おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

淑女会Vol.31in韓国/2日目ソルロンタン〜TARTINE BAKERY

2019年09月23日 | 淑女会
本題に行く前にグチグチ。
月額980円支払い続けるほど活用していないと
Apple Musicをアンインストールしたら
アプリからインストールした楽曲だけでなく
CDからせっせとインストールしたアルバムまで
ほとんど消えた…不規則かつ中途半端に一部を残して。
どういうこっちゃねんっ!曲返せー!
Macをバージョンアップしたら
サファリがウンともスンとも反応しない。
色々調べてトライしたけど無反応で
結局再インストールしたら
ブックマークが全部リセットされた。
私の貴重な時間と労力を返せーっ!
ゼエゼエ…
ということで午前中が潰れました。



腹立ちは未だ収まりませんが
淑女会in韓国の話を続けます。


お隣さんにご迷惑をおかけした翌日は
ちょっぴり反省モードでロビーに集合。
反省していてもお腹は普通に空くので
朝ご飯の定番、ソルロンタンを食べに行きます。




シンソンソルロンタン

明洞の街中にあります有名店。
韓流ドラマのモデルになったらしいですね。





ここのキムチ、好きです。

テーブルに埋まった容器から
好きなだけ取り出してハサミでチョキチョキ。
特に白菜キムチはやめられません。



ソルロンタン

骨つきの牛をコトコト煮たスープ。
骨の髄からコラーゲンが流出してとろみがあります。
そのまま食べてもよし
ご飯を浸してもよし
キムチを入れて味を変えてもよし。
でも、以前の方が美味しかった気がする…


朝ごはんでパワーを補給したので
お目当のお店へ向けて地下鉄を駆使。
ソウル市内の地下鉄は
T-moneyカードという
交通マネーカードで乗降するのが主流です。
しかし我々はそのカードを購入することなく
毎回1回分のチケットを人数分買うという手段をとりました。
釣り銭で溜まった小銭を自販機にジャラジャラ入れるのですが
モタモタして時間が経過すると
入れた小銭が「ジャラジャラジャラーッ!」と
無情にも返却口から全部吐き出され
振り出しに戻ります。
私とY子ちゃんの連携プレーで
吐き出される前に猛スピードで小銭を投入し
なんとか4人分の1回チケットを買うこと毎回。
そんな手間をかけるなら
T-moneyカード買えばいいじゃん…
とお思いの方もおられるでしょうが
変なところで負けず嫌いが際立つ私たちは
半ば意地になって小銭投入に挑んでいたような…。
バケツリレーのようにセコセコ動く私たちを
S子さんとN子先生は後方で見守り
出てきたチケットを順に受け取るというフォーメーション。
それも毎回同じ立ち位置と順番で(笑)
「韓国旅行=チケット売り場のフォーメーション」
という良き思い出ができてしまいました。

話は逸れましたが地下鉄を乗り継いで目的地到着。



TARTINE BAKERY

サンフランシスコ生まれのベーカリーです。
日本にも出店される予定でしたが
延期になって未だ出店叶わず。
一足早くオープンしたソウルのお店で
クオリティのほどを確認します。
今回お邪魔したのは弘大の2号店です。



美味しそうなサンドイッチがいっぱい

店員さんも洗練された若者ばかりで
みなさん英語で受け答えしてくれました。
国際色豊かなホテルの一階に位置し
内装も大変洗練されています。
N子先生は勉強のためにと
カンパーニュや食パンなどなど
気になるもの全てを爆買いしておりました(笑)
私もつられてカンパーニュ購入。
せっかくなのでイートインスペースへ。



韓国のクラフトビールで



乾杯!

コリアクラフトブリュワリーという醸造所製。
ブランド名は「ARK 」。
2014年に酒に関する法改正があり
ようやくマイクロブリュワリーが誕生したとか。
私は確かペールエールを選びましたが
IPAやホワイトエールなど色々作っているようですね。
大手のシャビシャビビールだけでなく
しっかりした造りのビールが飲めるようになって何より^^



クロワッサン

クロックムッシュは撮り忘れました^^;
パンもチーズもかなり美味しかったです!


朝食後のおやつタイムを満喫している間に
東京の皆様との待ち合わせの時間近づく・・・
例のフォーメーションでチケットを購入し
次の目的地へ急ぎます。


2日目の続きへ続く…

淑女会Vol.31 in韓国/1日目

2019年09月20日 | 淑女会
朝晩に秋らしい涼風を感じます。
待ちに待った秋の到来も
受け入れ態勢が全くできておらず
すっかり身体を冷やしてしまった様子。
いつも通り露出多めな寝着を身にまとい
タオルケットをオットマンがわりにして
ぐーすかピーピー寝ておりましたところ
喉が腫れてダミ声に…いつもか。
うちには置き薬というものがないので
蜂蜜を喉に塗ってごまかしておりましたが
おかげさまでだいぶ良くなりました^^


さて、淑女会初海外進出のお話です。
昨年の12月頃だったでしょうか?
淑女会東京遠征の際に
高橋雅子先生から正式にお誘いを受け
淑女会のメンバー漏れなく参加表明をいたしました。
雅子先生の

「絶対に損はさせないから」

の殺し文句に不参加の選択肢は消滅(笑)
東京メンバーのお三方と淑女会が合流して
楽しくならないわけがおありません。
今ほど日韓関係がこじれていない時期でしたので
特に不安材料もなく
無事当日を迎えることができました。



セントレアでゼロ?マイナス一次?会(笑)

普段と違うシチュエーションゆえ
出国前から異様な盛り上がりです。
旅の無事と成功を祈って2杯乾杯^^;



そして機内でも飲む



乾杯もする

入国審査とか両替とかソウル市内への移動とか
この先色々あるからほどほどにした方がいいのに
ほどほどの加減がわからない人たち(笑)



ホテルに無事チェックイン

淑女4人の総意でホテルは4部屋確保。
トイレやお風呂場は好きなタイミングで
遠慮なく使いたいからとの考えから。
2泊3日の短い旅ではありますが
最低限のプライバシーは確保したいものです。
こうした価値観の一致も
我々が長続きする理由なのかもしれません。



夜の街に繰り出します





タッカンマリ

東大門の路地裏にあるお店で。
前も行ったお店かな?覚えてない^^;



タレにニラやタテギ(唐辛子味噌)、辛子を入れて

キャベツは歯ごたえ要員かしら?
味への貢献度合いは希薄です(笑)
辛いタレにつけながら骨ごとかぶりつきます。
現地の方は酸っぱいキムチを鍋に放り込んでおりますが
入れずに別途食べる方が好みかも。



最後はうどんで〆

ボリューミーかと思われたものの
みんなで奪い合うように平らげました。
入店する前より確実に精がついた感じです。


精力溢れる心身を持て余した4人は
寝る支度をして私の部屋に集合。
アメリカ映画のワンシーンにありそうな
パジャマ姿での女子トークを繰り広げました。
内容は全く覚えておりませんが
持参したワインをポンポン開け
大いに盛り上がっておりましたところ
隣室に宿泊している日本人のお客様が
当部屋のドアをノックされ

「ちょっと静かにしてください」

とお窘めになられました。

「誠に申し訳ございません」

とお詫びし
心底反省した淑女たちは
蜘蛛の子を散らすように各部屋へ退散。
姦+女=騒音公害・近所迷惑(汗)
肝に命じて休みましたとさ。


2日目に続く…

淑女会Vol.30・弥生の章/BUBU

2019年09月16日 | 淑女会
ご無沙汰しまくっております。
こんにちは。
ゆっくり更新にもほどがありますが
残暑厳しい中皆様ご機嫌いかがでしょうか?
房総半島には台風の爪痕が未だくっきり残り
当地の皆様は安心して眠れない日々が続いているかと思います。
家人の実家は千葉市でして
独り住まいの義父も数日間にわたる停電に苦慮したよう。
高齢の義父をケアしてくれた
義妹や叔父・叔母達に心から感謝している次第です。
今までの常識が通用しない自然の猛威。
対岸の火事と思わず備えなければなりませんね。
岩倉市民であり五条川の河畔に住む身ゆえ
大雨が降ると毎回五条川の水位をチェック。
水位が上がると速やかに土嚢が積まれビビります(汗)


さて、3月の淑女会のご報告。
フランスから帰ったばかりで
数日後に引越しを控えたタイミングでしたが
東京からカリスマがいらっしゃるとなれば
弱音を吐いている場合ではございません。
カリスマとは、家庭パン業界の重鎮
高橋雅子先生でございます。
数ヶ月に一回しかパンを焼かない私めが
お会いできるなんて恐れ多いお方。
雅子先生のファンに刺されそうです^^;
こうして仲良くさせていただけるのも
淑女会のメンバーであるN子先生のおかげ。
ティロワ主宰のN子先生、ありがとう!



ゼロ次回に乾杯!

まずは淑女会メンバーでゼロ次会
その後、東京のお二人と合流しました。



今回の舞台はBUBUさん

訪れる少し前に記事を書かせていただきました。(記事はこちら
シェフの都築さんはとてもセンスの良い方。
お口の肥えた雅子先生とAさんもお喜びになるはずと
自信を持ってお連れしました。



シャルキュトリーの盛り合わせ

丁寧な仕事がなされたシャルキュトリーの数々。
パリで食べたのより断然美味しい^^;(その時の記事
料理の詳細は先ほど貼ったリンク記事をご覧ください。
横着してすみません・・・



ビスク・オ・バスク

ホタルイカのビスクです。
見た目は大変地味ですが
濃縮されたホタルイカの旨味が凄い!
パンをドボンと浸して食べたい一品です。



カニとカリフラワーのキッシュ

こちらも旨味の相乗効果料理。
丁寧にバターを練りこんだ
パートプリぜも美味です。



カスレ

カスレのためにカルカッソンヌまで足を運んだ私め。
このメニューを見てスルーはできません。
ソーセージと白いんげん豆
鴨のもも肉が入っているので
トゥールーズ風をイメージかしら?
お肉の旨味を吸った豆がたまりません。



ヴォージュ産うずらのローストと豚足とエビのファルス

お出ましになりました!
山と海のコラボレーション。
以前はタブーだと思っていた組み合わせも
ただの固定概念に過ぎません。
足りない旨味を補い合う調理法こそ正義。
非常に美味しゅうございました。

写真を撮り忘れた(汗)
フランス産ホワイトアスパラのセージソース
ブイヤベースにも大満足です。

BUBUさんのポーションは総じて大きめ。
2人連れだと2、3品が限界です。
今回は6人でお邪魔したので
色々な味が楽しめました。
東京から名古屋郊外まで足を運んでくださった
雅子先生とAさんに感謝です!


翌月に控えた韓国旅行の打ち合わせもし
楽しい宴はお開きとなったのでした…
いや違う。
お二人と名古屋在住組は宵の口、と
二次会会場へと移動されたのでした。
一方私は「明々後日引越しだから、今度は韓国で!」と言い残し
先に店を出て「地下鉄桜山」駅に吸い込まれていったはず・・・
しかし意識が戻った地点は「瑞穂区役所」駅。
名古屋の地理に詳しい方はお分かりでしょうが
名古屋駅と反対方向に進んでおります。
ん?何が起こった?私反対側のホームから乗った?
とパニックになって地下鉄を飛び降り
時計を見るとかなり時間経過しております。
「地下鉄桜山」で名古屋駅方面に乗りまして
終点の「中村区役所」で折り返し
「地下鉄桜山」を通過して「瑞穂区役所」に至ったようです。
超無駄なロングバケーション…
二次会に行ってビールの一杯でも飲めたはずだわ。
正気に戻ってトボトボと豊橋に帰りましたとさ^^;


そんなこんなで豊橋からの淑女会参加もこれで一旦終了。
今は名古屋駅・家間がドアツードアで20分程度ですが
豊橋が終着駅だったのに対し(遅い時間帯は)
現在は国境の犬山あたりまで遠征する恐れあり。
まだやっていませんが気をつけます。


次は淑女会海外編!
公開はいつになるかわかりませんが
お楽しみに〜










淑女会Vol.29・如月の章/L'atelie K

2019年09月02日 | 淑女会
岡山の來輪さんで大満足し
それでも時間が余ってしまったので
カフェで読書でも…と一瞬思うも
何を隠そうカフェってものが苦手でして。
市電を使わず岡山駅まで
のっしのっしと不自然な牛歩で進み
時間稼ぎをしますが
確実に岡山駅は近づいてきます。
途中で小さな映画館があったので
入ってみようかな、と思ったら
映画の上演が始まって30分経過という
恐ろしく中途半端なタイミングです。
無理にお金を使うことはないか、と
近くのベンチに座って
完全に脳みそのスイッチをオフ。
30分くらいボーッと過ごしました(笑)

出発してもいいだろう時間になったので
新幹線に乗って名古屋へ戻り
ゼロ次会会場に到着。
淑女がワラワラと集まり始めたので
今宵の舞台へと向かいます。



ラトリエK

宮里シェフのお店でございます。
彼の実家と私の実家は目と鼻の先。
最初聞いたときは「?」と思いましたけど
最近になってウチの裏が宮里家だった
との記憶が手繰り寄せられました。
私の方が大分年上なので
年下の男の子がいたな?
くらいの記憶しか残っておりません。
それが今では押しも押されぬイケメンシェフ。
一方私はしがない三文ライターです汗



クロックムッシュ

ラトリエKのアミューズといえばこれ。
鉄板でこんがり焼いたトーストサンドには
チーズとハム、トリュフオイルが忍ばせてあります。
適度な塩と香ばしさが胃の働きを促しますよ。



鳥貝と蛸のサラダ仕立て

貝界のなかでもっとも愛する鳥貝。
肉厚でプリッとした身がたまりません。
コゴミも春の訪れを告げてくれています。
柑橘のビネグレッドでさっぱりといただきました。



フォカッチャ

見た目はカステラのようですが
もっちり弾力のあるフォカッチャです。




キントア豚

熟成させてあるんですって。



キントア豚と牛蒡、守口漬け、黄ニラ、筍のビガラードソース

以前お邪魔した時にも書きましたが
ラトリエKさんでは
コースの前半にお肉料理が登場します。
少食の日本人の嗜好に合わせた配慮。
大した量でなくてもゆっくり食べると
そこそこお腹がいっぱいになってきますから。
特に女性には嬉しいスタイルでしょう。

熟成した豚は非常に味わい深く
牛蒡や守口漬けの土っぽさとよく合いました。
カラメルとビネガーのソースも好相性。
目の前の鉄板一つで
料理が仕上がるライブ感もご馳走です。




守口漬けはいづ藤さんのを使用







土佐ジローと原木椎茸のスープ仕立て

引き締まった肉質と深い旨味を持つ地鶏・土佐ジロー。
原木椎茸の旨味成分も相まって
滋味深い味わいに仕上がっていました。
重さは一切ありません。



原木椎茸



土佐ジローのパンフレット

色々見せてくれます^^






マナガツオと白モリーユのアンチョビソース 白アスパラとプティベール

ここでお魚料理が登場します。
旨味を持つ素材が一堂に会し
春の素材が華やぎをもたらします。



カレーとバターライス

今回のしめのご飯はカレーです。
鉄板料理やさんの定番である
ガーリックライスはあえて作りません。
(要望があれば作るそう)
牛エキスが牛だけにギュウギュウと凝縮されカレーが(言ってて恥ずかしい)
お肉から徐々に軽くなってきた流れにを変化をもたらします。
ホテル出身の品格を感じさせる丸みを帯びた味わいでして
スパイスカレーとは異なる世界観で魅了します。
こういうのも好きです。





焼きカチョカヴァロのカラスミ海苔巻き

不味くなりようのない取り合わせ。
5個ぐらい食べたい。



チョコレートのアイスクリームとフルーツ

ホテルでパティシエもしていた
宮里シェフならではのアシェットデセール。


前回は調子に乗って飲みすぎて
中央線のホームでボックスステップを踏んだという
苦い経験がございましたので
少しペースダウンした’つもりでしたが
結局飲んでる量は変わらない模様^^;
ただ、意識してゆっくり飲んだので
記憶が空中分解することもなく
美味しく楽しくいただくことができました。
宮里シェフ、ごちそうさまです!


ようやく2月まで書くことができました。
しかし光陰矢のごとく時は無情にも進んでいき
時差は一向に埋まりません。
いつまでたっても半年遅れをお許しください。


ぼちぼちつづく・・・

そば切り 來輪(くるり)

2019年09月01日 | 蕎麦
もう9月になってしまいました。
朝夕には秋の気配も感じますね。
盛夏のうちはタオルケットすら必要とせず
自分の体温で敷布団が熱くなったら
少しでも冷えた面を探して
ゴロゴロと動き回っております。
そんな寝苦しい日々も終わりが見えてきました。
この癖?性質?は幼い頃から変わりません。
幼い頃は全裸かつ廊下で発見されたものです(笑)


さて、晩夏の挨拶はこの辺にいたしまして
今年の2月に遡ります。
淑女会如月の章の前日、
四国の関所である「酒甫手」さんのイベントに参加しました。
ぼたん鍋と燗酒を楽しむ会の趣旨に従ったところ
思う存分楽しみすぎて写真なしです(汗)
その翌日、高松に別れを告げて瀬戸大橋を渡り
淑女会まで時間がたんまりあるものですから
岡山で途中下車いたしました。


バラちらし、ぶっかけうどん、カキオコ
と色々候補が頭に浮かびますが
口と胃が欲しているのは「蕎麦」。
とは言え土地勘があるわけでもなく
ネットを頼りにお店探し。
写真情報から精査しましたところ
ハンサムな蕎麦が目が止まりました。
この見た目に間違いはないと確信し
いざお店へ。



そば切り 來輪

市内電車の西大寺町駅から徒歩ですぐ。
ノスタルジックな設えですね。
かつてはわが町の商店街でも
こうした凝った外壁装飾を見たものです。

センスの良い暖簾をくぐりますと
内側はリノベーションで大変洗練されています。
席に着くとお店と同様の雰囲気を持つ
素敵なマダムが出迎えてくれました。
良い予感しかしませんので
お酒をいただくことにします。



白老若水純米酒 しぼりたて生

オススメをお願いしたらこれが登場。
岡山で地元愛知県のお酒に出会うとは。
若水は愛知県で生まれた酒造好適米第一号。
栽培が難しいため
忘れられつつある品種です。
普段はあまり生酒を飲まないし
冷酒も飲まないのですが
この一本は冷やでもヒネた嫌味がなく
温度が上がっていく変化もなかなか。
昼下がりの一合にはちょうど良かったです。



蕎麦味噌でちびちび



にしん棒煮

丁寧に炊かれたにしんと酒をいただくと
ゆるゆるに心が解きほぐされます。
大人になって久しいですが
「大人で良かった」と思う瞬間。
薬味のネギも立派なおつまみです。
美しいネギ切りの仕事ぶりが
蕎麦への期待を助長してやみません。




細切り蕎麦

美しいビジュアルです。
そしてビジュアル通りの味わいでした。
細打ちですがブツブツ切れたりせずしなやかで
鼻を近づけると蕎麦のやわらかな香りが立ち上ります。
口に含んで噛み締めると上品な甘さが広がり、
喉の奥に消えていくときには素朴な余韻…いいわぁ。



薬味も◎



居心地の良い区間と
いい意味でさっぱりとした接客。
大満足でございます^^


お店の印象は花マルなのですが
私が蕎麦を啜っているときに入店したお嬢さんの
ヘアスタイリング剤の臭いがキツくて
頭がクラクラしてしまいました。
お席は5メートル以上離れているんですけどね^^;
人工香料を一切断った生活をしているので
洗剤やトイレタリー系の香料が非常に厳しい。
しかも日を追うごとに嗅覚が研ぎ澄まされているようで
かなり遠隔からのタバコの臭いとか
側溝(ドブ)から漂う生活排水の匂いとか
たまりません。倒れそうです。
昔ながらのドブの臭いならまだマシ。
最近はドブや川から柔軟剤の臭いがします(涙)
海へつながる生活排水。
お魚や海藻は大丈夫なのでしょうか?

ちなみに昨夜友人に

「10メートル離れたところから思春期男性の存在がわかる」

と告白したら


「犬だ」

と言われましたw
ライターをやめたら警察犬になろうかしら(笑)


美味しいお蕎麦に出会えて幸せだわ。
また機会があったらお邪魔します。
ごちそうさまでした!



くるりさんの近くにあったお店

非常にニッチなお店だわ(笑)


淑女会如月の章へ続く…