割烹EMMEさん

前から気になっていた
「割烹EMME」さんへお邪魔しました。
地元の素材を活かしつつ
和と伊をコラボレートさせていらっしゃいます。
お店の佇まいは非常にシンプルで
女性シェフらしい清潔感あふれる印象です。
月替りのコースをいただきました。




伊良湖水揚げ桜鯛を３種のソースで

炙りに奈良漬けとあん肝載せ
柚子ベースのジュレ載せ
昆布〆

非常に繊細です。
日本酒にも合うでしょう。
フィアーノという品種を使った
酸味と苦みが心地よい
白ワインともぴったり合いました。




たらの芽のスフォルマートフォアグラ載せ

たらの芽の青さを活かした
日本でいう茶碗蒸しに
フォアグラのムニエルが載っています。
フォアグラの表面がカリッとして心地よい。
スフォルマートの塩加減も絶妙です。




フォカッチャ

全粒粉かな？
生粉臭さは全くないです。
穀物のプチプチ感が心地よく
余韻も長く美味しいわ。




手打ちトロッフィエ御前崎の蛤と白菜

蛤の深いうまみと白菜の甘みが素敵すぎる。
トロッフィエの歯を押し返すような食感もいい。
塩もきっちり効いていて大満足です。




車海老、蕪のラザニア酒粕のソース

アイデアメニューですね。
酒粕が主張しすぎたら…と少々心配しましたが
心配無用でした。余韻に少し感じるくらい。
白ワインが進んじゃう。




丹波の猪の煮込み

猪は煮込みすぎるとつまらなくなりがちですが
歯ごたえもちゃんと残っていて
赤身部分の煮込みなのにジューシー。




焼きリゾット三河の白魚、カリフラワー、無着色明太子

〆のお茶漬けを連想させる…
割烹という位置づけに納得。
割烹着姿の女将さんが厨房から出てきそう＾＾
白魚は生と火入れのコントラストが面白かったな。




レッドパールという品種の苺

甘さが嫌みでなく美味しい。




小豆のシフォンケーキと抹茶のジェラート

リアルな抹茶感が口内をさっぱりさせてくれました。
小豆のシフォンは名古屋土産「ダイナゴン」を彷彿させる。
なつかしいよ～。


イタリアン×割烹の妙、しかと頂きました。
女性ならではの繊細さが見え隠れすると思えば
大胆なコンビネーションで楽しませてくれる。
サービスも堅苦しくなくアットホームな雰囲気。
白ワインに合う内容が多かったので
合わせ方に少々戸惑いを感じましたが・・・



とにもかくにもごちそうさまでした！


EMME
豊橋市羽田町８６
TEL:0532-33-3557
営業日:金・土・日曜日