おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

真夏の徳山鮓/朝餉

2015年07月30日 | 旅(国内)
2:00で切り上げたとは言え
午前様には変わりません^^;
やや(?)お酒が残った身体を
朝シャワーでスッキリさせ
朝食会場へ向かいました。
いつもの通り、
処狭しと珠玉のおかずが並んでいます。



鮎の干物

今回は台風の影響で
活鮎には巡り合えなかったけれど
ここでドライな子に会えました^^
骨酒にしたい(笑)



氷魚

徳山さんの朝名物ですね。
さっぱり感が二日酔いに良し。



お漬け物




湖鮎



きゃらぶき



いさざ



何だっけ?



二日酔いの特効薬3種(笑)

若い実山椒と成熟した実山椒の食べ比べ。
どちらもおいしいけれど
若いのは衝撃的な旨さです。



この他、鼈の茶碗蒸しや
お味噌汁、ご飯もいただきました。
おかずがおいしいので
ご飯もペロリといただけます。
食後はまたまた大将の軽妙なトークで
一同笑いを頂きまして
腹筋の運動ができました。
娘さんという頼もしい片腕ができた上
息子さんも加わって鬼に金棒ですね。
これからの益々のご発展をお祈りします。
一層予約が取りにくくなるのかしら…
私はいつも金魚の糞状態ですが^^;



今回も美食・酒・笑に満ちた二日間でした。
Gくん、いつも取りまとめありがとう!
ご一緒いただいた皆様も
素敵なひとときをありがとうございました。
森の熊さんが登場する冬が今から楽しみです!


~完~




さて、立ち飲み会場へ向かいます(笑)



夏の徳山鮓/晩餐

2015年07月27日 | 旅(国内)
ジビエの季節にお誘いを受けた
夏の徳山鮓さん合宿に参加しました。
ダウンのコートを着ていた時期から
あっという間に夏。。。
時の経つのが早過ぎて怖いです^^;



余呉湖が近づいてきました

お友だちと三人で電車に揺られ
ビールを飲みながら。
気分が高揚してきます。


到着して信楽焼の展望風呂に入り
夕食開始時刻のだいぶ前に集合。
お腹がペコペコで目眩がしそうでした^^;



鹿肉のしぐれ煮

ちょっと濃いめに味付けられ
トッピングの針海苔と相性よし。
これは日本酒のアテですね。




天然鰻の落としと鱒

骨切り天然鰻が野趣溢れています。
サッと湯引いたことで脂切れがよく
独特の芳香を味わうことができました。
脂の乗りが丁度良い鱒も美味。



鯖のなれ鮓

これも毎回の楽しみの一つ。
今回は熟成が進んだもので
旨味の破壊力が凄かった。
できることなら毎日頂きたい…



天然鰻の蒲焼

これが今回の目玉です^^
土用の丑を前に堪能しました。
パリッと焼かれた皮まわりがたまりません。
脂はのっているのだけど
養殖のそれとは明らかに違うさっぱり感。
食べた数を数えながら
ケンカにならないよう頂きました。




鯰とギギの蒲焼




ほぐしていただきました。
鯰も珍しいですが
ギギは余呉でも年間数匹とれるぐらいの
希少な淡水魚だそうです。
ギギは小骨が多く食べにくいですが
淡水魚らしからぬ臭みのない上品な味。
鯰は鯰らしい泥臭さがありますが
蒲焼のタレと相まって奥深い味わいに。
鯰の方が印象深かったな。




山の実山椒

鰻と鯰とギギにトッピングされていた
実山椒があまりにも美味しいので
大将に根掘り葉掘りお伺いしたところ
別に出していただきました。
山で実ったものを若いうちに収穫し
企業秘密の加工を施しているそうです。
塩漬けなどは一切しないのに
この美しい翡翠色と清涼感。
茎まで美味しいなんて感動ものです!!!
収穫期が一瞬で終わってしまう希少品。
ごちそうさまでした。



稚鮎の飯ソースと猪のスモーク

鮒鮓の飯で作ったソースは
まるで上品なオランデーズソースのよう。
川魚のコラボレートですね。
猪のスモークも芳醇な味わいでした。



鮒鮓と発酵唐墨

徳山さんと言ったらコレ。
日本酒が進んで仕方ありません。
特大の唐墨も絶品でした!




蒸した鱒 熊の脂がけ

湖と山の味がお皿の上で巡り合いました。
普通なら考えつかない一品だと思います。
しかし、これが見事にマリアージュ。
濃厚ながらもサッと舌の上で消える
熊の脂の美味しいことと言ったら。



鼈雑炊



素材の持ち味を活かしきった
上品な味付けがあっぱれです。
鼻血がでないように注意(笑)




粕漬けかな?

これで飲めます。



鮒鮓の飯アイス

お口サッパリ。


ご馳走様です!
大将の軽快なトークもスパイスとなって
本当に楽しい宴で大満足させていただきました。
ちょうど次の日が大将のお誕生日とあって



主宰者のG君からサプライズプレゼント

モチーフは熊(笑)
冬が楽しみですね~^^




ショコラトリータカスさんのケーキ

大人の味わいで私でもペロリ。
ご相伴に預かることができて感謝^^
G君、ありがとう♪


この後もあれこれお話しして気付けば2:00!
翌日も昼飲みがあるので
イソイソと寝床へ向かったのでした。


朝餉につづく…

手打ち蕎麦と天ぷら だいだい

2015年07月25日 | 蕎麦
朝起きたらお蕎麦モードだったので
気分転換のドライブも兼ね
菊川にあるだいだいさんへ伺いました。
浜松を抜けるとバイパスが完備しているので
スイスイーッと下道で行けますよ^^



手打ち蕎麦と天ぷら だいだい

12時前でしたがそこそこの客入り。
私は一人だったのでカウンターに通されました。



カウンターには器がずらり

全てご主人が作陶されたみたいです。



蕎麦茶

口当たりが優しい湯のみでした。
この蕎麦茶を啜っていると
お隣の若いサラリーマン風の方が
「お水下さい」とおっしゃってます。
何気なく耳を傾けていると
「これって蕎麦茶ですよね?
ぼく、蕎麦アレルギーなんで」


・・・


ここって確か蕎麦屋でしたよね…
蕎麦アレルギーで蕎麦屋に来るとは
相当なチャレンジャーだ。
まあ確かに、天ぷらも2大メインですが^^;
因みに彼は天ぷら盛り合わせと
天丼を召し上がっておりました。
よほど天ぷらがお好きなようですねぇ。


そんなやり取りを他所に天ぷらを選びます。
鱧か蛤か金目鯛かで悩みまくり
結局、旬の走りである鱧をお願いしました。



鱧の天ぷら

ふんわりとやわらかい鱧が
サクサク過ぎない軽快な衣を纏い
圧搾の太白胡麻油で揚げられています。
うーん。美味しいですねぇ。




梅肉も添えられましたが
鱧の優しさを損なうと私は思うので
鱧には付けず食後に舐めました(笑)




ざる蕎麦

ハンサムな容貌ですね^^



中細に規則正しく断たれた蕎麦は
青ささえ感じる芳香を放ち
噛むと甘さを舌に伝えてくれます。
歯ごたえもしっかりめで
細マッチョな印象。
修業先である蕎ノ字さんの
流れを受け継いでいますね。



蕎麦汁

本枯れ節が効いた男前の汁。
だいだいさんのお蕎麦にとても合っていると思います。




薬味

本山葵のツーンがたまりません。



蕎麦湯

ナチュラルな蕎麦湯です。
節の香りがフワッと開き
そのままかけ汁になりそうな味わいでした。
気分が高揚してついつい追加オーダー。




かけ蕎麦

出汁は花鰹からとっているのか
とても透明感のあるかけ汁です。
返しは甘めに作ってあるよう。
ただ、野暮ったさはなく美味しいですよ。



いやはや、大満足です。
今度は天ぷらを通しで食べてみたいな。
またお邪魔します。
ご馳走様でした~♪



手打ち蕎麦と天ぷら だいだい
静岡県菊川市柳1-55
TEL.0537-36-0908
営業時間 11:30~14:00 17:30~20:00(L.O.)
定休日 水曜・第1&3火曜日


初夏の里弄さん

2015年07月23日 | お出かけ
先日、ふと思い立って
里弄さんに伺いました。
「今からお邪魔していいですか?」
とシェフにお願いしたところ
二つ返事で快諾いただいたので
今日は空き気味なのかな~と思っていたら…
滑り込みセーフの満席でした^^;


いつものお品書きを眺めながら



ガージェリーエステラ

喉がんごんご鳴ります。
すぐ飲んじゃうからもったい。




四川風蒸し鶏(辛)

ふっくらと火入れした三河赤鶏を
コクと辛さのバランスが良いソースでいただきます
付け合わせの野菜がおいしいのも
里弄さんならではですね。




アオリイカと野菜 自家製柚子胡椒炒め

イカの王様だと思って疑わないアオリイカを
シャキッと新鮮な野菜とともに炒めあわせ
余計な味がしない柚子胡椒でキリッとまとめて。
イカがやわらかくて甘くて美味し過ぎる。
イカ全般、少し火入れした方が好きです。



寒狭川鮎の姿揚げ 薬味ソースがけ

シェフのお父様自らが釣っていらっしゃる
寒狭川の天然鮎を丸っとそのまま揚げてあります。
そこへ主張し過ぎない薬味ソースをかけ
頭から噛りつく幸せな瞬間といったら…
だれにも奪われたくない。
腸の青さがいいですねぇ。
私も友釣りに連れて行っていきたいわ。




土佐あかうしブラックペッパー炒め

最近ひっぱりだこで品薄となりつつある
土佐あかうしをブラックペッパーで炒めてあります。
噛めば噛むほど旨味が迸りますよ。
最近、牛はあかうし系しか食べられません。




麻婆豆腐

これを頂きたいと思ったのが
来店動機の一つでもあります。
余計な要素が無く
凛とした辛さがたまりません。
決め手は辣油みたいですね。
シェフは惜しみなくレシピを教えてくださいますが
私には真似できないので
また伺うことにします^^;




自家栽培天狗なす ジャージャー麺

昨年の夏に取材でご紹介いただいた一品。
しなやかながらも歯ごたえ心地よい
自家製麺にソースが絡みます。
トロリと火入れされた天狗ナスも美味し。
ペロリですよ、ペロリ。


今回も全てにおいて大満足でした^^
素材と技術とセンスが結集すると
口福を生み出すんですね。
帰りがけに購入した
里弄農園のキタアカリも
家でサッと炒めたら絶品!
里弄農園、恐るべし。


ご馳走様でしたm(_ _)m

日東醸造さんの収穫祭

2015年07月21日 | イベント
ご無沙汰しております^^;
お陰様で公私ともに忙しい毎日で
あっちこっち飛び回っておりました。
さて、梅雨真っ只中の週末に
この方からお誘いを受けまして
日東醸造さんの収穫祭に
caieさんご一家と参加してきました。
日東醸造さんには
白たまりでいつもお世話になっております。
先ほど申し上げたように梅雨真っ只中。
今にも降り出しそうな空の下
高速道路を使って大回りするのは
私の信条に反するので
過酷な山道を使ってショートカット。
家からほぼ一直線で足助の山奥に到着しました。
途中、林道に入ってしまい
落石しまくりの悪路にビビリまくり^^;




まずは麦刈り体験

ほぼ自然農法で自由に伸びる麦たちを



刈ります



麦を



刈ります

お手伝いになったのかは疑問ですが
お駄賃にお茶と棒ジュースをいただきました^^





その後は旧大多賀小学校の校庭で親睦会。
廃校をそのまま仕込み蔵にしています。
碧南で白醤油を作っていた日東醸造さんが
よりよい環境を求めてこの地に辿り着き
地元の人々と交流する目的で始められた収穫祭です。
社長自ら焼きそばを焼いたり
地元の方々に気を配ったりし、
スタッフさんもそれに恐縮する様子も無いことから
社長の立ち位置を理解できた気がします。
普段から現場目線でお仕事されているんですね。
素晴らしいです。



この清流に魅了されたそうですよ





岩魚の白たまり焼き

こちらはチケット制で200円。
今までは全て無料で提供していたそうですが
食べられる以上の量を確保する人が多く
残された食べ物を見るのが忍びないと
焼きそばとフランクフルトと岩魚は
あえて有料化にしたみたい。
それ以外に提供された
焼肉や御漬け物やサラダなどは全て無料です。
何と生ビールも!!!
caieさんは3杯のんでた…
運転手の私は指をくわえて見てるだけ~



トウモロコシも白たまり焼き

これは無料でいただきました^^


会の途中から雨が本降りになり
張られたタープが水たまりに。
スタッフさんが穴をあけて排水するという
荒療治をされたおりましたが
その後その穴から雨漏り^^;
下のシートが水浸しになってきたので
仕込み蔵へ逃げ込みました。



仕込み桶

戦後作られたものみたい。




新しい仕込み桶




仕込んで2日目のもろみ





2階は校舎のまんま



なるほど



海の精とは贅沢な…



応援しています!


まじめな作りを目の当たりにし
ますますファンになってしまいました。
帰りにはお土産までいただいて感謝感謝!
本当にご馳走様でした♪
いつかあの場でビールが飲みたい…



帰りには四谷千枚田を

しっとりとしていい情景^^

FESTIVIN京都、遠征

2015年07月14日 | イベント
暑いですね~。
今年の梅雨は涼しいねぇなんて言っていた
先週のことを懐かしく思います。

さてもっと懐かしい話題。
かなりのブランクができてしまいましたが
岐阜、じゃなかった静岡を後にしてからの話題です。



朝茶漬け

静岡駅でサラサラッと。
朝はやっぱりお米じゃないとダメみたいです。
昼も夜もですが(笑)



静岡発のひかり号に乗り
ちょっぴり残ったお酒を
二酸化炭素と水に変えながら
名古屋での合流に備えます。
あらかじめ近い席をとってあったので
友人たちが名古屋から乗り込むと
仲良く朝ビーで乾杯できました^^
また飲むんかい…











東福寺と天得院を散策

せっかく京都に来たのだからと
観光も織り交ぜてみました。
桔梗と紫陽花が見頃でしたよ^^
汚れた心と身体が
ちょっぴり浄化された感じ。
そしてまた汚しに行く…



FESTIVIN京都到着!

自然派ワインのフェスティバルです。
今までは東京開催だったらしいですが
今回は初めての関西開催。
世界各国300種のワインがいただけます。
大盛況で座る場所が無く
イベントステージ前の椅子がテーブル替り^^;
名古屋のカボットさんをはじめとする
全国の美味しいお店が出店していました。



生ハム美味しかったなぁ…


スミマセン、写真はコレしかありません^^;
この方のご指南を受けながら
アレコレアレコレ飲み続けました。
印象に残ったワインも数種チェックしたので
今度仕入れようと目論んでいます!



ブルースが五臓六腑に沁みます…


アー。飲んだ飲んだ。
といいつつまだ飲み足りない我々は



鴨川のほとりでビールタイム。


立ち飲みバルで
フェスティバンに来ていた
奈良のメンバーと意気投合し
満席だと言うのにねじ込んでもらいまして
生雲丹やらチーズやら
色々食べながらまたスパークリングを煽る。
途中立ちながら寝てたらしいけど覚えてないわ^^;
楽しかったことだけはしっかり覚えてます。

まだまだ飲み足りない我々は



山本まんぼさんへ…

京都駅から歩いてすぐの処にあります。









独特の辛味でビールが進むこと


さて、名古屋へ帰りましょうと
お勘定を済ませて京都駅までそぞろ歩き
新幹線に乗り込んだ直後のこと。
スーッと扉が閉まる直前に
スマホをお店に忘れてきたことを思い出したのです!
酔っぱらっていたので正常な判断ができず
扉が閉まるのをボー然と眺めてました。
すると友人が電話でお店に確認をとってくれ
確かに放置されていることが発覚。
着払いで送って頂くお約束をいただきまして
妙な安堵感で家路に着きましたが
翌朝起きてから事態の深刻さにオロオロ…
携帯が無いと何にもできないじゃん。
出勤する会社があるわけでも無い私は
自宅の置き電話とスマホが
自分の所在を知らせる唯一の手段。
スマホの無いまま外出して
「何度電話しても出ないじゃないか!」的クレームがきたら
っていうか、きても分からない不安感といったら…
丸一日生きた心地がしませんでした。
自己嫌悪で呼吸のほとんどがため息。
バカバカバカと自責の念でいっぱいです。

日が変わりまして午前中、
スマホちゃんが無事届きました!
着払いでとお願いしたのに元払いで。
何と御礼を言ったらいいのか分かりません。
お昼過ぎにお電話すると
配送費はいいから…とお店の方。
それでは失礼過ぎますし
私の気が済まないので
金トビさんの麺詰め合わせをお送りしました。
すると到着後、ご丁寧にお礼のお電話を下さって…
なんていいお店なんでしょう。ご親切過ぎます。
自分の愚かさが余計に浮き彫りになります。
とにかく、良いお店に放置して…
いやいや、放置したらいかん。
いいお店に救われて感謝感激です。
また京都に行ったら必ず訪れます!
悪い意味で名前を覚えて頂いているうちに(笑)

山本まんぼさん、有り難うございました!
そしてこんなアホな私にお付き合いくださった
お友だちの皆様に感謝申し上げます。
反省するから、見捨てないでね~(T_T)

FESTIVINのこと全然書いてないけど、
これをもってご報告を終了致します。


勝手ながら、楽しかった!

静岡の華音さんで熱燗三昧

2015年07月09日 | イベント
SNSのふとした書き込みから
静岡市の素敵な夜に参戦することとなった私め。
巷では西静岡代表と言われておりますが
本家本元の静岡市に飲みに行くのは初めてかも。
お蕎麦屋さんにはしょっちゅう行きますけど
ドライバーなのでいつもシラフ。
新幹線で向かおうと思いましたが
1時間しか変わらないので在来線で向かいました。



いざ、静岡へ…

をいをい、私。何買っとんねん。
豊橋から中遠距離の都市は
券売機に専用ボタンがあります。
静岡静岡…と唱えながら押したつもりが
隣の岐阜を押してました
もう在来線がホームに着く頃だったんで
大慌てで駅員さんに泣きついたら
「料金同じだからそのまま乗って」ですと。
到着駅で事情を説明しなくては…
なんて考えてたらビール買うの忘れた。
浜松での乗り換えも4分しか無かったので
結局静岡までシラフで到着しましたとさ。はは。



最安値のホテル到着

じゃらんポイント使ったら
素泊まり3,000円切りました^^;
少々侘び寂びがあっても文句は言えません。



お部屋は富士山フロントでした♪


さて、静岡の繁華街に向かいます。
Googleマップでお店検索したら
お店近辺で案内を終了されました。
スマホを握りしめて途方に暮れていたら
日本酒の大師匠Yさん自らがお出迎え♪
Yさん、何から何まで有り難うございます!
アイツは絶対迷うと先読みされてたんですな…




山陰東郷の炭酸割で乾杯

この日1杯目のアルコール。
喉が渇きまくっていたので一気飲み!
ホワイトソーダのようにミルキーで美味^^


その後は熱燗天国です。
山陰東郷と杉錦さんの蔵本さんも見えていて
何とも豪華な顔ぶれです。



主宰者さんはお燗番に徹する(笑)
お店の方じゃないです。
日本酒の愛好家さんです^^


日置桜の山滴る、冨玲、秋鹿、弁天さん
杉錦、そして山陰東郷に戻り
また山滴るに戻る…を繰り返すこと複数。
お燗番さんに一番近い席だったので
無理ばかり言ってました^^;


さて、お料理をご紹介します。
一見、和食の居酒屋さん風ですが
華音さんは中華料理屋さんです。
処々創作テイストが交わり
センスある品々を堪能させて頂きました。



空芯菜、筋肉の煮込み、ジャガイモと実山椒

どれも味わいのバランスが良いです。
特にジャガイモの細切りと実山椒の相性が素晴らしかった。
実山椒は中国さんではなく日本のです。
真似させていただくこと、ここに決定。



紅芯大根と鯵の中国風刺身

鯵の脂ノリが最高でした。



海老のスパイス炒め

月桂樹、八角、シナモン、クミンシード
唐辛子などで海老を炒めたオリエンタルな味わい。




これ美味しかったなぁ~

これも真似すること決定。




季節の野菜の豆鼓炒め

こんな写真しかなくてスミマセン^^;
盛りつけた写真は輪をかけてピンボケ。
一度油通ししてサッと炒め合わせてありました。
シンプルながらも滋味深い味。



トンポーロー

こっくりと煮込まれながらも
形崩れしないギリギリのライン。
色と味のギャップを感じる
洗練された味わいでした。




スープ

五臓六腑に沁みる~



麻婆ご飯

辛すぎず優しいテイスト。
飲んだ後にスルスル入るスパイス感。
って、合わせて飲んでますけど(笑)



大満足でした!
同席させて頂いた方達は
こゆーいメンバーで
終始笑いがドカンドカン。
熱燗と料理の話で盛り上がりました。
おいしいお酒とお料理があれば
全国各地から人々が集まるものですね。




会場を移して二次会へ…

丁度静岡に来ていたK子夫妻も合流し
またまた熱燗を煽りました^^
鳥取の師匠Yさんともたっぷりお話しできて
本当に楽しかったです。
Yさん、お誘いいただき本当に有り難うございました。
幹事さんもご苦労様でございます。


と、私は翌朝京都へ行かねばならぬので
日付が変わって30分ほどしたところで
いそいそと退出したのでした。
その後にラディコンが開いたという話を聞き
悔しさで枕を涙で濡らしましたとさ…


京都へと続く…

作り過ぎラプソディー

2015年07月08日 | 和食
ある日とある日、考え事をしていたら
料理を作りすぎるという事態に陥りました…
ということで1.5日分のお料理をまとめてドンします。
現実逃避と現実直視の狭間で
お料理をし始めると
こういうことをしてしまいがち。
残さず食べましたからご心配なく^^;



新ジャガの素揚げ

梅干し大の新ジャガが手に入ったので
菜種油で低温からじっくり揚げて引き上げ
最後に皮目をパリッとさせるために二度揚げ。
塩をまぶして出来上がり。
この時期ならではのおつまみですね^^
パリッ&ホクホクで美味しいですよ。




麻婆豆腐

最近迷走している麻婆豆腐。
この日は豆鼓無しのピーシェン豆板醤のみ。
味噌系も入れていません。
朝天唐辛子と二種の山椒入りで
スッキリとした味わいに仕上りました。
ヒーヒーが気持ちいいです。



茄子と茗荷の即席漬け

夏らしい一品ですね。
食卓に並べるとシアワセを感じます。




小豆バイ貝の醤油煮

バイ貝、大好きなんです。
日本酒が止まらなくなりますよ~。



モロッコインゲンの金胡麻和え

最近知り合いによくいただくモロッコインゲン。
柔らかめに茹でて
サッと炒った金胡麻と和えています。
お弁当にもよく取り入れる一品。




こんにゃくの炒り煮

織九さんの生芋から作ったこんにゃくで。
一枚100円切るお値段はお安過ぎ。
もっとお値段上げてもいいのに…
味染みがよく、モチッとした歯ごたえがいいんです。




麩の卵とじ

同じく織九さんの滋養麩。
卵との相性抜群ですよ。
車麩などよりもフワフワとした食感。
私が幼い頃から慣れ親しんでいた麩です。




飛び魚のタタキ

サンヨネさんで三重水揚げの飛び魚が2尾で280円。
しかもお刺身可だというじゃないですか。
三枚におろして半身は炙りにしました。
上品な出汁がとれるお魚ですから美味しいに決まってます。
水っぽいのでちょっと炙った方がいいですね。




飛び魚のヅケ

先ほどの半身をヅケにしました。
先述のように水っぽいので
醤油に漬けて水分を除いた方が旨いです。




インゲンと杏茸のバター炒め

お友だちのcaieさんが
更にお友だちからもらったという杏茸。
お裾分けいただいたのでバターで炒めました^^
フローラルブーケを思わせるような
華やかな香りがしますので
和よりは洋の方がいいと思いまして。
バターとの相性、良かったです。
ご馳走様でした!


とまあ、こんな1.5日を送っておりました。
これらに加えてご飯とお味噌汁はデフォ。
狭いキッチンでよくやりますわ、と
我ながら感心します^^;


さあて、小休止も終わり!
もう少しお仕事頑張ります♪


三河の海魚vs川魚で初夏を堪能

2015年07月06日 | 和食
ずーっと雨降ってますね。
洗濯物が乾かない…
部屋干し・乾燥機は苦手なので
強引に軒下に干している今日この頃。
鬱陶しいばかりに思いますが
いいことが一つだけあります。
それは肌がツヤツヤしてること♪
単に湿度が高くて
ベタベタしてるだけって話もありますが^^;

さて、テーマのお話。
私の故郷であり現住地は
山海の幸に恵まれています。
少し車を走らせば大海も清流もある。
そこに棲む生き物も容易に手に入るという
食いしん坊にはたまらない街。
今回も恩恵にあずかりました。



先日い行なわれた展覧会

ギャラリーサンセリテさんの
アンテナギャラリーである
ギャラリー入船さん開かれました。
お酒が大好きだという作家さんの作品は
私の創作意欲をグイグイ刺激します。
若さと“男前な女性らしさ”がミックスし
独特の世界観を作り上げていました。



冷やしお抹茶と「したたり」

作家さんと料理やお酒談義をしながら
とても楽しい時間が過ごせました^^

そこで私の心を捉えたのは…






透け感の無い黒の小鉢に銀箔

銀なので時間とともに変化していきます。
ガラスなのに漆器のような漆黒にも惹かれました。
会場で盛ってみたい料理が思い浮かんだので
その足でスーパーアツミさんの魚コーナーへ。



伊良湖直送の鯒

伊良湖の昼競りから届いたもの。
活き〆にしてありました。
半身は昆布締めに(写真無し)
もう半身はこちらの料理に。



鯒のしんじょう・冷やし翡翠冬瓜餡

なるべく多色使いしたくないので
白と翡翠色だけで統一。
蒸したしんじょうも餡も冷製です。
冬瓜は外皮の緑を少しだけ残して塩茹でし
鯒のアラでとった出汁で炊いています。
あとは本葛で綴じて冷やし
しんじょうにかければ出来上がり。
本山葵を少しあしらっていただきます。
五感で初夏を感じられましたよ。



さて、別の日。
「そう」の連載コーナーで
鮎を扱うことがありました。
本物を追求する雑誌なので
養殖物を掲載して天然を語ることはできません。
っていうか、そんなこと私がしたくない。
でも、友釣りはもう何年もやっていないし
やったからってすぐに釣れるものでもない…
どうしようかと考えあぐねた結果
寒狭川で天然のおとり鮎を扱っているところを
何とか見つけることができたのです。



ご主人が毎日釣って来る天然鮎

もちろんこの流域でも放流してますから
厳密に言うと天然じゃないかもしれませんが
稚魚から成魚に至るまで
清流に生える苔を食んで育ってます。
全体的に黄身がかっているのが天然の証。
クンクン嗅ぐと西瓜の香りがしますよ~。
ご主人曰く「今が一番美味い」そう^^
「そう」用に購入するのはもちろん
ここまで来たからには自宅用も♪




鮎の塩焼き

踊り串をしましたが平坦(笑)
腸が美味し過ぎます!
青さと苦みを感じ、燗酒が進みすぎる。
身もふっくらとして甘みが強い。
いや、美味しいですわ。



小鮎の天ぷら

ご主人とお話ししていたら
「これお土産に持っていきなさい」と
おとり鮎には使えなさそうな
おチビさんをもらいました。
お腹が爆発しないように天ぷらで。
これもたまらない美味しさ!
本当にご馳走様です。



虹鱒の肝塩焼き

釣りから帰ってきたご主人が捌いていたので
何をしてるんですか?と伺ったところ
虹鱒の肝を取り出しているところだったみたい。
虹鱒の身より、こっちがお目当てなんですって。
塩焼きで食べると絶品だよとおっしゃるので
「食べてみたいなぁ」と呟いたら下さいました^^;
釣り人だけが食べられる珍味、最高でした!


海魚も素晴らしいけど川魚もピカイチ。
この土地に生まれたことに感謝します。




鶏の唐揚げ

脈絡はありませんが突然食べたくなりました。
米粉と片栗粉半々で揚げると
カラッと軽やかに揚がりますね。
もちろん油は圧搾の菜種油ですよ~。


以上です!

手打ち蕎麦 やまに

2015年07月03日 | 蕎麦
重苦しい梅雨空が頭上に広がっています。
家の中で仕事をしていると気が滅入りますね…
この鬱陶しい梅雨時には何で酒を飲んだらいいのか
バラクーダの日本全国酒飲み音頭で調べてみたら
「田植」でした…。


さて、話は変わってテーマの話。
ちょっと二日酔い気味のお昼に
近所の勤勉なお蕎麦屋さん
やまにさんへお邪魔しました。
店頭に「二川のそば打ちました」とあり
二川って、あの二川?と疑問を抱きつつ
暖簾を潜ると店内にもこの掲示。



へーーー

女将さんに聞いてみると
二川(隣町)で蕎麦を栽培している人がいて
その方が持ってきてくださったらしいです。
そのかわり、脱酸素剤を入れて密封したり
冷蔵庫へ入れる等しなかったので
かなり乾燥が進んで丸抜きでは打てず
挽きぐるみにして打ったとのこと。
ふむふむ、興味津々なのでいただきます。



その前にいつものサービス^^



スモモと白和え


さっぱり肉じゃが

心のこもった小鉢たちです。




二川の挽きぐるみ蕎麦



色は結構濃いめ



アップ

アップにしたらホワイトバランスが狂いました。
アプリで直せばいいんですが作業割愛。
思っていたより香りがあります。
やはり乾燥が進んでいるせいか
一本一本が短めの断ち上がり。
ただ、悪くはないですよ。

するとご主人が厨房から登場し
今シーズンはちゃんと管理したものを
譲り受ける約束をしたそうです。
本領発揮した二川蕎麦をいただきたいものですね^^




二八

もちろんおかわりもいただきます。
こちらは空知産だったかな?




アップ

ホワイトバランスが狂う…
正統派の美しく美味しい蕎麦です。
香りもしっかりと漂わせ
噛みしめると甘みも広がります。
玄蕎麦の磨きから行なうという
ご主人のこだわりが詰まった一笊。
とても美味しゅうございました。


私の住まいとやまにさんがある地域は
赤土を活かした甘藷の名産地です。
何たって、ウチの前が芋畑ですから(笑)
ご主人曰く、蕎麦栽培にも向いているそう。
今、農家さんに呼びかけて蕎麦栽培を促しているそうです。
近い将来、地元産の蕎麦が食べられるのかな?
自分の腕を磨くだけでなく
地域と蕎麦をコラボさせることまで考えるなんて
心から愛して人生かけている証拠ですね。


またフラッとお邪魔します♪
ご馳走様でした。