おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

華音さんで燗酒会

2016年07月31日 | イベント
白樺湖を後にしまして
一路南へ。
深夜まで飲んで談笑していたため
道中睡魔との戦いでした^^;
何とかこの日のお宿にチェックインし
向かった先は静岡市の華音さん。
トラディショナルとオリジナルを融合させた
センスの良い中華と燗酒を飲ませてくれるお店です。
昨年に引き続き
日本一怖いと酒店と評判の
Yさんよりお誘いを受けました。
主催のHさんにも感謝感謝^^


この日はゴールデンウィーク中盤にもかかわらず
真夏を思わせる暑さでした。
燗酒をこよなく愛する顔ぶれですが
一杯目だけはビールで乾杯。


そのあとは平杯で燗酒^^



前菜盛り合わせ

鰹の塩たたき・生しらす・鯵たたき・
青菜の白和えに一捻り効かせたもの。
鰹の塩たたきが絶品でした。
お店に入った直後
ボヤ騒ぎかと思うほど煙かったですが
ご主人がこれを焼いていたんですね(笑)
芥子で食べるのもなかなか乙。
白和えの一捻りが思い出せません・・・
美味しい美味しいと連呼していたのに。



干し豆腐とパクチーのサラダ

パクチー好き・中華好きの
ハートを鷲掴みするサラダ。




ながらみの塩茹で

静岡県民曰く、食べ飽きたのだそう。
沿岸部のご家庭では必ず食卓に上るようです。
今は高級品となっちゃってますけどね。
私は飽きるほど食べてないので
喜んで余剰分を引き受けました。




地鶏のたたき

宮崎の地頭鶏風に炭火仕上げ。
香ばしくて弾力もあって美味。
パンチのある熱燗に会うんだなぁ。



豚のつみれ

清んだお出汁に大きなつみれ。
あまりにも上品な味わいだったので
はじめ鴨かと思ったほど。
豚と伺ってびっくりしました。
丁寧な仕事ぶりが光ります。




茄子と唐辛子の炒め

朝天唐辛子で炒めてありますが
そんなに辛くありません。
絶妙な仕上がり。



ハダカイワシの揚げ焼き

ハダカイワシをからりと揚げて
スパイシーな醤油ソースをからめてあります。
名古屋の手羽先を思わせる風貌ですが
スパイスが効いて大人の味わい。




春雨炒め

いくらでも食べられる・・・



野菜の塩麹和え(?)



チヂミ的なもの

カリッとしてて美味しいです。


これでお料理はおしまい。
燗酒もしこたま飲みまして
お気に入りも見つかりホクホク。
Yさんともたっぷり話すことができ
他人とは思えない共通点も多々見つかりました(笑)
お酒もお料理も大満足したから
この余韻を二次会で・・・
でも、麻婆豆腐食べたかったよね。
と呟いていたら



出てきました(笑)

華音さん、ありがとうございます!
大衆に迎合することなく
パンチの効いた麻婆豆腐は飲み物です(笑)
食べて飲んだ後でもスルスル入っていくから不思議。
結局二次会は華音さんで引き続き行われたのでした。
華音さん、良いお店だなぁ。


また来年も宜しくお願いします!

Yさん、楽しいひと時を
本当にありがとうございましたm(_ _)m

生ハム山上げ祭2016

2016年07月27日 | イベント
ますやさんを後にして一路白樺湖へ。
ハモン・プロシュート・生ハムとなるべく
うちの子を山荘に預けるのが主な目的ですが
冷涼かつ清冽な環境下で大騒ぎするのも主な目的(笑)
ホストであり人生の先輩である
わらびさんが超忙しく遅めの到着と知り
我々手下どもはここ数年で培った知恵を絞り
先回りしてできることに着手。
ワラビを採り、料理を進め、お風呂に入った次第です。

毎度のことながら私は飲んでしまうと
大所帯のキッチンで働けなくなるタチなので
あらかじめ料理を一品作ってきたのと
あまり飲まず(飲まないわけではないw)
キッチンが混み合う前にチャチャっと調理。
わらびさんも到着していよいよ宴会のスタートです^^
えーっと今回のテーマは海藻。
みなさん頭をひねってメニューを考案。
たくさんありすぎますので
サラッとご紹介しますね。




fujiさんの生春巻き

キウィが斬新!ソースも美味しかったです。



fujikaさんのかんころ餅

ココナッツファインがいいアクセント♪




caieさん昆布巻き

caieさんらしい優しい味わい。



duck師匠のサーモンマリネ

いつものことながら仕事が細かい。



duck師匠のヒラメ薄造り

さらに細かい仕事。
私なら途中で投げ出すことでしょう。



Fさん酒蒸し

私持参の岩のりを投入していました(笑)



かずくんクーブイリチー風

日本酒が欲しくなりますね^^




I家のひたし豆

大鹿村の鞍掛豆は美味し。




Y子ちゃんの昆布ブリオッシュ

これが想像以上に美味しかった!
もう一品の海藻パンは写真撮り忘れ^^;



Y子ちゃんパンPart2

安定の美味しさ。




duckさんマグロの握り

あっという間になくなった・・・



caieさん野菜のグリル

ジャガイモが美味しかった〜




I家のコッコーヴァン

手間暇かけた煮込みは美味!
深夜にオムレツのソースになりました。



なかとも海藻うどん

しっかり踏み込んだ腰のあるうどんに
海藻が加わることでツルルンな食感。



ひじきシュウマイ

これは私作です。
思いっきり思いつきで作りました^^;
ひじき以外は茅野のスーパーで調達。
ひじきは伊良湖岬の天然長ひじき。
長野名物塩イカで塩分、山うどで食感を補います。
長野のブランドポーク肩ロースを包丁で叩き
アクセントとなる3つを入れましてスチーム。
あっという間になくなったから
好評と受け止めてもいいでしょうか?



荒布巻き

これも私作です。
伊良湖沖で採れた荒布で
伊良湖の胡麻鯖を巻きまして
超シンプルな味付けで煮上げております。
なぜなら荒布と鯖から濃厚な出汁が出るから。
そこへ実山椒たっぷりでアクセント。
大人の昆布巻きだと思います。



ワインも色々



いただきまーす!


この後到着した大盛家の料理は
記録にございませんが
記憶には残っております。
スジ煮込みの出汁雑炊
ダメ出しはしたけど
美味しかったよー。本当に^^


翌日も予定があったので
早く寝るといいつつ
腰を上げたり下ろしたりを繰り返し
結局深夜まで飲んで大談笑。
あんなことやこんなこと、
告白大会などあって面白かったわ(笑)
大人になっても馬鹿話が出来る仲間に感謝!

そしてみんなのお兄さん的存在の
わらびさんに感謝!

ありがとうございましたm(_ _)m




翌日は快晴!

いつも思うけれど
白樺湖を彩る自然の色は
なぜあんなに鮮明なのでしょう?


さて、南下します。。

高遠そば ますや

2016年07月25日 | 蕎麦
冒頭からスミマセン。
またまたアニサキスを体内に入れてしまったようです。
トホホ。
昨夜から今朝までのたうち回っておりましたが
朝一で病院に行く頃には痛みもひと段落しており
「なんだ、大したことないじゃん」
的な目で診られる先生を
複雑な心持ちで見つめ返しておりました。
「昨夜の私は凄かったんだから」と思いましたが
結果として最悪の事態にならずに済んだみたいなので
めでたしめでたしです^^;(今のところ)


さて、時は遡りましてゴールデンウィーク。
ただいま育成中の生ハム予備軍を
傷まないように避暑地させるため
白樺湖へと里子に出しました。



怪しい者じゃありませんよ

冬が到来すれば食べられるはず^^
この子をトランクに積み込みまして
まず向かった先は高遠そばで有名なますやさんです。
名古屋蕎麦部筆頭のFさんと待ち合わせ。



高遠そばセット





高遠蕎麦は江戸初期から受け継ぐ伝統の味。
辛味大根と焼き味噌を混ぜたところに
辛汁を注いで割った汁でいただきます。



このパンチのある汁を受け止めるのは
高遠三昧蕎麦。
その名の通り3種のお蕎麦が楽しめるんですよ。








高遠産のスタンダードな二八です。
スタンダードと言っても特徴的。
エッジが立ちつつもしなやかで
口に含んだ時のツルツル感が心地よい。
以前食べた時よりも香りの余韻が長いし
噛み応え、喉越しも非常に良い気がします。



ぬき

八ヶ岳産の手挽き十割。
香り芳醇で歯を押し返す弾力がすごい。
鼻から息を出しながらいただくと
より一層香りを楽しむことができます。
これ美味しいわぁ。




いなか

高遠産の粗挽き十割。
ぬきよりもワイルドな噛み応え。
蕎麦猪口に入るのを拒否する反発力です。
高遠の汁をたっぷりつけていただくと魅力発揮。
蕎麦手繰っています、というよりは
蕎麦食らっています、
という表現がふさわしい一枚でした。



蕎麦プリン

前にお邪魔した時よりも
確実にレベルアップしていると思います。
直線距離ではそう遠くないんですが
南アルプスが行く手を阻んで
なかなか訪れることができないのが残念。
また秋か桜の時期にお邪魔したいな。

ごちそうさまでした!


高遠そば ますや


先を急ぎます。。。

うちなー紀行2016/5日目

2016年07月21日 | 和食
うちなー紀行もいよいよラスト。
その前に…
4日目、ひめゆりの塔に行ったことを書き忘れました。
先の戦争で唯一の地上戦を経験した沖縄。
その記憶を記録として後世に伝えるモニュメント、
及び資料館です。言わずもがなですが。
韓国の鳥頭山統一展望台でも思いましたが
少なくとも有史上、
この星から戦争がなくなったことなど
一度たりともありません。
人対人、家族対家族、村対村、民族対民族、国家対国家・・・
どんな単位でも大小あれどいざこざは必ず起きます。
日本においても誰かがコントロールしている間、
例えば朝廷であったり、幕府であったりが
政をうまく行っていれば安定しますが
みんながみんな幸せになれるはずなどなく
不平不満分子がクーデターを起こし
壊しては作りの繰り返しをしてきました。
徳川の世が太平だったとはいえ
歴史にも残らないクーデターは
数え切れない程あったことでしょう。
だから、この70年間比較的平和だったことは
奇跡的なことかもしれません。
戦争は起こらないに越したことはありせんが
元来人類は争う性質を持っていることを
忘れてはいけないと思うんです。
この事実と向き合ってどうするか・・・
それを真摯に考えることが
平和を長続きさせる秘訣かもしれませんね。

以上。

じゃなくて、旅の続き^^;


那覇を出まして沖縄の聖地に向かいます。



ニライカナイ橋

この橋を作った人は凄い!
そして高所恐怖症の私は怖い!




斎場御嶽

まるでリースのような茂みの向こうには
琉球創造の神様が降り立ったと言われる
久高島が見えますね。
久高島には昨年訪れましたが(その時の模様
自治権が強いというか何というか
浮世離れした場所でした。



サングーイ

海外の方も結構いましたが
反応はまちまちでしたね。
つまらなそうにしていた方も多々。
偶像や立派な神殿を持たない琉球神道は
なかなか伝わりづらいかもしれません。


心の洗濯ができたところでおやつタイム。
奥武島の大城てんぷら店に行こうと思いましたが
あの店は11:00きっかりオープン。
この時点で10:30前だったので
待つ時間を惜しんでこちらへ行きました。




中本鮮魚店



作り置き・・・

注文してから揚げてくれる
大城てんぷら店に軍配が上がります。
ああ、脂っぽかった。


急いで那覇市内に戻りまして



首里そば

行列覚悟で向かったら
覚悟しておいて良かったです。
オープン直後でしたが満席で
2回転めでようやく入れました。



ジューシー


首里そば中


煮付け

豚肉・鰹・塩のみの出汁で仕上げた
どれも優しいお味。
心もお腹もほっこりします。
これで食べ納めかと思うと寂しい…



久方ぶりに首里城へ

大陸の方がたくさんいらっしゃいましたが
「その昔、琉球はウチらが治めてた」
とか言い出しそうな勢いで怖いです。
実際、日本よりあちらの方が近い存在でしたからね。



空港でオリオン飲み納め

さて、旅の記録もここまで。
後半はお天気にも恵まれて絶景を堪能できました。
今度訪れる時はやんばるの大自然を満喫してみたいです。

にふぇでーびたん、うちなー!


うちなー紀行2016 完

うちなー紀行2016/4日目

2016年07月20日 | 旅(国内)
さて、うちなー紀行も4日目に突入します。



ようやくうりずん日和

ハワイを思わせるカラッとした風が
肉付きの良くなった頬を揺らします(笑)
ラグーンブルーが美しいですね。


せっかく晴れたのであの海へ・・・
そう、古宇利島です。



銀河鉄道999みたい

あの先がブチっと切れて無かったら…
子供の頃、浜名バイパスを通る時に
よく妄想したものです。




ブルーを分かつブリッジウェイ



超気持ちー



あーー気持ちぃ

日本人観光客よりも
圧倒的に大陸の人が多かったです。
レンタカーに
「外国の方が乗っています」
とのステッカーが貼ってありますが
運転を見れば一目瞭然。
車間距離は多めに摂りましょう。



屋我地島の塩工房へ

ここは海水を鉄鍋で炊いていて
鉄分が塩を赤褐色に染めています。
モンゴルの岩塩とは色素が違いますね。



炊いたら干す

ここの塩を使ったちんすこう、
とても美味しいですよ。



お昼ごはんスポットへ

10年近く前写真家のMiyaさんに
連れてきてもらったお店です。
その時は絶賛二日酔い中なのにペロリと平らげ
直後から調子がどん底になったにもかかわらず
いい印象しか残っていないという名店(笑)
観光客はほとんどおらず
うちなーんちゅで賑わっております。



懐かしい感じのスープとサラダ



ヒレステーキ



別アングル

ベーコンは外してと・・・
岩塩を振っていただきます!
オーストラリア産のヒレで潔い赤身です。
10年前は国産の黒毛和牛至上主義でしたが
これを食べて赤身のすっきり感に驚いた、んだっけ。
ソースも2種用意されていますが
岩塩で頂くのがオススメです。


この後、今帰仁城址に行きましたが
写真が見当たりません^^;
おかしいなぁ。
那覇市内に戻りましょう。


夜はお友達から紹介してもらった
いゆじさんを予約しました。
想像していたよりもモダンな内装。
L字型カウンターメインの海鮮居酒屋です。
カウンター内にはいかつそうなご主人が・・・




読めん!

かなりクセのある字で記入されたお品書きを
あらゆる角度から眺めて解読しようと四苦八苦。
辛うじて読める刺身の盛り合わせを
せっかくだから7点で頼んだら…

「食べきれないからやめといたほうがいい
3点盛りで十分だ」

と。欲がないのか何なのかわからず

「初めてですし沖縄の魚の知識がないので
ご主人にお任せしたいです」

とお伝えすると

「どんな感じのものが食べたいか教えてくれれば
それに合わせて出してあげるから」

と途端に相好を崩されました^^

「俺は知ったかぶりが大嫌いだ
さっきまでいた客は知ったかぶりばかりしてたから
テキトーに出しておいた」

だそう。
かなりクセのある方ですが
悪い方ではないようです。
では、お任せしちゃいましょう。



もずくソーメン

これは絶対に食べておけ、とご主人。
なんでも産地から直接取り寄せているようで
塩蔵品ではない天然の生もずく。
確かに歯ごたえプリンプリンで美味!
山葵はいらない感じ^^;




刺身3点盛り

3点盛り???
どう見ても6点盛りですが。
3点盛りのボリュームで
6点出してくれたんでしょうね。
確かにこの比率で7点盛りだと
舟盛りレベルのボリュームだわ。
それぞれ名前を聞きましたが忘れました。
っていうか、耳慣れなさすぎて
頭に入ってきません^^;
エンガワ的なものが特に美味しかったな。



せっかくだから泡盛を

とご主人にお伝えするとまたニンマリ。
「ビールなんか飯に合わないからね」
と、ビールを完全否定していました。
下の方にちんまり書いてある
日本酒・芋焼酎・ジュース類は
観光客から要望があったりするので
仕方なく置いてあるそうです。
基本的には泡盛ゴリ押しみたいですね。




ずらり



「まずはこれから行ってみて」

とご主人おっしゃいますけど
泡盛1合単位でそう何種類も飲めませんが^^;
結局4種類ぐらい飲みましたけどね。



何とかいう魚を揚げたサラダ

ほっくりした白身で美味しいです。
野菜も元気でいい感じ。



エチオピアの煮付け

この名前だけ頭に入ってきた(笑)
火入れが長すぎる感が拭えませんが
生臭み等はなくマグロの煮付けみたい。




何とかいう魚の焼いたの

鯖の塩焼きみたいで
泡盛によく合いました。



何とかいう魚と納豆を叩いたの

鯵のなめろう風ですね。
海苔で巻いて食べるんですが
海苔が・・・
海苔にはうるさいんでゴメンナサイ。
お魚は美味でした。



魚のスープ

お友達が食べるべきと教えてくれた一品。
オーダーしたらご主人が冷蔵庫から
プルンプルンの煮こごりを出してきました。
どうやら魚のアラから取ったスープを
煮詰めて濃度を上げたものみたいですね。
温めて液状化してもドロンドロン。
口に含んだら熱くて大火傷しそうになりました^^;
コラーゲンをたくさん摂取すると翌朝ツヤツヤとか
あんまり信用していないタチですが
飲まずに塗ったら間違いなくツヤツヤになりそうです。
やりませんけど。


泡盛にホロ酔ってあたりを見渡せば
カウンターもテーブルも満席状態。
ご主人のクセも味のうちなのかな?
兎にも角にもテイスティなひと時が過ごせました。
ご馳走様でした!


いゆじさん


つづく


うちなー紀行2016/3日目

2016年07月19日 | 旅(国内)
伊計島で海に入ろうと
水着を持参しておりましたが
お日様も見えないし
どうにも入る気が起こらず
コテージを後にしました。
今思えば入水しておけばよかった…
今年も海に入ることはなさそうだわ。
嗚呼、素潜ってお魚と戯れたい(T_T)


そして向かったのは
伊計島のご近所・浜比嘉島。


浜比嘉島の塩工房

昨年に続いてまた来ちゃいました(去年の様子)。
工程の説明は何度聞いても面白いです。
前回案内して下さった方はパート風の方でしたが
今回は製造に携わっている方で
根掘り葉掘り話を聞くことができて大満足。
話の流れからGWより発売開始する予定の
にがり塩を譲っていただくことに。
おお!憧れのにがり塩。
ほんのわずかしか取れないので
販売数もかなり限られているのです。
前回は味見させてもらうも購入は叶いませんでした。
味わいはと言うと…
塩味は強いんだけど角がなく余韻が長いんです。
喜び勇んで姉たちのお土産を含め5袋購入。
後日、姉たちに説明を加えて渡しましたが
有難味はあまり感じてないようでゲンナリ・・・



本部方面に行く途中で寄り道

この店の周りに路上駐車の列が形成され
バンッと車の扉が開くと
むくつけき男性が3・4人飛び出して
全員自動ドアに吸い込まれていきます。
これはすごい名店なんだろう!と
私も急いで引き返して路上駐車。




なんて事のない天ぷら屋さんでした^^;

ただ、お弁当が無茶苦茶リーズナブル。
揚げ物たっぷりの弁当に
この天ぷらを別注していく男性たち。
そういう需要なのね。
一応イカ天を買ってみましたが普通でした。


気を取り直して本部の沖縄そば街道へ。



お客がいなさすぎてやめました^^;



結局きしもと食堂へ

でも、前回よりかなり空いてる。
GW前であるのと熊本の震災が影響してるのかな?



ソーキそば



ジューシー

昨日のジャンクな味わいが際立ちます。
やっぱり安心できる味。




山原そば

もう一軒行ってみよう!
ってことで行列覚悟できましたが
あれ?全然お客さんがいない…
やはりさっき述べた理由でしょうか。



お品書き



ソーキそば小

小じゃなかったらどうなんだ?
と問いたくなる普通盛り。
きしもとさんよりしっかりとしたスープです。
ソーキもしっかり目の味付けでした。
食後感はいいですよ。



突然雨が降り始めたので雨宿り



そんな目で見ないでおくれよ。。。




海月とはよく言ったもんだ




マンタッタ〜♪

美ら海水族館からお届けしました。
現場にお戻しします。




オーシャンビューのお部屋で一休み



念願の満味さんへ

去年お友達の大盛氏がサジェストしてくれたお店^^
やんばる島豚を専門に扱っているそうです。
ここは2時間の時間制限があるみたいですね。



ふむふむ。なーるほど。




そしてまたオリオン座



突き出しには中身の酢の物




甘ったるいタレはありません



豚タン

下処理がしてあるのかな?
ちょっと火が通った状態で出されました。
豚のホルモン扱いだし
牛と違ってその辺慎重なのかしら。




キムチ



ヒレのタタキ

うーん。これは普通かな。




お肉の盛り合わせ 塩

肩ロース・オッパイ・ヒレロース・ハツ
豚カルビ・ネック・ハラミ・コリコリ・トントロ

オッパイとコリコリ、肩ロース旨し。



お肉の盛り合わせ タレ
スジ・カシラ・テッポウ・コブクロ
ハラミ・トンチャン・レバー・吟醸ホルモン

スジ・トンチャン・吟醸ホルモン旨し。



ということで、
お肉の盛り合わせから
「旨し」と感想が出たものをお代わり。



ピビン麺

食後にもたれることなく
いい感じの満腹感を迎えました^^
店主が隣のテーブルの綺麗なお姉さん2人組に
熱弁を振るっているのが
気になって仕方ないこと以外
スタッフの応対も味にも満足。
店を出た後に知った裏メニューなるものを
次回はいただきたいと存じます。
ご馳走様でした。


順調に増量していることを
衣類の突っ張り具合いで感じつつ
翌日へとつづく…



うちなー紀行2016/2日目

2016年07月16日 | 旅(国内)
さて、沖縄も2日目に突入しました。
梅雨入り前のうりずんなはずなんですが
この日もドヨーンとして蒸し蒸し。
時折雲が切れて日差しが降り注ぐと
湿度と相まって頭がクラクラするほど暑い。
無理もないです。
本州は春とはいえ半袖とは程遠い気候。
身体が慣れてないんですよね^^;




国際通りから牧志公設市場方面へ



ぶらぶら



魚(いゆ)、いろいろ




朝ごはん食べよう



ソーキすば

ちょっとジャンクな味。


那覇市内を離れて北谷方面へ



真っ昼間にオリオン座が現れた



ハンバーガー

読谷やちむんの里をひやかした後



お目当の工房へ



取り皿を4枚購入

毎日使っていますが
今日はどれにしよう…と選ぶのも一興。



ハイビスカスが風に揺らぐ



寄り道

アメリカンな風貌のアップルパイ屋さん。
看板に惹かれて路地に入りましたが
お味も忠実にアメリカンでした(笑)




伊計島に到着

何年ぶりでしょう?
このコテージには3回目の訪問です。



デッキにはBBQの炉




何を隠そう私は火起こし名人です(笑)



火を起こしながらオリオン

燃え盛る火が落ち着きをみせ
遠赤外線を放出し始めてから
アグーやうちなーの野菜など焼きました。
基本は塩ですが
タレは自家製を持参。


今にも降り出しそうな空模様でしたが
予想に準じて降り始めました(笑)
ちょうど食べ終わったので部屋内へ退散。
オーシャンビューのお風呂で
炭くさい頭を洗った後は
何をするでもなくのーんびり。
たまにはこういうのもいいですね。


つづく

うちな〜紀行2016/1日目

2016年07月15日 | 旅(国内)
予定していたお仕事が早く終わったので
過去の記憶を引っ張り出してみることにしました。

その前に、
暑くて貧血気味で怠過ぎて人に優しくできません(涙)
子供を怒鳴りつけながら歩いてるママや
人にぶつかっても不機嫌そうな表情だけ残し
詫びもせず立ち去っていく人などを見かけると
心身が病んでるんだろうな〜と思い
特に腹を立てたりしません。
なぜそう思うようになったかというと
自分も心身が疲弊しているとついカッとなったり
辛気臭い表情になると気付いたからです。
20年くらい前。
極論ですがボランティアは
お金と心に余裕のある方だからこそ
できることですよね。ホントに。
しかし、こんな状態も明日には脱出できる予感。
なぜなら清流と湖の幸が私を呼んでいるから・・・


さて、本題に戻ります。
4月の終わりに沖縄へ行ってきました。
溜まりまくっているマイル消化も目的の一つ。
GW直前とあって
特典航空券が使えるのは最終便のみだったので
家でしっかりお仕事をしてからテイクオフ。





到着

ムシムシムシムシ〜〜〜
ものすごい湿気。
外へ出た途端に髪がキュンと縮みました。
この湿気を肌で感じると
沖縄に着いたのだなーと実感します。

ホテルに着くや否やTシャツに着替え
夜の帳が下りた国際通りを歩きますが
時間が時間だけにお店もラストオーダー間際。
なんとか遅くまで営業している店を見つけることができ




プハッ

ウェルカムオリオン。
本州で見かけても絶対飲まないビール^^;
アメリカのバドワイザーやミラー、
ジャマイカのレッドストライプ、
ベトナムのバーバーバーなど、
土地の気候に合ってるから美味しく思うけど
お土産に持って帰って飲んでみると
「薄っ!」とか「雑っ!」
とかいった感想しか出ないものです。
とりあえず喉がカラカラだったので駆け付け2杯。




突き出し

ツナの和え物だったかな?




ソーキ

圧力鍋で炊いたと思われるソーキ。
もう少し食感が欲しいのと
豆腐にかかっているタレが?でした。



フーチャンプルー

オーダーしてから待てど暮らせど出てこないので
痺れを切らしてお店のお兄さんに尋ねたところ
「あ、忘れてましたぁ、ごめんなさぁーい」と。
このイントネーションがあまりにも優しく
怒りを沈静化する作用が強すぎて
「いいですよぉー」となんくるないさー返答。
いいなぁ、うちなーんちゅのノリ。


泡盛を2合ほど飲んでこの日は終了。
翌日はあの島へ向かいます!

つづく

里弄さん 盛夏の味覚

2016年07月14日 | お出かけ
暑い・・・怠い・・・

小さい頃から超ド級の暑がりで
朝起きると裸族になっていることもありました。
さすがに今は眠っていても理性が働き
衣類を剥ぐことはありませんが
タオルケットはオットマンと化し
動脈を温めないように大の字で寝ています。
嗚呼、避暑地に逃避行したい。


さて、先日里弄さんにお邪魔しました。
先ほどSNSで知りましたが
移転されてから今日で丸3年なんですね。
初めて取材でお邪魔してから5年くらいでしょうか?
私ごときが言うのも僭越甚だしいですが
皆様に愛され、御繁盛されて何よりです^^


では、頂いたお料理を勝手にご紹介。




棒棒鶏 四川ソース

三河赤どりを使っていらっしゃいます。
火入れ加減も絶妙で
辛いだけじゃなくコクのあるソースが絡み
食事のプロローグを華やかに彩ってくれます。
ガージェリーが進みすぎる。




ジャガイモのシャキシャキ炒め

5年前に友人たちとお邪魔した時
初めて頂いて感動した一品です。
私も何度か真似て作っていますが
この食感とは程遠い仕上がり。
ジャガイモの繊維を歯が断ち進む感覚と
シンプルな調味ながら後を引く味わいに
センスと重ねた経験を感じます。



アオリイカと野菜の炒めもの

イカの王様・アオリイカ。
美しく入れられた飾り切りに
あっさりとした塩味が絡みます。
アオリイカ最高だわ・・・
ちゃんと火は通っているのに
野菜の食感も損なわれず、うまし!
アクセントに加えた
大葉の香りもいいんです。



車海老のマンゴーマヨネーズソース

素性の知れない店では食べないメニューですが
里弄さんなら安心してオーダーできます。
自家製マヨネーズにマンゴーのコク。
ボトルオーダーした
アルザスのリースリングに合いました。




寒狭川の鮎唐揚げ・香味ソース

シェフのお父様は鮎釣り名人。
寒狭川の鮎を開いてカラリと揚げ
香味ソースを絡めてあります。
頭から骨まで全部いただけますよ。
これもリースリングに合いました。




麻婆ナス

ナスが違うんですよ、ナスが。
自家製のナスをとろける寸前まで火入れしてあり
絶妙な歯ごたえを楽しませてくれるんです。
そしてエグさなどかけらもなく
フルーティで旨味が強い。




カニチャーハン

パラッパラで脂っぽくなーい。



今回も大変美味しゅうございました。
ハモのサクサク揚げとか
しじみの汁そば(自家製麺)とか
気になるものがいっぱいありすぎました。
一度には無理なので、またお邪魔します♪
シェフ、ごちそうさまでしたm(_ _)m


書いてたらお腹がすいてきました。
ちょっと早いけどお昼にしましょ。

醤油の会 その2

2016年07月11日 | イベント
ご無沙汰しております。
あちこち出歩いてましたら
前の投稿から10日も経っておりました。
ご報告、及び備忘録として
書き記したいことは山ほどあるのですが
時間に余裕がなくてままなりません^^;
随時アップはしていきますが
取り急ぎ先日開催された醤油の会についてご報告。
記憶が薄れて無くなる前に・・・


醤油の会は、今回が2回目の開催となります。
前回は吟味したものもあれば
これって使ったこと無いけどどうなの?
的なものも持ち寄り
やや闇鍋的な感もありました。
第1回目の模様はコチラです。

今回は前回よりもさらに吟味し
醤油の絶対王者を決める意気込みで臨みました。



今回のラインナップ

壮観ですね。
予定よりもだいぶ増えました。
テイスティングしての率直な感想と
5段階評価を記させていただきます。
5段階評価と言ってるのに
小数点以下が続出しました(笑)
だって、優劣・好き嫌いが僅差なのですもん。
18本のうち13本が通常の本醸造で
5本が再仕込み。
よってそれぞれ分けて評価いたします。
商品名は一部略称で表記。



下総醤油

酸味と旨味のバランス良し。
関東系ならではのすっきり感。
江戸前の辛い蕎麦汁に合いそう。

評価3.8



オーサワの有機生醤油

香り甘め。
下総より全体的に濃度高い。
甘みもあるので
このまま焼き餅につけたい感じ。
煮物でも実力発揮しそうだけど
かけ醤油としてはしつこいかな。

評価3.0



金笛丸大豆しょうゆ

焦げたような香り。
酸強めでやや生臭さを感じる。
苦味はないけど
かけ醤油よりも煮炊き向き。

評価2.8



海の精生しぼり醤油

香りが非常に良い。
酸味と旨味のバランスが良く
キレがあるのに余韻もある。
白身の刺身にも良し。

評価4.7



ヤマヒサ杉樽仕込頑固なこだわりしょうゆ濃口

芳醇な香り。
味蕾を全体的に刺激する感じでバランス良い。
しかし、白身の刺身には強すぎ。
赤身の刺身、煮物向き。

評価4.0



丸中醤油

うちのハウス醤油です。
香りも味もふくよかでありながあら
余計な余韻は残さずキレがある。
合わない食材が想像できない。
私的にパーフェクト!

評価5



八木澤 奇跡の醤

東北の大震災で被災した蔵から
奇跡的に発見されたもろみから製造。
こちらはcaieさん宅冷蔵庫に眠っていたもので
ややメイラード反応が進んでいました。
以前私が購入した時は
八木澤商店の看板醤油だった生揚げ醤油よりも
コクを感じずややカドが立っていた記憶があります。
今後に期待したいです。


評価せず



巽 天然醸造丸大豆醤油 濃口

今回初お目見え&初試飲。
味噌蔵に足を踏み入れたような濃密な香り。
THE豆!的な印象を受ける。
トロッとした濃度もあって
酸と苦味強め。
白身の刺身は少々キツイ感じ。
赤身か肉系の味付けに向いているかも。 
合わせる食材は限定するけれど、
単体としての完成度は高いかな。

評価4.3



巽 天然醸造丸大豆醤油 淡口

濃口にあった味噌蔵っぽい香りはない。
甘みは抑えられ、後味のキレはいいけど
喉の奥の方に独特の余韻が残る。
淡口の特性上塩の角が立っている。
相対的な評価は難しいけど
合わせる食材によって実力発揮しそうだから
評価は高め。

評価4.5



足立醸造 国産有機醤油

揮発臭がする。
他とは明らかに異なる味わい。
モワッとした香味と雑味があり
かけ醤油としてはNGかも。

評価2.0



弓削田 木樽醤油

ここは数年前に見学したことがある蔵(その様子)。

香ばしい香り。
甘みも強く全体的に濃厚。
白身の刺身には不向き。
赤身の魚や江戸前の蕎麦汁に合いそう。

評価3.5




足立醸造 黒大豆醤油

黒大豆を100%使用。
焦げたような香りあり。
煮詰めたタレ的な印象があるので
肉系の焼き物に合いそう。

評価3.3



ここから再仕込み醤油です。
再仕込みの詳しい説明は。。。
ググってください^^;



金笛 再仕込生醤油

漬物のような香り。
どことなくフルーティ。
モワッと感もあり
やはり通常の本醸造とは世界観が違う。
でも、これはちょっと苦手。

評価2.8



松本醤油 はつかり(写真撮り忘れ)

豊橋の繁盛スーパーの
PB醤油を作っている蔵製。
香り高いが煮詰めた系の要素なし。
再仕込の割にサラッとしていて
苦味・旨味が強く煮物に合いそう。
1リットルで600円前後なので
こってりした煮物にザブザブ使うなら最適。

評価3.4




ヤマロク 鶴醤

高貴かつ芳醇な香り。
5味のバランスが抜群に良い。
これ単体で料理的な存在感。
ただし食材は選ぶ。
というのも、うちのハウス再仕込ですが
全然減らないのですよ^^;
やっぱり肉のタレ系かな。
しかし単体としての美味さは絶対的につき
評価は最高点を付けます。

評価5.0





極寒仕込み 北陸

ザックリした名前(笑)
甘い醤油が多い北陸にあって
キレのある再仕込みであることは高く評価。
酸が強く若干カドを感じるけれど
悪くないと思う。

評価3.2



ヤマヒサ 杉樽再仕込み 豆醤油

先にお詫びをします。
私持参ですが常温で長く放置したため
明らかにメイラード反応が始まっておりました。
ポテンシャルの高さは感じますが
正しい評価ができません。
ヤマヒサさん、本当に申し訳ないです。

評価せず


最後はcaie溜まりw

メンバーのcaieさんが仕込んだ
3年ものの味噌溜まりです。
キャラメルのような香ばしさと
味噌由来の複雑な旨みがあり。
これがなかなかイケますがね^^


以上、あくまでも私個人の感想ですので
何卒ご理解ください。
ちなみに丸中・海の精・巽・鶴醤は
全メンバーから高評価を得ていました。
醤油ジプシー時代を長く歩んできた私でしたが
最近丸中ばかり買っているのは
やはり味覚が求めているのだな、と改めて認識。
次の王者が現れるまではハウス丸中が続きそうです。


さて、喉もカラッカラに乾いたところで
宴のスタート。



稚鮎のコンフィ

caieさん作。
タイムが効いていてワインが進む!
使っている油は
ほうろく屋さんが絞ったひまわり油。
油がいいから酸化臭い的なもの一切なく
食後感はとっても軽やか。




稚鮎の白たまり煮

これは熱燗ですね^^




篠島の生しらすにほうろく屋の生しぼり油

美味しいに決まってますわ。
おかわりしまくりました^^




伊良湖の真鯛のお造り

私が前日に丸魚で購入したもの。
本わさびと醤油もいいんですが
かなり脂が乗っているので
塩と酢橘でも美味しいんです。



自家製ベーコンとアスパラ炒め

かずくん自家製のベーコンが香り高い!
アスパラとの相性は鉄板ですね。




バゲット4種

megちゃんとK子さん
粉ヲタ2人の作品です。
プロを凌ぐレベルのバゲット。
いい友達を持って私はシアワセだわ。



インゲンと人参の炒め煮

かずくん作だっけ?

あとはあっくんの肉ローストと
K子さんのうどん食べてない(T_T)


あっという間の7時間でした。


マニアックな会で盛り上がれる仲間
いつまでもダラダラ飲める仲間に感謝!
次は何をテーマにしよっかね^^