電脳筆写『 心超臨界 』

悲しみは二つの庭を仕切るただの壁にすぎない
( ハリール・ジブラーン )

◆アメリカがでっちあげた南京事件

2024-05-23 | 05-真相・背景・経緯
◆アメリカがでっちあげた南京事件


ニューヨーク・タイムズの特派員ティルマン・ダーディンは、最も早く南京事件を報道したジャーナリストのひとり、日記のかたちで当時の様子を残したという女性宣教師ミニー・ヴォートリンは南京・金陵女子大学の教師だった。米大手新聞のシカゴ・トリビューンとニューヨーク・タイムズは1937年の時点ですでに最初のストーリーを作っている。


『マスメディアの罪と罰』
( 高山正之&阿比留瑠比、ワニブックス (2019/1/28)、p86 )

【高山】 南京事件はアメリカが作った話だと考えてまず間違いない。南京裁判で証言した歴史学者のマイナー・シール・ベイツや東京裁判で証言した宣教師のジョン・マギー、同じく宣教師で口述書を残したジョージ・アシュモア・フィッチなど、関わっているのはすべてアメリカ人。南京事件が2015年に世界記憶遺産に認可されたとき、登録された記録映像通称マギーフィルムはこのマギーが撮影したものですね。

ニューヨーク・タイムズの特派員ティルマン・ダーディンは、最も早く南京事件を報道したジャーナリストのひとり、日記のかたちで当時の様子を残したという女性宣教師ミニー・ヴォートリンは南京・金陵女子大学の教師だった。米大手新聞のシカゴ・トリビューンとニューヨーク・タイムズは1937年の時点ですでに最初のストーリーを作っている。

この時期、アメリカは国務長官と陸海軍長官とジャーナリスト代表でアメリカ広報委員会(CPI)を作り、中国に親米反日の機運を盛り上げていた。アメリカの特派員もその一翼を担っていた。そのひとりがニューヨーク・ヘラルドの特派員ウィリアム・ドナルドだった。宋美齢とデキていたと言われている。蒋介石が拉致監禁された1936年の西安事件のときに、西安へ宋美齢を連れて飛んだのがこのウィリアム・ドナルドだった。

事件の首謀者である張学良と楊虎城(ようこじょう)に「お前らは引っ込んでいろ」と言って蒋介石を解放させる。アメリカは蒋介石にカネも軍備も飛行機も与えてきた。それで日本をやれ、日本を戦争に引きずり込めと指導してきたが、つまらぬ内輪喧嘩を始めた。真面目にやらないともう援助しないぞと脅しをかけたのだと言われる。蒋介石はそれで北伐をやめて対日挑発に取り掛かる。

翌1937年に入ると様々な対日テロが始まる。7月7日に盧溝橋事件があり、7月末に通州事件があり250人の日本人居住者が殺される。8月13日に上海攻撃が始まる。米陸軍航空隊将校のクレア・リー・シェンノートも宋美齢と一緒に中国軍隊空軍の指揮かなんかをやっている。ずっと繋がっているわけ、ウィリアム・ドナルドなどというのは紛れもなくニューヨーク・ヘラルドの人間だ。

一介の特派員がそんなに仕切れるわけがない。背後にいたのが先に触れたアメリカ広報委員会(CPI)で、支那にいた米国特派員はすべてこのCPIの指図で動いていたとみて差し支えない。
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