おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

MIYAさん、ありがとう!

2022年05月03日 | つぶやき
「なんだか、関係のない話になっちゃいましたね」

お互いに笑い合ったのは16年前のこと。
取材でお邪魔するや否や意気投合し
東へ西へ一緒に旅をさせていただいた
敬愛する人生の先輩が3月30日に旅立ちました。

その名は宮城谷好是さん。
豊橋市出身のカメラマンさんです。


名古屋で働きすぎてボロボロになって豊橋へ帰郷し
駆け出しのライターとしてポツポツお仕事をいただき始めた頃。
タウン誌のアーティスト特集の第一弾として
MIYAさんを取材させていただきました。
「朧滝」というピンホールカメラの個展をご紹介するため伺ったのですが
本題は早々に終了し、お互いに旅した先で食べたご馳走の話で大盛り上がり。
冒頭の言葉は、その時の〆の言葉です。

以来、奥三河で蛍を見る会や朧滝の展覧会から始まり
北海道や沖縄、兵庫の竹田城や香川のうどん旅などなど
いろいろなところにお供させていただきました。
人懐っこくて魅力的なMIYAさんの周りには
自然と人の輪が出来上がり、私もご縁に恵まれました。
40代は色々と苦労したというMIYAさん。
出会った時は五里霧中だった私に

「無駄なことは何もないから。
今を大切にしていたら、きっと楽しい人生になるよ」

と、言葉通りの生き様を見せてくれました。
MIYAさんの言葉に、
あらゆる場面でどんなに助けられたでしょう。

ここ数年は病と戦いながらも
クリエイターとしての活動を意欲的に続けていたMIYAさん。
去年の春に「分かち合う旅」を開催され
私は写真集セットのラストセットを購入させていただきました。
その時

「瑞恵ちゃんに最後のセットを買ってもらえてよかった」

と言っていただき、胸がジンジンしたのを覚えています。
またお会いできる日を待ち望んでいましたが
叶わぬ夢に。。。

MIYAさん、今まで本当にありがとうございました。
沖縄の伊計島で私が60度の「どなん」をガブガブ飲んで翌日ヘベレケになったこと。
竹田城の早朝撮影に際して私が牡蠣にあたり身動きが取れなくなったこと。
ダンサーの純子さんに泡盛を飲ませすぎて二人で反省したこと。
北海道のAさんの別荘で春なのに極寒バーベキューを楽しんだことなどなど

思い出話を挙げ始めたらキリがありません。
Masakoちゃんと近々ワイングラスを傾けながら
MIYAさんの思い出話を語らせていただきますね。

もう一度お話ししたい
お酒を酌み交わしたい思いは募りますが
これまで頑張ったMIYAさんを讃えて

「献杯!」


大好きなMIYAさん
あなたのことはこの先ずーっと忘れません!