おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

食べて飲んで旅をして…2014

2014年12月27日 | 旅(国内)
今年も残すところあと僅かですね。
タイトルは名刺にも書かせていただいている
我が人生におけるテーマのようなものです。
名刺交換させていただく時に
「こいつ仕事する気あるんか?」
と思われるだろうな~、と小さくなりながらも
歴代の名刺から外せない一文なのです。
で、今年の総決算をさせてください。
お仕事とプライベートで出掛けた土地を列記します。

1月 タイ王国・長野白馬・新潟・富山
2月 愛媛
3月 長野白馬村・大阪
4月 潮干狩りシーズンにつき地元滞在
5月 岡山・香川・徳島・佐賀・長野大鹿村
6月 長野白樺湖
7月 兵庫神戸・兵庫姫路・岩手
8月 福岡・熊本・長崎
9月 滋賀・韓国
10月 長野大鹿・長野白樺湖
11月 徳島
12月 熊本・鹿児島
※東海三県周辺は除く

よく動いたなぁ。4月以外は。
これ以外にもちょいちょい
南信などには行っているので
年間の移動距離は結構なものでしょう。
まさに食べて飲んで旅をした一年でした。
この狭間にインフルエンザに感染したり
アニサキスに内臓を侵略されたり
それが原因で抗体反応がでてしまったり
本年最後の最後で事故に遭ったり…
平穏無事とはほど遠い日々ですが
特濃で充実していた気がします。
来年どういう生活が待っているか
皆目見当がつきませんが
どんな壁にぶち当たろうと
その壁を押し倒す勢いで前進したいと思います。
リアギアとブレーキの無い
ポンコツ車両なんで(笑)


さて、今年最後の遠方取材で
巡り合った風景たちをご紹介します。
サーッと羅列するのでお楽しみください。


































屋久島の滞在時間は5時間ほど。
ちょうどお隣の種子島では
延び延びになっていた
はやぶさ2号の打ち上げが行なわれました。
お昼に行われるのは大変珍しいそうです。
しかも快晴で屋久島からもクッキリ見えたみたい。
私は生憎インタビュー中でしたので
「ぐぉーーー!!」という音だけ耳にしました。
音を聞いて急いで窓を開けて外を見ましたが
光速と音速の違いはご存知ですよね?
あーーん。見たかった!(T_T)


屋久島は神秘に包まれた島。
改めて伺いたい気持ちが募ります。
いつか行こう。絶対。


さて、今年も残すところあと僅か(さっき言った)。
仕事・年賀状・お節作りにリハビリ…
やることはまだまだあるので
これ以上感慨にふけるのは来年に持ち越しです!

今年もご高覧いただき有り難うございましたm(_ _)m
気がむいたら(時間があったら)
もう一回ぐらいアップするかもしれません^^;
とりあえず、よいお年を~♪

摘み草料理かたつむり

2014年12月26日 | 和食
ご無沙汰してまーす!
年末の仕事に小さなピリオドを打つことができました。
小さいので、まだピンッと弾かれるかもしれませんけどね^^;
えーっと。首は重さが増している感が否めません。
日に日に腹立たしさも増してきます。
仏のような穏やかだった心は何処へやら~
ま、適当に忘れながら前に進んでいきます。
Take it easy♪


さて、大分日が経ってしまいましたが
盛りだくさんだった週末について書かせていただきます。



人生初の生ハム仕込み



豚の足一人一本仕込んで持ち帰ります。

ご指導いただいたDuckさん、わらびさん
本当に有り難うございます!
経過については随時ご報告致します^^


その後、車に乗り合わせて
向かうは岐阜県山県市のここ。


摘み草料理かたつむりさんです。

季節の山野草やジビエを食べさせてくれると聞き
食いしん坊が徒党を組んで突撃しました。




前菜

零余子、あじめ土壌、鴨燻製、猪ハム、
南瓜、蕪、鮎の甘露煮です。



ここで鴨が四羽、羽根つき首付きで登場。
苦手な方もいらっしゃると思うので
映像は控えます。想像してください^^


真鴨の雄雌、尾長鴨、嘴広鴨です。
圧巻でした!



猪の後脚の燻製

5日間ソミュール液に漬けて
オーク樽のチップで燻してあります。



ジューシーで美味



椀もの登場



紫キャベツのすり流し

玉葱も入っていて
かき混ぜると色がサッと変わります。
ベリー系の酸味も感じました。
具は百合根と銀杏など。
見た目と相反する上品なお味。






窒息真鴨の腿ロースト

首を〆て暴れさせることで
全身に血が回りジューシーになるとか。
炭火で焼かれて香ばしさに包まれていますが
中はジューシーに仕上っています。
これは感動的に美味しかった!
各メンバーの前に
時間差でお皿が届けられたんで
冷めないうちにとシェアしながら食べましたが
枚数に誤差が出ないかと殺気立ってました(笑)




真鴨のレバー

血液の味わいが凝縮されています。
ワインで太刀打ちできないといい




T君持参のミニチュアボトル登場^^

用意周到なメンバーに感謝。
瓶のまま燗して合わせたところ
これ以上無いマリアージュに。
美味しかったなぁ。




真鴨のハツ

歯ごたえと風味が素晴らしい。
これも燗酒との相性がいいわ。






筍芋、花咲栗、藤次郎ぎんなん、れんこんの素揚げ

筍芋が印象的でした。
海老芋の親戚みたいなものですって。
ねっとり絡み付くようなテンプン質がいいのです。




公魚、平茸、干し柿の天ぷら

干し柿の天ぷらが面白かったです。
公魚の腸の苦みも、もちろん良し。




アカヤマドリの握り

なんとこれ、茸です!
事前情報無しに判別などできません。
教えてもらっても信じられなかったもの。
バターのようなコクがあり
舌にまとわりつくような感覚の後
咀嚼するとフワーッと解けていく…
いやはや、サプライズなお料理でした。



お鍋登場

かしわのつみれや、
ニセアブラシメジ、トキイロラッパなどの天然茸、
根野菜がたっぷり入っています。
このままでも十分美味しいんですけど
かたつむりさんならではのお肉たちを
出汁でシャブシャブしていただきます。



〇〇熊


1頭だけ仕留めることができた〇〇熊。
採取できる肉部分が少ないので
丸めたものをスライスしています。
この脂が信じられないほど旨い!
今まで食べたこと無い種の脂です。
中毒性がありますね。




〇る

初めて頂きました。
ヒントはヒューマンに近い生き物です。
ライフスタイルから察するところ
超筋肉質じゃないと生きていけないのでしょう。
潔い赤身は臭みなど無く、非常にあっさりしていました。






足りないので熊肉を追加。
なんて贅沢なのでしょう。



脂が甘い、旨い!

いや~美味しかった。
熊は脂にこそ醍醐味がありますね。
融点が非常に低くサラッととろけ
不飽和脂肪酸だから胃もたれしない。
お皿いっぱい食べたいよぅ。




雑炊

各種肉の旨味が溶け込んだ出汁を
ご飯がタップリ吸いまして…
不味い訳が無いじゃないですか。




いぶりがっこと飯泥棒漬

素直な味で美味しい。




自然薯

すり鉢で擂ってくださった
天然ものの自然薯です。
自然薯、といっても昨今栽培ものが多いですからね。
モッチモチで麩まんじゅうみたいな弾力。
土の香りもしっかりあって
野趣溢れる味わいでした。






Chiduruさんが掘り当てた国産トリュフ!

あるんですね、日本のどこかに(笑)
白い方がトリュフらしい香り。



デザート



Chiduruさんから特製月餅のプレゼント

そんじょそこらの月餅がたべられなくなります。
それだけ美味なのです。


皆さん持参のワインも素晴らしく
楽し過ぎる時間はあっという間に過ぎました。
また季節を変えて伺いたいお店です。

企画してくださったわらびさん、
東京からお越しになったみなさん、
途中飲酒チームの弾けっぷりに蔑視を送りながら(笑)
ハンドルキーパーを務め上げてくれたFさんとN君
本当にありがとうございました!
そして飲んだくれのいつものメンバーw
また一緒に行きましょうね^^


ご馳走様でした!

久々の里弄さん

2014年12月18日 | お出かけ
頸椎カラー生活も板についてきました。
いや、板についてはいけないのだ…
首の筋肉が落ちてしまい
重たい頭を支える力がなくなるので
少しずつ外していく生活にも慣れなければ。


さて、久々に里弄さんへお邪魔しました。
取材では何度かお邪魔しているのですが
客として伺うのは何時ぶりでしょう?
長らくご無沙汰しちゃってました^^;
気合いを入れてオープン前に駐車場着。
食べる際はカラーが邪魔して口が開けられないので
車の中で外してスタンバイです。


目的は「浜名湖産カキ料理」!
先日、タウン誌でご紹介させていただいたら
カキ目的のお客様がたくさんいらっしゃったとか。
売上に貢献できたのかしら?
そうなら何よりです^^



カキのサクサク揚げ

サックサクの衣をまとった牡蠣。
噛むとサクサクの壁が崩れて
ジューシーな海のミルクが口内に迸ります。
磯の香りが鼻孔を満たし、嗚呼幸せ。
願わくは10個ぐらい食べてしまいたい。


この後はランチメニューで
麺のセットをいただきます。





ランチの前菜

南瓜のそぼろ炒めと
三河赤鶏の胸肉葱ソースでした。
南瓜の甘みがアッサリでおいしい。
鶏胸肉の火入れが素晴らしいです!
葱ソースとの相性もバツグン。




ランチのライスとスープ

お米の炊き具合が硬めで私好み。
スープも綺麗なお味です。




お漬け物

当然ですがこちらも自家製。
きっとお野菜も里弄農園製でしょう。
シンプルで正真正銘、箸休めになります。
麻婆豆腐定食とか味の濃いメイン惣菜に
塩、ちゃんと抜いた?と訪ねたくなるような
塩辛い搾菜が出てくると
「箸休めにならん…」と思うことが多いので。




特製葱そば

葱と鶏を香味油で和え
たっぷりとトッピングしてあります。
まずスープを・・・
殊の外おいしい!
鶏のミンチからとった清湯の澄んだ旨味。
醤油との相性も良く角を感じません。
この麺も自家製でしょうか?
鹹水臭くなく、
細麺でも芯ではない歯ごたえがありいいわ。
シャキシャキの葱と一緒に食べると
食感のコントラストが楽しめます。
途中からスープが冷めても
しつこさや雑味が現れないので
ほぼ飲み干してしまいました。




紫芋プリン

甘さ控え目の紫芋プリンと
ココナッツミルクがぴったり。


シェフ、おいしかったです!
本当は夜に伺いたいところでしたが
諸事情があり、断念しました。
来年はもっと足繁くお邪魔する所存です。


ご馳走様でしたm(_ _)m


中国料理 里弄

イイニクの日に岐阜県産生ハムをたらふく食べる会

2014年12月16日 | イベント
去る11月29日、世の中ではイイニクの日と称し
スーパーや量販店では精肉コーナーが大賑わい。
私は原木生ハムがたらふく食べられると聞きまして
Yさん、チャンK先生、Y世さん主催のパーティに出かけました。



おお!脚!

お三方が岐阜の工房で仕込まれた
生ハムの1年ものと2年ものです。
熟成はプロにお任せしたそう。


と、写真撮影をしていたら
いきなり得体の知れない肉を突きつけられ
「mieさん、これ調理して」と。
何のお肉かと問うてみると
まさかの「ハクビシン」!
え、あのサーズで騒がれた狸みたいなヤツ?
生きているのも見たこと無いのに
いきなり生肉をどうしろと言うのさ…
なんて言い訳する間も与えられず
ちょっと焼いたのを試食。
臭みはなく、非常に淡白なので
塩して香草と玉葱、
ニンニクとオイルでマリネすることに。
モミモミして放置プレーしました。




立派な御御足



スライスは男性陣にお・ま・か・せ

2年ものは熟成香とともに塩分もしっかり、
1年ものはまだ若いですが、
しっとり感があって食べやすいです。
現在、私も仕込んでいるので来年が楽しみ^^




テーブルには様々なご馳走




プロの仕出し弁当みたい




何と竹の器!

カワムツや鹿などの甘露煮づくし。




ダッチオーブンで焼いたパン



パンの先生Yさん作のバゲットなど

栗粉の入ったやつ、おいしかったなぁ。





Nさんが持ってきてくれた郷土料理

名前を忘れてしまった…日本酒に合う味わい^^




ひよこ豆を揚げたの

Caieさん作。
ピリ辛でビールにピッタリ!




野菜と茸、昆布出汁のスープ

こちらもCaieさん作。
旨味タップリ!身体に沁みる~。



何だったかしら…スミマセン^^;




美しいヨーグルトデザート



国産スパークリングワイン

Nさん持参。
とてもおいしいかったけれど
もう作っていないんですって。残念。


ちょっと酔いも回ったところで
例のお肉と対峙します。



炭火で焼く

ちゃんと切らずに焼いてしまったので
焼きながら鋏でチョキチョキ。



ハクビシンの炭火焼

えーっとですね。
めちゃウマ!!!
ファーストインパクトは淡白だけれど
噛みしめるほどに旨味がほとばしり
噛み応えも特徴的でいいんです。
聞けばこのハクビシン、
果物しか食べないんですって。
だからか臭みも全くなく
甘みさえ感じられる潔い赤身。
ちなみに、これは害獣駆除されたものです。
市販はされてませんので悪しからず。




トルティージャ

私作です。
生ハムと聞いたからスペイン繋がりで。
玉子は新城のプレノワール有精卵。
ジャガイモは北海道産ネットリ系のサッシー。
玉葱は先日淡路島で購入したものです。
悪いものは使っていないのでおいしかったかしら?
生ハムと一緒に食べてもらうことを想定し
塩分は最低限に仕上げました。




鹿のバラ肉も絶品!



鹿ロースあたりはオーブン焼き



生ハム入りのエピにコンテをザザザーっ



焼きたてをパクリ

悶絶するほどおいしかった!
生ハムとコンテたっぷり、
そしてYさんが手がけた生地で焼きたてときたら
不味くなる要素が一つも見当たりません。
あっという間に完売しました^^




タルトタタンもおいしいよ♪



仙人が描いた当日の模様

山のお肉をお持ちいただき、
竹入のお料理を作ってくださったMさん。
終始絵筆を動かして
当日の模様を描いてくださっていました。
ツリーハウスも自分で作ってしまうという
聞けば聞くほどサプライズのある方です。
またお会いしたいなぁ。



その後、私はぐったりと寝落ちし
むくりと起きると異常にお腹が空いていることに気づき
「お腹が空いた」と大騒ぎして



焼きビーフンとお好み焼きを作っていただいたのでした。

お騒がせの酔っぱらいで申し訳ございません^^;


昼から夜までしっかり飲んで食べて
同級生同士の語らいもあり
人生についての語らいもあり(覚えてない)
誠に楽しい一日を過ごさせていただきました。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました!

イイニクの日、バンザイ!

大当たり~

2014年12月14日 | つぶやき
携わっているタウン誌の年内最終号の入稿を見届け
年内最後のそう編集会議&忘年会(ノンアル)に向かおうと
日も暮れた師走の忙しなさ漂う幹線道路を走っておりました。
常に混み合う交差点で信号機が青になるのを待っておりましたところ
うしろから「きーーーっ!」と映画の効果音のようなブレーキ音が鳴り近づき
気がついたら「ドンッ!ガシャッ!」という破壊音
…やられた。
そうです、オカマを掘られました(T_T)

即座に首の稼働と身の回りの様子を確認し、
扉を開けて外に出ると、追突した人、オロオロしてる。
相手の車は中型トラックで社名も書いてある。
トンズラされることは無いことを確認したら
身体の力が一気に抜けて
これから起こりうるいろいろな事が走馬灯のように
脳裏のスクリーンへと投影されていきました。

先ずは車。
後部を確認するとバンパーは反りくり返り今にも落ちそう。
リアウィンドウは辛うじて割れてなかったけど、
こっちは新車だよ、新車。
無頓着なおば様方の車の扉開閉で傷がつくのを恐れて
スーパーでは一番人気のない場所に駐車し
風の強い日は不用意に扉が開いてぶつかるとイヤだから
隣接する車がいない、または止めないだろう駐車場を選び
用が済んで帰ってきたらぐるりと傷確認。
それが何?一瞬でこれですか…ひどいよ。

そして仕事。
震える手でiPhoneを操作し
編集会議に出られない旨をお伝えし、
翌日出向く予定の徹夜祭り取材については
落ち着き次第相談させてもらうことをお願い。
入院になった場合、火曜日〆切の原稿はベットで書くのか、
その後に控えた3つの〆切はどうするんだ。
仕事ができなくなればクライアント様に多大な迷惑をおかけするし
できないということは、即ちギャランティーを頂戴することも無くなる。
病欠と言っても有休が訳でもなく…
ああ、、、どうしてくれるんだ!


そしてプライベート。
週末に入っている釣りやスキーは無理か。
私の楽しみを返してくれ~!


警察に自ら電話をかけて
自分と相手の車を撮影して連絡先を交わし
逃げないのを見張り
寒空の下で凍えながらこんなことを考えておりました。



ところが、しばらくして落ち着いてくると
もしも私の前方至近距離の車に
妊婦さんや重大な傷を抱えた方が乗っていて
玉突きになってその方の身体に何かあったら…
第二の犠牲者がいなくて良かった。

ブレーキの音がしたのでわずかながら身構える余裕があった。
むち打ちは逃れられないかもしれないけれど
出血するような傷はないし…
どんな形であれ、年内の仕事はできそうだわ。


加害者も素性がしっかりしてるし開き直る様子は無い…
どうみても善良な市民だし、
うっかり脇見してしまっただけでしょう。
私だって、脇見運転100%してないか?と問われ
「もちろん」と胸はって言える程
模範ドライバーじゃないですからね。


などなど、考えていたら
「不幸中の幸い」とポジティブシンキングできるようになりました。


事故は遭わないに越したことはありません。
でも、一番怖いのは加害者になることです。
自分の人生は自己責任でなんとかしますが
もし、私が加害者側になって
お相手の人生を狂わせるようなことがあったら
土下座しようが全財産お渡ししようが
死んでみたところで償うことはできません。
最近、自分の運転技術を過信したり
緩慢になっていた気がするので
改めて気と身をグッと引き締めて
運転に臨もうと思うきっかけになりました。


年末というだけで気が急いたり
何かに追われているような気になって
ついつい心ここにあらずで運転してしまいがち。
急ぐあまり生活道路でスピードを出すなど、
もってのほかですね。
子どもが飛び出してきたらどうするの…
みなさん、本当に気をつけましょう!
注意一秒、ケガ一生。
自分は凶器を操っているんだという認識を
しっかり持って運転しましょうね~。


お陰様で入院もしませんでしたし
骨にも異常はありませんでした。
後遺症が心配なので
コルセットをつけておとなしくしております。


首かせをつけられながら
キーボードを叩くmieからのつぶやきでした。
さて、お仕事しまーす♪

三河の幸を五感で堪能

2014年12月10日 | 和食
紅葉が美しい時期ですから
ちょっと前のことになります。
奥三河まで気張らしがてら
水汲みと玉子を買いに出かけました。
水汲み場はいつもの百間滝。
ワインディングロードをひた走り
到着したはいいけれど先客有り…
見れば二組の壮年夫婦が
それぞれ甲類焼酎のペットボトルと
20リットルのタンクを
車からじゃんじゃん降ろしているではないですか…
目算できる空容器から判断して
30分ぐらいか…それなら待てる、と思い
車の中でボーッとしていたんですが
満タンになった容器を車に積むと
また新たな空の容器がトランクから現れる…
待ってたら日が暮れるわ(カアァーー)
不本意ですが、涙モノですが
下山することにしました。
20リットル一本だから、と
お願いしてみればよかったかな^^;



素晴らしい景色

これが見られたから良しとしましょう。



菅原神社も見頃でしたよ



紅色が目に鮮やか




落葉の妙



石巻の丘稜には紅葉した柿の木




これは鳥さんの取り分


ちょっとしたドライブで
大自然に触れ合える私の故郷。
新東名の工事が着々とすすみ
いずれは設楽ダム建設が着工し
様子は変わってしまうかもしれません。
悲しいけれど流れは止められない様子。
でも、願わくばダム建設だけは止めて欲しい。
私達を育む愛知最後の清流が失われるのは
まったくもって腑に落ちません。



さて、色々な戦利品を抱き
キッチンに向かいます。




赤蕪の梅酢漬け

こちらはちょっと前に漬けたもの。
奥三河の赤蕪ですよ。
今年は梅酢が取れなかったので
梅の名産地、名号の梅酢を
2リットル500円で買っちゃいました。
おいしかった^^




設楽蒟蒻の炒り煮

出来立てホカホカの蒟蒻を購入。
チリチリするまで炒めた後
醤油と味醂で味付けしています。
鷹の爪でアクセントも。
素朴で大好きな逸品です。




叩き南蛮胡瓜

バッキバキの設楽の胡瓜。
板ずりをして皮をところどころ剥き
擂り粉木で叩いてしばらく冷やします。
食べる10分前ぐらいに合わせ酢と鷹の爪に漬け
サッと冷やし直して出来上がり。
漬け時間が長いと水分が出てしまい
胡瓜もシナるし、味もボケるので。





塩漬け雑茸の旨煮

去年買った伊那谷の塩漬け雑茸を
シンプルに醤油と酒と味醂で煮ました。
辛味大根おろしとともに。おいし。



プレノワールの平飼い有精卵だし巻き

この玉子は味が濃厚なので
出汁は薄めに取っています。
塩とヤマヒサ薄口醤油少々で調味。
不味くなりようがないですね。




根野菜と茸の味噌汁

阿波の美郷風に具沢山で。
身体が芯からあったまります。



山吹うずら

最近売り出している豊橋ブランドうずら。
太郎串さんが絡んでいるのかな?
ようやく商品化されたと言う感じですね^^
うずらはもともと渡り鳥でした。
その名残か、ちょっとワイルドな香味があります。
水分が少なく骨周りの旨味が素晴らしい。
また購入します。



翌日。




高野豆腐の含め煮

某所で高野豆腐が話題に上がったので
ストックを戻して作りました。
これは重曹が入っていない正真正銘凍み豆腐。
重曹が入って乾燥機で乾かしたのとはワケが違います。
コシが違いますね、コシが。




豊橋鴨のモモスライス

家ではなかなかできないスライス。
ちょっと高かったけれど奮発しちゃいました。




鴨の手羽とかつおから取った出汁に
醤油と酒でシンプルに味付けしました。
奥三河産の鍋ちゃんネギを焼いて入れ
これまた奥三河産の原木なめこも投入。
ここで鴨をシャブシャブしていただきます。
めっちゃくちゃ美味!
スライスを見つけたらまた作らなくては。
ブロックを冷凍して自分でスライスすればいいか。




〆は雑炊

た・ま・ら・な・い
玉子はもちろんプレノワールです。


翌々日。



アカハタの潮汁

三河のアカハタのアラが200円!
アカハタと言えば高級魚じゃないですか。
塩を一振りして焼きまして
じっくり弱火で出汁をとっています。
それだけでほぼ完成形の味。
香り付けに薄口醤油を一たらし。
ご馳走ですよ^^




厚揚げの茸あんかけ

福井の大きな油揚げ(谷口屋だったかな)
が手に入ったので作りました。
茸は石巻の原木椎茸と奥三河の原木なめこ。
シンプルですけど、ホッとしますね。
こういうお味。



以上、三河の幸を堪能した3日間でした。
実り多き土地に生まれたことを幸せに思います。

飲酒de陶芸教室

2014年12月09日 | イベント
お友だちのMさんに誘われて
Mさんの叔父様による陶芸教室に参加しました。
Mさんの叔父様は練り込みという技法を駆使する陶芸作家。
瀬戸で更紗窯という工房を持っていらっしゃいます。
そして特筆すべきは無類のお酒好き(笑)
何と工房内にビールサーバーがあるのです。
陶芸がメインですが、飲酒もメインに次ぐお愉しみ^^




先生の作品を拝見して
イメージを膨らませます。
が・・・現実は甘くなかった。


各々サーバーからビールを注ぎ
Let's陶芸!



土の傍らにはビールジョッキ♪


先生の説明を元に手を動かしますが
ここで私の大きな弱点が発覚…
練り込みの構造がすんなり頭に入ってこないのです。
昔から3Dの理解力が低かったことを思い出しました。
違う色をスライスしてサンドイッチして
違う方向に重ねてまたスライスして
ようやく飲み込めた頃には

ピピーッ!

お昼ご飯(~~;)
超アナログ、超二次元脳は母譲りかな。



お酒陣



L.M.PのNソムリエセレクト

シャンパーニュとボージョレヌーボー
美味しい注ぎ方や
器の選び方もレクチャーいただきました^^




法蓮草ともやしの和え物



炊き込みご飯



ごぼうとボージョレーが合う!




豚汁

ここでもごぼうとボージョレーが合う!



瓶燗

手についた土を洗うお湯で燗。
何でもアリになってきました(笑)



楽しくて美味しいから
飲み過ぎるのは仕方ない。



成形完了

四苦八苦しましたが何とか形に。
割れないことを祈るばかりです。
12月下旬の出来上がりが楽しみだわ^^




さて、お疲れさまの飲みタイム!



天然鮎を炭焼き

冷凍してあった天然鮎を焼いてくださいました。
何とも合理的な七輪の使い方。




旨し!

冷凍と言うことを感じさせないジューシーさ。
お酒が進んで進んで仕方ありません。



ということで飲み足らず
大須のクーリオさんで二次会です。



穴子とタラの白子のグリルと熊の脂




宮城の生牡蠣



ツキノワグマのファゴティーニ

かなり酔っぱらってて
某所ではチーズのトルテリーニとか書いてた^^;
いい加減なものです。




ヤーコンのグリル

ヤーコン、君を見直したぞ!




乳のみ仔牛とリードヴォー



ピッツァ窯でじっくり焼いて

全く臭みがなくミルキーな味わいです
骨までしゃぶり尽くしました♪


いや~、よく飲んで食べた。
あ、メインは陶芸教室です^^;

長江先生、分かりやすくレクチャーいただき
本当に有り難うございました。
作ってみることで先生の偉大さが
嫌と言うほど分かりました…


Mさん、お誘いいただいてありがとう!
本当に有意義で楽しかった~^^
ご一緒いただいた皆さん、
ありがとうございました!
出来上がりが楽しみですね。
手元に届いたら見せびらかしっこしましょう♪
割れずに器として成立したら・・・の話。







中国四川料理 道

2014年12月08日 | お出かけ
公私ともに忙しくって更新がままなりません^^;
でも、ブログを書くことはいいガス抜きになるので
忙しくてもコアタイムを見つけて書きたいんですけどね。
ここ一週間、そのコアタイムさえなかった。
そしてもう12/8だなんて!
このままだとクリスマスはあっという間に過ぎ去るな…


さてさて、かなり前にお邪魔したお店のリポートです。
新しくオープンした四川料理屋さんにお邪魔しました。
何を隠そうわたくし、大の麻婆豆腐フリーク。
それがウリと聞けば行かない訳にはいきません。
ご主人はまだお若いみたいですが
陳健一さんのもとで修行されてるようですよ。
陳さんと言えば赤坂四川飯店。
正直、いい思い出はありませんが^^;


お店は閑静な住宅地の中にポツンと立っています。
ランチタイムに伺ったので
女性客がひっきりなしに出入りしていました。
駐車場の線引き、ちょっと難あり。



ランチメニュー

お仕事の仲間と2人で伺ったので
1,530円のコースをオーダーし
選べる料理を4種お願いすることに。



前菜盛り合わせ

春巻き


スープ

ちょっとぬるい




烏賊と栗のミルク炒め




海老のピリ辛マヨネーズ炒め




牛肉とキノコの甘味噌炒め



飲茶


悪くはないけど印象に薄い。
そして女性を意識し過ぎた感が否めません。
もっとガツンとくる料理を期待していました。
重慶よだれ鶏とか魚香肉絲とか。
そんなこと思うのは私だけか^^;




麻婆膳

うっ、少ない…

味は赤坂四川飯店の流れを受け継いでいます。
もっと麻辣効かせてもいいかしら。
麻婆豆腐をガッツリ食べたい方は
単品ランチもありますのでそちらをどうぞ。





杏仁豆腐とシャーベット


四川料理を日本人が作るとこうなる、
というお手本のような品々でした。
女性客や辛過ぎるのはNGな方にオススメです。
辛さに関してはバカ舌の私には少々お上品。
夜に行ってみないと真価は問えませんので
またいつか伺います。


ご馳走様でしたm(_ _)m


Kさんの手作りパンとK先生のワインの会

2014年12月01日 | イベント
ジメジメな日が続いて気が滅入りますね。
例年11月ってこんなに雨降りましたっけ?
お洗濯しないと不機嫌になるアライグマで
お陽様以外の熱源で干すのは
断固拒否のヒモノ女ですから
こんな日が続くと脳ミソまでカビが生えて
どうかなってしまいそうです…




さて、だいぶ前のことになりますが
パン&スウィーツのセミプロKさんと
日本ワインに精通しているチャンK先生の
コラボレーション企画に参加させていただきました。
美味しい!美味しい!とただ味わっているだけの
愚鈍な参加者ですので
専門的なことはチャンK先生のブログをご参照ください…




パンたち




グラナパダーノのパン
キャネー デラウェア+2010

グラナパダーノのパン、旨し!
塩気と酸味と乳由来のアミノ酸が素晴らしい。
もっちりとした生地も美味しいなぁ。
ワインは酸がけっこうガツンとありました。
この酸は大歓迎で美味しいのですが
ちょっとパンの大きなステージに対して
酸が浮いてしまったかも知れません。





オリーブとセミドライトマトのパン
夏の陽4023

このパン、美味しかったなぁ~。
ビールにも合うと思う。
少し甘口の微発泡とも合っていたと思います。




リンゴと胡桃のパン
ローズ橙2013

リンゴと胡桃のパン写真が無い^^;
ローズ橙の蜜のような味わいと
リンゴの蜜が私は合っていたと思いますが
チャンK先生はあまり納得がいっていない様子。
いずれにしてもどっち美味しいのです。






フランボワーズとプルーンのライ麦パン
シャンテ最際マスカットベリーA 2008

このマスカットベリーA、美味しかった!
とても上質な世界観を持っています。
ただ、フランボワーズとプルーンに
このワインを上回る存在感があったため、
先生もおっしゃる様に
後に出てくる山ソービニオンの方がマリアージュしてたわ^^



黒胡椒とカシューナッツのパン
山ソービニオン2013

この山ソービニオンも美味しかった。
黒すぐり系の果実味が強く余韻も長い。
前出のフルーツのパンと抜群にマッチしていました。
黒胡椒とカシューナッツのパンは
来るもの拒まない美味さなので、
そのままでも十分美味しいですが
チーズを少し加えたら最高のアテでしょう。




グリーンカレーパン
マッキアート2011

このパン、何も知らされずにいただきました。
どこかで食べたことある…どこだ?
と一生懸命考えましたが
想像の範囲を超えた内容で正解できず^^;
何とグリーンカレーだったのです。
ニンニクやコリアンダーがしっかりきいていて
一口かじるといろいろな要素が回遊します。
そしてちょいと辛め。
合わせたワインはアズッカエアズッコさんのワイン。
それぞれに美味しいんだけれど、
パンのインパクトが強過ぎたかしら^^;
意表を突かれまくりの味わいでしたもん。



ココマンゴークリームチーズのパン
がんこおやじの手作りワインデラウェア

マンゴージュースで練られたパンに
クリームチーズとココナッツが入っています。
このパン、めちゃくちゃ美味しい!
ワインにも南国系フルーツの要素があり
しっかりマリアージュしていました。



マリアージュ鑑定会はこれにて終了。
こういう楽しみ方は初めてです。
一人でここまでの種類を手掛けるKさん、凄過ぎる。
そして想像力を膨らませてセレクトしてくれたK先生に感謝!

さて、ここからは飲み会です(笑)



レジャンデールのバゲットと
ジェニーのトルナーデ

バゲット嬢K子さん作です。
いつもながら完成度の高いこと!
今度はレジャンデールのトルナーデが食べてみたいわ♪




青いパパイヤのソムタム

これもK子さん作。
青いパパイヤを使ったタイ風のサラダです。
ナッツとパクチーでアクセントがついていて美味。
K子さんのこのシリーズ、好きだわぁ。





パスタ生地




ヤマドリタケモドキ

を使って



かずくん特製手打ちパスタ

近所で獲れたというキノコを使って。
とても香り高く美味しかったですよ!
オイル系なので炭水化物が多い中でも
サラリと頂くことができました^^



蛸とじゃが芋のジェノベベスト

かずくんが作ってくれました。
じゃが芋とペストの相性って
なんであんなに良いのかしら?




チーズ

A君が講演により多忙につき
チーズをたくさん持ってきてくれました^^


あ、シェーブルを載っけた焼きバゲット写真がない…
あれは最強に美味しかったのに。




タルトタタン

Kさんのお手製です。
甘いものに興味が無いと
しつこい程に申しておりますが
Kさんの作るものは別次元です。
お酒のみの心を捉えた素晴らしい作品。
散々飲んで食べた後でも
ペロリといただけてしまいます。



さて、私は何を作ったかと言いますと。



モガニのビスク

三河のモガニがたくさん出ていたので
超面倒くさいビスクを作りました。
身をホジホジしたり
擂り粉木で殻をガンガン叩いてエキスを抽出したり
とろみを付けるために
お米の形が無くなるまで煮込んだり…
お陰様で好評でした^^
蟹は手をかけた分いい味出してくれますね。


もう一品はトスカーナ風ミネストローネ。
写真撮り忘れはいつものこと。
トスカーナ風はトマトを入れず
白いんげんやクズ野菜でつくる家庭の味。
最後にグラナパダーノを盛大に振りかけました。
こちらも好評で何より^^
一応、パンに合う料理というのがテーマだったので
いろいろ考えていたら
両方スープ系になってしまったのです。



私には粉ものの才能がない…というより
努力や探究心を放棄してしまっているので
友人にプロ級の人々がたくさんいて幸せの極みです。
だから余計に作る気が湧かないのかも。
ワインや日本酒に精通している友人も多いので
こちらの探究心もいつのまにやら放棄気味…
ただの飲ん兵衛と化しつつありますね。
せいぜいお料理で貢献できるよう
これからも精進しようと心に決めた次第です。

ご馳走様でした!
また次回を楽しみにしています♪