自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

野毛デビュー(;^ω^) @内田日和

2018年05月27日 | 店主の飲み歩き
16年前、日本酒の利き酒師の資格を取得した。 当時、試験はマークシートでなく(;^ω^)、すべて手書き。 久し振りにペンだこが出来た。しかも、漢字が・・・醸す、とか発酵とか、、、酒辺?がつく漢字が多くて角数が多く、よく勉強したな〜〜。 その試験対策講座みたいなのに参加したときに出会った、のが元気女子Rさん。 私がお店を始めて数年後に、ご自分でも神楽坂にお洒落な"和酒バー"を開店させた。 今では、日本ワイン、日本のクラフトビールが脚光を浴び、それを取り扱うお店がたくさん増えたが、その当時としては、かなりのはしり、パイオニア的なお店だった。

お互いに年賀状を交換するだけとなって10年、ひょっこりRさんからメールを頂いた。 年賀状にメールアドレスが書いてあったから、メールしてみよう、してみようと思いながら、時が過ぎ・・・(;^ω^)・・・あるあるなお話。 せっかくご連絡頂いたのだから、会ってみよう♪ と、すぐに日にちと場所を提案いただき、実行(^_^)v

場所は、野毛〜(;^ω^) 桜木町の駅を挟んで、みなとみらい地区とは全く真逆な庶民エリア。 かなりディープな呑兵衛パラダイス・・・・。 今は、どこのディープゾーンも世代交代が進み、変化が著しくい。 どんどん若い世代も進出している。

明るいうちから飲む気満々の空気(^^ゞ


京急の日ノ出町駅からは徒歩3分くらい、JR桜木町からは徒歩10分くらい。
「内田日和」

5月3日にオープンしたばかりの新店。 スタッフは男性二人、とても感じがいい。

ビールの淹れ方が凄くて、スーパードライも泡がクリーミー、ウマい。


おつまみも丁寧。

アボカド鶏ささみ、ハツの生姜煮、トマトの土佐酢マリネ

日本酒も40種類くらいあり、状態良し。
タイプ別にお勧めを紹介してくれる。 最初は、飲みやすいスッキリタイプから。


クリームチーズチャンジャ、こんもりポテトサラダ。


じゃんじゃん呑みます。 日本酒好きのYちゃんも声をかけたので、Rさん&Yちゃんは、凄い勢いで飲んでおります(^^ゞ

私はすっかり出遅れております(◎_◎;)

印象に残ったのは、これ〜!

群馬の巌 微発砲なのに、酸味がしっかりしているから、とっても飲み応えがあります。

しまいには、お燗も(笑)


野毛の内田日和、とってもいいお店でした。 こんなに呑んで食べても、一人5000円いきませんでしたよ〜。

いや〜、酒が飲めてよかった〜、10年以上会ってなくても、初対面でも、すぐに仲良くなってしまうのです。






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新緑の小淵沢

2018年05月13日 | 旅行
実家に帰るごとく定期的に行く場所、先輩の住んでいる小淵沢。 サマーシーズンの週末だけ営業を続けてきた食事処も、今年は開かない。 そろそろ東京に戻ってしまうとのこと。 ううう、気軽に行ける場所がなくなっちゃう・・・涙。 そのさみしさは、自分がコッコロを閉店したときに、お客様にさせてしまったさみしさでもあるんだよね・・・。 でも、S先輩のこれからの人生にも、私の人生にも、自分らしく進んでいくために必要な決断だからね。S先輩のこれからを、心の中で応援致します。

20代からの仲間、しょっちゅう会うわけでないけど、誰かが号令をかけると、すぐ集合できる。 小淵沢までの特急あずさ7号、Tさんは新宿から、K夫妻は横浜から、私は立川から乗り込むから、各自チケットは入手。 ま〜、小淵沢の駅で会えばいいから、誰がどの席に座るのか、まったく興味がない我ら。

立川のホームであずさを待っていると、Tちゃんから「6号車に乗りました。」のメールが入った。 「私も6号車、ちなみに3A」と返信すると、Tちゃんは、3B(;^ω^)。 それを見たK夫妻からのメールは、3C,3D. 何も打ち合わせしてないのに・・・横一列\(^o^)/
ホームで一人笑ってしまう私、ビールとつまみを即買い致しました。

車内に乗り込み、Tちゃんを見つけると、二人で大爆笑(⌒∇⌒) そして、八王子から合流したK夫妻も爆笑しながら合流。 いや〜、私たちって・・・(笑)
はい、朝から宴会開始。

お天気にも恵まれ、途中、富士山もばっちり(^_^)v

小淵沢に到着すると、あれ? 駅が・・・新しくなってる〜〜www.
展望台が出来て、上がってみると・・・

360度のパノラマ・ビュー♪
八ヶ岳、南アルプス、富士山♪ 富士山には、何雲?っていうんでしょうね不思議な雲。 これは、雨の前兆らしいです。 その雲の影が南アルプスの山に映っている。

駅から小淵沢の道の駅まで歩く。

緑が気持ちいい〜〜〜!

途中、かわいらしいガラス・家具工房「葉音はのん」へ立ち寄る。

小さな花やツツジ・・・高原の春。

先輩のおうち

お庭には、藤のお花が咲いていました。

ここからは、ひたすらしゃべる、笑う、笑い過ぎて泣く・・・を繰り返す。

体が元気になる、優しいお料理の数々。

いや〜、楽しかった〜。

もう少しの間いらっしゃるようなので、また、夏にもう一度来よう♪♪






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キリン横浜生麦工場でビール造り体験♪

2018年05月03日 | ビール
世の中、ゴールデンウイーク。 我々もゴールデンウイークっぽいことを♪
キリンの生麦工場で、ビール造り体験が出来ることはなんとなく知っていた。 Cちゃんが以前参加したときは、一日中ビールが飲めて楽しかった〜と。
なぬなぬ、一日中ビールが飲める・・・(;^ω^)

忘れかけていたころ、Cちゃんから連絡、抽選に当たったのだとか。 週末に開催されるこのイベント、人気が高く、GW中となった4月28日は、倍率10倍。 ありがとね〜Cちゃん。

生麦駅で朝9時待ち合わせ、普段通勤で出かけるのと全く同じ時間に家を出た。
日本のビール造りの先駆けとなったキリン生麦工場。

広々して、きれい。

ピクニックでもしたいような。 あ、それもありか???
庭には、こでまりでなく大きなお花の「おおでまり」


我々のグループは、6名。 学生時代からの友人たちとコッコロ時代のお友達。
同じようにグループで参加が他5グループ。

本日のスケジュール確認。 本日は、上面発酵のビールを造る日。 エールやスタウトといった香りやコクの強いタイプ。 普段は、キレのいい下面発酵のラガーを造る日が多いのだそう。 月一回しかその日はないそうで、それをやりたくて何回も参加する人がいるらしい。

ほかのグループをみると、女性のグループ、外人さんのいるグループ、男性だけのグループ・・・ミックスのグループ。 お酒を造るので、未成年はもちろん参加できない、大人の体験教室だ。

さあ、ラボ?に移動し、ビール造り開始♪

原料の麦。

上面発酵のビールのうち、我々が選んだのは、スタウト(黒ビール)。 昨年、仕事でエールを造ったことがあるので、今回は、黒がいいなと思っていた。

この色の違いは、乾燥させるときの温度の差。 温度が高いと色がついていく。 これが、苦味や香ばしさ、酸味など、複雑な味わいを出す。

15リットルのお湯に、粉砕された麦を投入。

ひたすら、ひたすら、魔女が毒薬を造っているかのごとく、ぐるぐるぐるぐるする。
かなりの量の麦が入っているので、重い! のちに筋肉痛(笑)

温度を調整しながら、糖化を促す。 甘酒が出来るのと同じ原理? でんぷん質が、糖に変わっていく。 化学の実験。
最初は、7パーセント(ピーマンの甘さくらいだそう、って生で食べないもんね)くらいだった麦の汁。 18パーセント近くまで糖度が上がった。

香りや味を加えるホップを加える。

こんな感じのツルになっている植物に秋ころ出来るホップ。 通年の製造には、タブレット状になったものを使用。 キリンさんでは、生のホップを使ったスペシャルなビールが一年に一度出るらしい。 出回る数量が少ないから、「生ホップ使用」っていうのをスーパーやコンビニで見つけたら即買いをしないと一年出会いない。

ろ過する。

真っ黒。

エールを造っているチームのは、少し色が薄い。


麦汁のテイスティング

同じように造っても、グループ毎に、微妙に味わいが違う。面白いね〜。

ここで、ランチタイム♪♪♪

Cちゃんが以前参加したときは、ここでもビールが飲めたんだって〜。 でも、ある時、工場見学中に倒れちゃった人が出て、、、、それ以降は、作業が終わるまでビールが飲めなくなっちゃった。 ったく〜。 飲めないやつは、飲むなっ!

やはりノンアルは、ビールじゃないから、最初の一口は、のどが喜ぶけど、心が喜ばない。 とほほ。

ランチの後は、工場見学♪
我々がグルグルやっていた糖化が行われる巨大タンク。


これは、発酵タンク。

凄いよ、この巨大タンク。 一日350mlカンを一本ずつ飲んだとしても、4000年かかるんだって〜〜。

ボトリング、今は、ペットボトルの樽もあるんだってね〜。 クラフトビールタイプのビールを扱っているお店で、見つけることが出来るそう。


そして、VRで、ビール缶になった気分を体験。 ベルトコンベアで運ばれるシーンは、ジェットコースターに乗っているみたいで、ちょっと気持ち悪くなる。

いや〜、楽しませてくれるね〜。工場見学♪

食事と工場見学を終えると、作業再開。


比重計で、糖度を測る。

きゃ〜、化学の実験〜♪ あたくし、高校時代、化学部にちらりと在籍したことあり(笑)。

糖度が高いものを発酵させると、アルコール度数の高い酒が出来てしまう。 目標値のアルコール度数6%のビールを造るため、お湯を足して、糖度を下げる。 計算式があって、ちゃんと計算するのです。

その麦液をぐるぐるっと回して遠心力を使い、真ん中に小さな粕を寄せる。ワールプールという方法らしい。
液を発酵タンクに移して、最後、こんな感じで粕が中心に集まっているのがわかる。


発酵タンクに詰めて、酵母投入〜♪

元気な酵母が、パクパクと糖を食べて発酵してくれるのね〜。アルコールになるまで約ひと月、楽しみに待っているよ(⌒∇⌒)

さあ、やっと、やっと、ビールの飲める時間がやってきました。


10倍の確率を通り抜け、本日体験するビール造り。 さらに、われわれ、4万人目達成の回に当たりました\(^o^)/ キリンが、今までに16年間続けているこのビール造り体験、、、、計算すると、一万人単位の記念日は、4年に一回しかない。
なんだか、凄いラッキー♪
普段のおつまみは、柿の種小袋一パックのみなのに・・・今回は、スペシャル。 チーズトースト、キャベツのマリネ、オニオンリング〜。

一番搾り横浜づくり

黒ビール・・・我々のビールもこんな風に出来るかな??
30分しかない試飲タイム(;^ω^)、はい、3杯しっかり頂きました〜。

6グループ参加者全員とスタッフ全員での記念撮影(これは4万人目達成のスペシャル)終了後、グループ毎に撮影。

ビール小瓶とグラスをお土産に頂いて(これもスペシャル(^_^)v)、あ〜、お腹いっぱい、心いっぱい〜。
4時半解散。

何にも食べられない〜と、いいながら、大衆食堂に入る私たち(◎_◎;)

これが、、、、大当たりのお店でございました。
安い、ウマい。

一日中立っていた私たちにやさしい、ちょうどいい座敷に通され、すっかりくつろいでしまいました。
もたれている壁の上を良く見ると、店内なのに、、、

看板が・・・???

今日の一杯、明日の活力(^_^)v

はい、明日からの活力にさせて頂きます!


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