和食やらタイ料理やら

昨日は苦悩の末書き上げたブライダル雑誌の刷り上り日。感無量というと大げさですが、小さな脳みそをフル稼働させて書いたものだから、やっぱりうれしい。家に一冊持って帰って何度も見返してしまいました。お疲れ様、私。

写真は一昨日と昨日のディナーです。一昨日は高島屋の物産展で買ってあった金沢「不室屋」さんのすだれ麩を使った冶部煮。鴨はさすがに使いませんでしたが、そば粉でとろみをつけるやり方は踏襲しました。地元産のグリーンピースで作った豆ご飯、アオヤギのお吸い物、つばすのカマの照り焼きで春らしく。
そして昨日は打って変わってエスニック風。タイのパッタイ(コリアンダーたっぷり)、茄子の当座煮、アサリの辛みスープ、もやしと豚、芹のサラダです。全部美味しかったのですが、茄子は特に。だってスペインの生ハムを使って煮たんですもの。切れ端をちょっとですが・・・。やっぱり旨味が違いますね。美味しかった。
今日は姪が茅ヶ崎から来ているので、彼女の為に料理を作るつもりです。今度高校にあがるんだけれど、結構大人の味覚なんだな。酒飲みになるかも。。。私に似ちゃあイカン！

筍尽くしの夕べ

筍の会へお邪魔してきました。天に月地に山さんでの催しです。美味しい日本酒と、筍の旬まっさかり味わいを、思いっきり楽しませていただきました。マスター、本当にありがとうございます。
よく飲んで、よく食べて、よくしゃべって、肝臓もお腹も気分も大満足。
ただ、朝起きたとき目をこするとマスカラのあの硬い感触が手に。あー！やってしまった。化粧を落とさずに眠ってしまった・・・。もう若くないんだから、肌に負担をかけることしちゃ駄目なのに。反省。。。

久々に角煮を作りました

やっとひと段落着きました。自分の時間が取れるようになって本当に嬉しい限り。久々にちゃんとした和食が食べたくなったので、こんな献立。
・のれそれのお刺身
・鶏胸肉と水菜の湯通しサラダ　明太子ソースをかけて
・鯵の塩焼き
・切り干し大根の黒胡椒ピリ辛炒りつけ
・皮付き豚三枚肉の角煮
・なめこと豆腐の赤だし

です。どれも美味しかったです。豚三枚肉はしっかり蒸して脂を落とし、黄金比率のたれでコトコト煮込みます。ゼラチン質の部分がとろける手前の柔らかさで美味しかった。ワインは魚・サラダにはドイツのリースリング・トロッケンを合わせ、角煮にはスペインのテンプラニーニョを。幸せでした。やっぱり料理するのも食べるのも、時間をたっぷりかけたいですね。人間らしい生活が戻ってきてよかった・・・。

たまにはまともに

やっと先が見えてきました。執筆のお役目も何とか目処が付きました。あとはその文章をくまなく校正して世に送り出すのみです。ブライダルの書き方と、「そう」の書き方の間には、大河が流れるほどの開きがあったので、頭を切り替えるのが大変でした。
日曜日の作品がやっとご披露できます。ブフブルギニョンとサーモンとアボカドのタルタル・シャトー仕立てです。ブフブルギニョンは、ブルゴーニュワインで作るのが定義なんですが、ブルゴーニュをドクドク使用するほどうちの経済は潤っていないので、チリのピノノワールで作りました。半日ほど香味野菜・香辛料とともに漬け込み、汁気を切って小麦粉をつけてソテーし、後は漬け汁・ブーケガルニ・トマトピューレと一緒にコトコト煮込むのみです。最後に野菜を漉して、新たにワインを注いで煮詰め、味を調えて出来上がりです。本来はグラスドビアンやフォンドヴォーといったダシを加えるのですが、市販品を使うのはいやだし、作ことなど考えられなかったので、肉と野菜の旨味のみ。ちょっと砂糖でコクをつけたくらいかな。マッシュルームとジャガイモ、少量のサワークリームを添えて食しました。TRE　BONでございましたよ。ワインはブルゴーニュといいたいところだったのですが、ちょっと普段にあけるには高すぎるものしかなかったので、ミネルヴォアの力強いワインで我慢。なかなかマリアージュしてました。やっぱり煮込みは最高ですね。煮込み愛好家としては、なかなか満足ゆく夜でした。

日本酒に癒されて

昨日今日とすごい風ですね。私の腰まである髪の毛が、蛇女のように逆巻いております。
天気が良いので行楽日和かもしれませんが、私は自宅にて執筆活動中。先週高島屋の物産展で買った佐賀県の「村岡総本舗」の小倉羊羹とお茶をすすりながら、禅宗の修行僧「雲水」について書いております。なかなかこれが難しい。奥が深すぎて1050文字という制限の中でまとめるのは至難の業です。その至難を乗り越えなければいけないのですが・・・。
煮詰まっても仕方が無いので、昨日はまた「天に月地に山」さんへ行ってきました。やっぱり日本酒は良いなぁ。二杯頂きましたがどちらも私好み。特に「秋鹿」の特別純米は好きだなぁ。あの酸味が一口一口を飽きさせない。マスター、ナイスサジェストありがとうございました。黒ムツのお作りも美味しかったし。
今日は朝にイチゴジャムを作って、今はブッフブルギニョンを作るために、牛すね肉をピノノワールのワインに漬けております。たまにはまともな料理をしなくては腕が鈍る。きっとまた明日から怒涛の日々が始まるし。あー文字が嫌いになりそう。でも今日はお風呂で村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」を読むお楽しみが待っている。やっぱ文字は嫌いになれないか。うんうん。

やっと一週間が終わった・・・

怒涛の一週間です。やっと土曜日が来ました。
本当に忙しかった。辛かった。この数日間で視力が1.0ぐらい落ちた気がするのは気のせい？ブライダル誌の締め切りが近づくにつれ、帰宅時間はどんどん遅くなり、パソコンとにらめっこする時間も多くなる。昔ドラえもんの漫画で見た、進化する機械でお父さんを照らした姿(知ってるかしら？)になってしまうんじゃないか、という恐怖さえ感じました。
そんな中でもお楽しみを盛り込んでいかなくては、と先週の土曜に友人atsu邸でさしのみ。atsuパパのお土産の「日栄」純吟とワインを飲んで、かに味噌、創作おつまみなどで乾杯。楽しかった。そして毎度心配な帰宅列車ですが、今回はチケットなくしませんでした。それどころではなかったので。ゆったり帰りたかったから特別車両に席をリザーブしたのですが、同じ車両の男性二人がぶつかっただの、ぶつかってないだのひと悶着。金山を過ぎてもやってるので、耐えかねて神宮前でホームにいた駅員さんに「何とかして」と頼みました。その二人は車両外に出て決着をつけるために去っていきました。みんな何にも言わないんだもん。巻き込まれたくないのは分かるけど、どう考えたって気分悪い。その後も妙にテンションあがって(何でか？)、眠ることなく豊橋に着きました。

もう一枚の写真は火曜日のパーティーの模様。といっても手振れがひどすぎてなんだか分からないですよね。スペイン在住のフラメンコ靴職人のT氏が大きな鍋で作ってくれたパエリアです。美味しかった！ワインもしこたま飲んで良い気分だった！　けれど、次の日は辛かった・・・。朝妙に喉が渇いて、自分のワインの香りに辟易として。会社で人が近づいてくるのをなるべく避けて黙々と仕事してました。楽しい飲み会は休み前にしなくてはだめですね。

とまあ、こんな一週間でしたが充実していたといえるのかな。疲れたけど。ふーっ。

やってられない日々

リゾートフルな一日を過ごしてきました！
うそ。そんな暇があるわけが無い。浜名湖の某リゾート施設に取材に行って、仕事じゃなかったらなー、とため息混じりに撮った写真です。頭の中は原稿のことばっかり。あー、この締め切り呪縛から逃れたい・・・。
やってられない怒涛の日々。料理もきちんと作れません。鍋と鉄板が不本意にも大活躍。よってアップできるようなメニューは無しです。こんな毎日は飲まなきゃぁやってられない、ってことでネットで衝動買いしたワインをアップ。イタリア・ロマーニャのサンジョベーゼ・スペリオーレです。本当かどうか知らないが、市価の半額という触れ込みで売り出されていたもの。6本購入で送料・代引き手数料無料という文句に踊らされて6本購入。意外とウマイ！ピノノワールが熟成したようなちょっと皮っぽい匂いもするし、色も褐色でいい感じ。味の余韻も長い。結構いい買い物したようです。どんなに帰宅時間が遅くても、飲む量は減らない私。ノルマのように一定量をクリアしている今日この頃です。もっとゆっくり飲みたいよー。

ヌーベルシノワ風

きのうは母姉を招いて晩餐の日。
久々に中華を作りましたが、とりわけ形式ではなく、個々のお皿に持ってヌーベルシノワ風に仕立てました。

・前菜盛り合わせ
　鶏の温製　焦がしごま油をかけて
　くらげの特製ソース和え
　塩豚のサンチュ巻き　テンメンゴマ味噌添え
　海老と豚背脂のアスパラオープン焼売
・ホタテと海老の卵白ソース炒め
・菜の花と牛肉のオイスターソース炒め

でした。
中華は仕込が肝心。香味野菜・ソースをしっかり用意しておいて、ゲストの顔を見てから火を通します。料理人でもありゲスト側にもたつ私は大忙し。大変ですわ。。。乾杯はクレマンドブルゴーニュのスパークリング。赤はイタリアのサンジョベーゼを使ったリゼルヴァです。ちょっと調子に乗って一昨日あけたチュニジアのピノノワールも飲んじゃったので、今朝ちょっと辛かった。朝から雑誌の表紙撮影が入っていて、しっかり立ち振る舞わなくてはと注意していたのにもかかわらず。ま、特に問題は無かったですが。しかし、きょうのモデルさん、顔がちっちゃくてかわいかったなぁ。肌もぷるぷるしてるし。いいもの見せていただきました、という感想。私もプロにメイクしてもらいたいな。誰に見せるわけでもないが。

おいしいひと時

昨日は夕方から一人で「天に月地に山」さんへお出かけしてきました。竹の子のさらに子が食べられるというので、ウキウキ自転車を走らせたんです。マスターとの楽しいお話もいい肴になって、本当に美味しいひとときが過ごせました。サッと火を通しただけの竹の子の子と、ひめ皮をダシで軽く炊いたものを相手に日本酒を二杯。どちらも私好みで美味しかった！お米の味・麹・水が作り上げたバランスの良い味わい。んー、うまい。いいなぁ日本酒は。また御邪魔しようと心に決めている私です。
さて、今日は姉と母が来る日。今日はヌーベルシノワ風の中華にしようかな、と。メニューを考えるのもいいが、そろそろ「そう」の原稿執筆にとりかからなくては。家にいるといろんなことに気が散ってしまうので、私はフリーライターに向いていないのかも。しかしそんなことも言ってられない。請けた仕事はしっかりやるのがプロの道。自分の気分を盛り立てていきます。まじでそろそろ。