「東京まで持ち帰るので・・」としっかりめに袋に入れてもらい、持参したジップロックでしっかり封をして、でも、匂ってました・・・(笑)
「東京からいらしたのですか? 私も来週東京です」
「何か展示会とかですか?」
「仕事で、同窓会みたいなものです」っておっしゃっていました。

東京に戻り、美味しいもの好きな人たちとの集まりで、いただきました~。

とろっとろです!
美味しい~~。

Kさん、部屋中にチーズ臭をまき散らしてごめんね。 にゃんこちゃん達も、ごめんね。
でも、われわれは幸せでした(^▽^)/

Facebookでフォローさせていただいている明石のチーズ酒場?さんの記事を見ていたら、その東京の仕事っていうのは、チーズシンポジウムのパネラーでした。 そしてその明石のチーズ酒場さんの店主もパネラー。やっぱりこの方も凄い人ですね。他、チーズアワードで優勝した千葉の「千」の方、那須のチーズ工房「今牧場」の方など、女性ばかりのパネリスト達でした。 チーズの世界、本当に面白い。そして女性が頑張っている。

※今牧場は、ご主人が山羊のヴァランセタイプ(ピラミッドみたいな形)の美しいチーズを造っていて、奥様は牛、イタリアのタレッジオタイプのチーズを造っている。イタリアタレッジオ協会会長の下で修業を積んだガッツある女性。

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神戸の餃子@ぎょうざ大学

2020年04月19日 | 神戸・明石2020
2月22日(土) &23日(日) 神戸・明石へ一泊二日
これがコロナ自粛前最後の旅・・・

昨年と同じように暖かい台湾あたりに行きたいな~と夢見ていたけど、、、出たはいいが、コロナに感染したら・・・、帰国できなくなったら・・・、やはり社会人としては、ここは「行かない」決断をするしかない。
でも、どこかに行きたいっ!
そこで以前からS女史が行きたいと提案してくれていたレストランへ行ってみることになった。
そのレストランがあるのは、明石。
「CIRO」というトラットリアだ。 リーズナブルに瀬戸内の海の幸が楽しめる予約困難店で、2週間前の9時半に電話予約をする。昔のコンサート予約のように、電話がつながらない・・・が、S女史ががんばってくれて、予約できた。
そこからホテルを予約。 新幹線はその日に予約すればいいか・・・。はい、もちろん現地集合だし。
このご時世だし、一人だし、東海道新幹線なんて通勤電車くらい5分おきくらいに出てるし。
・・・が、甘かった(;^ω^) 朝8時15分くらいに新横浜でチケットを購入しようと窓口に行くと、、、
10時半まで席がありませんが・・・どうしますか? えっ????? マジっすか?
それから、駅員さん、一生懸命検索してくれて、奇跡的???に、一席、8時40分くらいの席を確保してくれた。ヽ(^。^)ノ?
はあ、、、なんとなく自粛雰囲気も出てるけど(2月時点では国内には旅できる雰囲気だった・・・)、みんな出かけるんじゃん。朝から疲れたぜ(;^ω^) 満席の新幹線、通路側の席に座る。 さあ、ランチは神戸、何食べよう♪
神戸らしいもの・・・? 思いつかない・・・ 図書館で借りた古いるるぶを見ると、餃子が紹介されていた。 うん、餃子好きだよ♪ 記事を読んでいると、、、神戸餃子は、白みそとラー油で食べるという。 白みそ???
これが、ビールに合う~~~らしい。ふむふむ、面白そう♪

神戸・・・何年ぶりだろ~・・・いや、30年ぶりくらいだ(;・∀・)
私にとっては、海外♪なくらい新鮮♪
東京とは、鉄道が違うし、聞こえてくる言葉も違う。 エスカレーターの並ぶ位置も違う。
元町駅で下車し、向かったのは、「ぎょうざ大学」
はい、入学するために並びましたよ。

並んでいる間に、お兄さんが注文を取りに来るシステム。
メニューは餃子しかないし、オーダーも一度しかできない。 だから、準備がし易いし、時間のロスがない。
このお兄さん含めスタッフは3名、 たんたんと仕事をしていて、感じもいい。

白みそ、ラー油、お酢、しょうゆなどがテーブルに設置されている。

白みそとラー油を小皿につぎ、準備万端、餃子を待つのみ♪

来た~~~

二皿分。 (二皿がミニマムオーダー)

小さめで、皮がカリカリ薄めなので、これならもう一皿いけそうなほど軽い。
う~ん、噂通り、ビールに合う~~!!! 白みそ&ラー油、イケる~~\(-o-)/
白みそは、いわゆる酢みそみたいな感じで、ほんのり甘い。 この食べ方、新鮮だわ~、家でもやってみよう♪

30年ぶりなので、地理がよくわかっていなくて、ふらふら歩いていると、
ここ中華街の路地なのね。

地方都市によくある、アーケード。 神戸って、こんなにアーケードがたくさんあるんだ~。
雨の日には、とっても便利です。


お、ドンクの本店発見

自由が丘では、ご近所だったので、お世話になったな~。

神戸といえば、パン。 パン屋さんも散策してみる。

庶民的なパン屋さん。 こういうお店では、クリームパンを買います、私。
サンドイッチとかも美味しそうでした。

こちらは、人気ビストロが経営するおしゃれなブーランジュリー。 THE BAKE

店内もおしゃれでした。 私がウキウキしたのは、床、タイルです。 かわいい。
シャルキュトリーを使ったサンドイッチとか、キッシュなど美味しそうでした。
私は明日の朝用にチャパタをひとつ購入。 クロワッサンも買ってみようと思ったけど、少し焼き過ぎなかんじだったので、やめました。

はあ、見知らぬ街は、楽しいね。





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トランクウィル@山梨市

2020年04月11日 | 日本の食べ歩き
1月11日(土)
いや~、夜、朝、つるつるの温泉につかり、手足お肌、全身すべすべっ!
ほんとに! 指先もささくれ無し! 凄いお湯だ~。

チェックアウト後、早川の渓谷沿いを町営バスで下部温泉駅へ。 のんびり身延線に揺られ甲府へ。
KせんせとKさんは、石和温泉の日帰り温泉に寄るとのことだったので、私とTさんは、山梨市へ向かう。
マイペースな者同士なので、別行動は当たり前(;^ω^)

昨年12月にも訪問したトランクウイルというイタリアンでランチ。
山梨市駅から徒歩5分くらい、笛吹川沿いに立っているレストラン。 何でこの店を知ったのか、、、誰かのブログで桃のパフェや美味しそうな料理の写真を見たからだ。 ずっと気になっていて、やっと12月に初訪問。

のどかな道を進むと、1階が車庫、2階がコンテナみたいな四角い建物に到着する。 知らなければ、レストランとは全くわからない。

到着したのは午後1時ごろ、満席(;^ω^) 海外から帰国した友達を囲んでの食事会らしいマダム達(後ろの席だったので、お話が聞こえてしまったので・・・)、カップル、女子二人組、女子おひとり様・・・と、さまざまなお客様。

12月に来たときは、シェフ一人だけで、大変そうだったけど、今回はサービスの女性が一人加わっている。 前回聞いたお話だと、たぶんお姉さま。 しっかり者風。

ここのイイところ。

席から見える開放的な景色
笛吹川、フルーツパーク、富士屋ホテル、ほったらかし温泉のある山が見渡せる。

シェフはかなりのこだわり屋さんのようで、なんでも自家製xxxとか書いてある。
ワインも地元旭洋酒(ソレイユ)のすっきりした甲州。 美味しい♪

フルーツやナッツの入ったサラダ

綺麗だしオサレ(^▽^)/

パスタ

Tさんが頼んだサルシッチャと白菜だっけかな?、私のはモッツアレラとほうれん草のトマトソース

そしてドルチェ

プラス400円だったかな。 プリン♪
私、プリンとシュークリームには目がないんです(;^ω^)

はあ、美味しいものがあれば、すぐにし・あ・わ・せになってしまう単純な生き物で良かった~。
ごちそうさまでした。

食後は、笛吹川沿いを歩き、JAでお買い物して買えることに。

いいお散歩です。

JA

フルーツが盛んな時期には、きっと魅力的なんでしょうね。

もう歩けないので、タクシーを呼んでいただき、山梨市駅へ。
一泊二日の山梨旅、いい気分転換になりました~。

コロナのせいで(◎_◎;)、唯一の?楽しみである旅が出来ない(´;ω;`)ウッ…昨今。
とうとう、昨夜は、夢の中で旅してました(笑)

たぶんイタリアから車をチャーターして、途中トイレ休憩で降りた場所が、地中海の小さな港町みたいだけど中国(笑)(と、運転手が言っていた)、そして次に下車すると、台湾の故宮博物館のような階段を登り、到着したのがユーロディズニー(最終地点はフランスでしたね)
はい、夢なので、地理的にはめちゃくちゃです。 朝、起きて、自分で笑ってしまいました。とうとう、旅をしたい!という願望を夢で叶えるというテク・・・人間って、面白いですね~。



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山梨の秘湯 奈良田温泉再訪♪

2020年04月05日 | 温泉
2年前のイタリア旅行以来、Kせんせと遊んでいない。 Kせんせは、毎月のように海外に出かけ、温泉に出かけ・・・いつ働いているんだい?っていうペースで旅を楽しんでいる。たまには遊んでちゃうだいって言ったら、数年前に訪れた奈良田温泉にまた行こうという。 なんと2020年2月末日をもって、宿を閉めるというのだ・・・。
奈良田温泉白根館は、温泉通をもうならせるトロトロ不思議なお湯。

前回は、新宿からバスで身延まで、身延からまたバスに乗り換えて、6時間かけて宿に着いた。 移動にまる一日・・・・、なかなかの秘境(;・∀・)
今回は、すでにJR東日本大人の休日クラブジパング?で、いつでも3割引きになるKせんせ、お友達のKさんは、電車で行くという。 はい、先輩にならい、若輩ものの私もフルフェアで電車で着いていきます、ハイ(;・∀・)

1月10日(金)
ゆっくりめのあずさに乗り甲府まで、甲府からは身延線で下部温泉下車。 そこからはバス。 電車でも遠い道のりだ(;^ω^)
バスの乗り換えまでに時間がある。 お茶でも・・・と思ったけど昼がまだだったので、駅前の食堂へ入る。
イワナが名物らしく、イワナ蕎麦をたのんでみる。 ニシン蕎麦的な魚の甘露煮が乗っている。
レトルトパックに入ったイワナの甘露煮だったり、乾麺の蕎麦だったらな・・・やめようかと思ったのだけど、
ちゃんと甘露煮も自分のところで煮つけているし、蕎麦も機械だけど自家製麺とのこと。


さてそろそろバスの時間。 バスに乗り終点まで。
細い山道に入って行く。 途中、昨年の台風19号の被害により、流木や土砂崩れ、、、、

数年前に来たときの景色とは違う。 橋も流され一時期、通行止めが続いていた。
流された橋の上に橋をかけ、とりあえず通行できるようになっている。
我々が目指す奈良田温泉白根館も、休館を余儀なくされていて、やっと再開したようだ。

奈良田温泉のちょっと手前、世界一古い温泉宿としてギネスに登録されている慶雲閣がある。 早川渓谷に立っていて、何度も被災しながら続けてきた宿は、その最古としての面影はないが、源泉がひっそり守られている。
慶雲2年から・・・というが、何年なの? 1千年以上前らしい(;^ω^)

慶雲閣を過ぎた後5分もすると終点奈良田温泉に到着

1軒宿の白根館

日本秘湯を守る会の宿です。

ここの温泉、本当に凄いんです。
ぬるぬる度は、よく言われる化粧水のような・・・の表現では足りない。
まるでオイルに入っているようなのだ。
湯舟に入る前に、桶で湯をすくい体にかけた途端に、トゥル~。 こんなお湯は他ではない。

入る日にち、時間によって色も変わるらしい・・・

そして、ここのお愉しみは、凄い温泉だけではない。 食事が美味しいのん。
狩猟免許のあるご主人、イノシシだの、熊だの、鹿だの・・・
食事に供される。
今夜は、鹿のしゃぶしゃぶ。

一つ一つにこだわりがあって、自家製えごまのゴマ塩も、これだけでもう一膳ほしくなる。

お品書き

蕎麦がきは、揚げだし


は~、美味しい料理と温泉、極楽極楽♪

2月いっぱいで閉めてしまうというのは、やっぱり台風で大きな被害があったせいなのだろうか・・・
コミュニケーション能力がバツグンのTさんが、ビールを買いにいったきり帰ってこない、、、
しっかりその理由を聞き出していた。
なんと人手不足が一番の理由だそうだ・・・。宿の経営は、本当に重労働・・・。

残念だけど、この凄い温泉は、引き続き日帰り温泉として利用できるようです。

朝ごはんもしっかりいただき、帰路につく。










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