自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

モンパルナスの下町感あふれる商店街

2020年02月29日 | パリ左岸2019
いったん宿に戻り、身軽になって、駅の反対側へ歩いていく。

下町感たっぷりの商店街へ出向いたのは、最後のお土産、チーズとバターを買いに。


Beillevaire(ベイユヴェール)

2年くらい前、麻布十番にバターサンドの店を出店したらしいとのニュースあり、日本ではひとつ500円くらいするから、パリならどんだけお安いのん?と楽しみにしていた。絶対本場で食べたほうが美味しいに決まってるし・・・。
店内をみわたすが、、、無い(◎_◎;) あれ?

マダムに、バターサンドありますか?って聞いたら、、、バター???
う~むフランス語でバターって何だったけか?
お兄さんが代わって対応してくれたけど、やはり、、、???
う~ん、アザブ ジュバン(笑)って言ったら、
あ~、東京の店で売ってるお菓子のことね~ってわかってくれた。
それ無いの? と聞くと、
麻布十番にあるBeillevaireは、うちのバターを使って、日本の方がお店を開いている、うちの店じゃないよ。
は・・・そうなんだ。

ちょっと勘違いて残念だったけど、どちらにせよ、バターとチーズは買いたかったから、さあ、バター♪、チーズ♪

日本ではなかなか高価で手の出ない山羊チーズを(⌒∇⌒)
日本へもって帰るなら、割としっかりしているカマンベールのような白カビっぽいシェーブルをお薦めするよ、と選んでくれたチーズ、エスカルゴの焼き印みたいなのがしてあって、かたつむり型をした食べたことない種類。 それからモンドールも大きいとの小さいのをひとつずつ。
バターは、粗塩入りと有塩バター、8個くらい購入。
最近は、新宿伊勢丹でも販売開始されているらしく(さすが伊勢丹)、一つ1600円くらい(◎_◎;)のしろもの・・・。おパリなら2ユーロくらいだったかと。寒い時期は、こういったお土産が躊躇なく持ち帰れるからうれしいね(^▽^)/
こちらのバターは、とてもマイルド。
ギャラリーラファイエットやボンマルシェでも買えるけど、本店がやっぱり鮮度ヨシ。
手作りの発酵バター、消費期限が短いです。(約1か月)

さあ、メインの土産はゲットしたし、最後に、この商店街にあるパン屋さんに立ちより、クロワッサン食べ比べの続きを。

庶民的なパン屋さん。

お安かったけど、ちょっとパサパサしてたな・・・

こちらは、賞を取っている有名なお店

さすが、美味しゅうございます。 最後に美味しいクロワッサンで締めくくれました。

宿に戻る途中の、有名なパリの近代建築

リカルド・ボフィールの集合住宅
中はどうなっているのかな~。

さあ、部屋に戻って荷造りだ。
宿に戻ると、先にTさんも帰っていて、最後のパリひとり歩きを楽しんでいたようだ。
美味しい中東のレストランを見つけ、最後まで食べる時間が無かった~と悔やんでいたほど美味しかったよう。 食いしん坊の触角を生かし、美味しそうなパン屋さんも見つけていた。

冷蔵庫に残っていたチーズと、ボーヌで買ってきたスパークリング、今買ってきたクロワッサン、と最高のお疲れ様パーティ? いや~楽しかったね~。
やっぱりパリは美食の街でした。




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パリ7区 エッフェル塔界隈

2020年02月15日 | パリ左岸2019
11月19日(火)
いよいよ本日は、パリ最終日。 もうちょっと滞在したい・・・くらいの感じがいいのかもしれない。旅が長くなると荷物も多くなるし、遊び続ける体力ももたなくなる。
本日も別行動。

宿は午後4時までレイトチェックアウトにしていて、空港までのタクシーも予約済みだ。
日本から日本語で予約のできたこのアパート、何かあったら日本語で対応いただけるので、フランス語の話せない我々には、とてもありがたい。が、レイトチェックアウト(12時~16時)にほほ一泊分かかったり、タクシー呼ぶのもお願いすると幾何かの手数料を取られる(◎_◎;)
なもんで、タクシーはネットで調べて電話で予約。

最寄りの地下鉄駅パスツールから6番線に乗って、ビラケム駅下車。
この地下鉄、途中から地上に出て、エッフェル塔が見えてくる。
駅を降りると、セーヌ川にかかるビラケム橋

橋の上を地下鉄6号線が走り、次の駅は、高級住宅街パッシー。

映画やドラマのロケ地としても見たことあるかもしれない。最近では、グランメゾン東京のキムタクと鈴木京香がこの橋に立ち、エッフェル塔がバックに。

2層になり下が車と人、上に地下鉄6号線。 こういう建造物も大好きなんですね~。ポルトガルのポルトの橋も2層になっていた。1階が車と人、2階が電車と人。そのドン・ルイス1世橋は、エッフェルの弟子の作品だ。

美しい。

そして橋の真ん中に中州「白鳥の散歩道」があって、次の橋グルネル橋まで続いている。


そしてここから見るエッフェル塔

足元まですっきり見える。
ここから見る花火は格別なんでしょうね。

そしてパリっ子の定番の場所

Marry Meの赤い文字
はい、プロポーズの定番場所(笑)

ここからは、エッフェル塔まで朝の散歩

まさに鉄のレース編み、美しい~。

モンパルナスから見ていたエッフェル塔、今度は、エッフェル塔からモンパルナス・タワー


エッフェル塔の前の公園

晩秋のパリ

エッフェル塔のふもとのこのエリア、美味しいものがたくさんあるんですよ。
エッフェル塔から歩いて7区の住宅街へ。

サン・ドミニク通りを歩いていると、こんなかわいいお菓子屋さん
パン屋さんも美味しそうだし♪

お花屋さんもかわいい。

日本の花束とはちょっと違ってる。持ち手がついてる。

そして、私の目指す店は、ここ

ルモワンヌ♪
ボルドーのカヌレ屋さんのパリ店
前回のパリにも来ましたよ、、、、でもなんと電気系統の故障で店が閉まっていた(◎_◎;)
やっと叶いました。

お店に入るとなんと日本の方。 もしや日本人が焼いてるの?
いえいえちゃんとボルドーの本店のままに焼いてます。


焼きたてのカヌレが食べたかったのです。 その夢叶いました!
毎日朝いちばんで焼きたてがあるとは限らないそうだけど、たまたま他の方の予約が入っていて、焼きたてがあったというラッキー♪
さっそくほうばってみる。 そとのカリカリ、う~んこれよ、これを感じたかった。数時間するとこの焼きたて特有のカリカリは失われてしまうのです。 焼き菓子だから1週間くらいはふつうに美味しいんだけど、このわずかの数時間は特別なんです。
兄家族のお土産にひと箱、Tさんへおすそ分けの一つゲット。

このあたりは落ち着いていて、安心して歩ける場所なんです。しかも美味しい店がそろっている。
レストランも気になる店多し。あ~、次はこの当たりを基地にしてもいいな。

おじさまがたくさん?働いているお総菜屋さん
果物屋さんでしぼりたてのオレンジジュース買って、ビタミン補給。

そうそう、マリー・アンカンタンという熟成チーズ屋さんもあります。
ここも楽しい。 店の前を通ると、看板を見ないでもわかります。熟成したチーズのかおりが導いてくれます。 あ~、熟成士の熟成したモンドール・・・美味そう~~。
でも、これは相当臭くなるな・・・・。と無念、断念。
























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驚きのコスパ、ブイヨン シャルティエ・モンパルナス

2020年02月11日 | パリ左岸2019
ポン・マルシェ(パリのデパート)で、お土産を物色し宿に戻る。

明日は帰らないといけないから、少しずつ荷造りをすすめたり、捨てる物をまとめたりしているうちに、夕食の時間だ。
パリ最後の夕食は、Tさんも行ってみたかったご近所のブイヨン、シャルティエ・モンパルナス店へ。
モンパルナスタワーのすぐ向かいにあり、至極便利なロケーション。
ブイヨンというのは、19世紀末、パリに誕生した庶民的で低価格ブラッスリーのこと。
モンパルナス店は、116年の年月を経て、シャルティエに戻った店舗で、そんな入口も店内も、アールヌーフォー調で、価格とのギャップも興味をそそる。


テーブルクロスは紙で、伝票の代わり?にもなって、注文を入れるとそこにメニューを書いていき、最後もそこにお会計を記入してくれるシステム。


決して愛嬌がいいとは言えないお腹の出たギャルソンも、マンガになりそうな風貌で、この店の名物の一つでもあるようだ。 英語メニューをもらって、ポーションの少なそうなものをチョイス。

リーキ(ネギ)のマリネ

ねぎを茹でてマリネした感じでしょうか、簡単でこれは使えるね。 ネギ甘~い。

ブータン・ノワール

血の入ったソーセージ♪ フランスだわ~。

Tさんのハンバーグ的や~つ。

これはイマイチ。でも、ポテト美味い。

ワインは、たくさん飲めないからカラフェ・・・を頼んだけど・・・
1リットルも入っていて、ボトルより多い(◎_◎;)
しかも4ユーロくらい(日本円にすれば500円、ワイコインかよ(笑)

名物ブラッスリー、続々と人が入ってきて、いつのまにやら満席に。 お隣のテーブルにも次から次へと料理が運ばれ、そのボリューミーさに目を丸くして見ていると、おじさんが嬉しそうに親指を立ててGood!とウインク。 味はさておき、なんだかアミューズメントパーク的なわくわくのあるお店でした。




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国立近代美術館のあとは、ファラフェル♪

2020年02月07日 | パリ左岸2019
パリにある美術館でまず一番に思い浮かぶのは、ルーブル、そしてオルセー、、、さて、パリの三大美術館のもう一つは何でしょう?

国立近代美術館は、パリ三大美術館の一つ。
近代というと、我々凡人には作者の意味するものがわからない、爆発だ~~的な作品を思い浮かべるけど、長い歴史を持つパリでは、フォービズム、キュビズム、エコール・ド・パリ、シュールレアリズムと、その時代も近代ということで。
暗い宗教画が苦手な私、明るい幸せな絵が好きなんです。 今回は、マティスやシャガール、藤田嗣治を見に行きたい、と国立近代美術館へ行くことに。

橋を渡りパリ右岸に入り、美術館のあるポンピドゥーセンターへ。

最近行った長野の草間彌生作品のある松本美術館を思い出す。

入場するのに今はセキュリティを通らないと行けないから列に並びましたが、館内はスムーズに見やすい。
マティス

シャガール


アンディ・ウォホール

うらやましいのは、パリの小学生

美術学習でしょうか。 身近に芸術作品。

おや? お目当ての藤田嗣治がないな・・・
学芸員のお兄さんに、藤田嗣治はどこ?
って聞くと、
「今は、残念ながらありませんよ」??? どこかに貸出しているのか、、、?
よくはわからないけど、
「おんなじ質問をした高齢のご婦人が以前いてね・・・
彼女は、少女時代、藤田嗣治のモデルをしたことがあるって言ってたんだ。 少女もいまはおばあちゃんだけどね」
と、嬉しそうに話してくれた。
よほど暇だったのか、「ぼく、東京には2回行ったことあるよ~」「東京、美味しい」って話が止まらない。歴史のある日本、美味しい食文化のある日本、フランス人も日本が好きなのね。

さあ、右岸に来たもう一つの目的、パリっ子に愛されるファラフェル♪をいただく。
はい、噂通り並んでますよ~。

テイクアウトして公園でパクりもいいけど、あいにくの雨だし、店内に。

はい、レバノンビールとともに、いただきま~す。
ピタパンの中にひよこ豆やそら豆を団子状にして揚げたものが7つくらい入っていて、ボリューミー。
エスニックな香りで、食欲をそそります。
前回のパリでは、時間切れでトライできなかったファラフェル、いただけました~。
うふふ。






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パリ右岸観光

2020年02月01日 | パリ左岸2019
11月18日(月)は、Tさんと別行動に。
短い滞在、お互いの興味が違う場合、気ままに自分一人の時間を楽しむ。

今日は、右岸に進出(笑)
朝一番、地下鉄に乗って下車したのはシテ島。セーヌ川にある中州、この島にあるノートルダム大聖堂は、現在、残念なことに火災の修復中で見学はできない。 でも美しいステンドグラスは見たい。そこで、島の反対側にあるサント・シャペルへ行ってみる。

この地味な外観(;・∀・)

・・・しか~し、
ここは上下2層になっていて、下層は、王家の使用人のためのものだそう。
天井が低い。

礼拝堂


狭い階段を上ると・・・

上層には、息をのむ圧巻のステンドグラス(◎_◎;)

四方が見事なステンドグラスで、鳥籠のような構造になっている。
椅子に座りしばしパリ最古のステンドグラスの美しさに酔いしれる。
キリスト教の方なら描かれているストーリーがわかるのかもしれないが・・・、でも、そうでなくても十分、心揺さぶられ厳かな気持ちになる。 は~、凄い。
やっぱりパリは特別だな~。

シャンジュ橋を渡る。
コンシェルジェリー

お城のようだけど、牢獄。
フランス革命、マリーアントワネットも最後を過ごした場所だそうで、現在は、その再現された独房を見学できる。

右岸へ。







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