おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

手打蕎麦 美郷

2010年10月22日 | 蕎麦

白馬と長野をつなぐ道すがらにある
新行そばをいただいてきました。
以前、あるお方から教えていただき
とても気になっていたのです。



昭和60年…ふるさと創世金がバラまかれる少し前。
バブル絶頂期に行われた事業なんですね。



手打蕎麦 美郷

新行蕎麦を掲げるお店は何軒かありましたが
ここが一番繁盛しているようだったので。
村のお母さんたちが忙しそうに厨房で働いています。
信州の女性は皆さん本当に働き者ですね。




お品書き





前菜

胡瓜のお漬物がパリパリで美味しいわ。
モロッコインゲンも味が濃いです。
蕎麦ようかんは微妙な味わい^^;




ざるそば

こう見えて結構量があります。
小ざるでよかったかも。
大ざるを頼んでいる人がいましたが
フードファイター並の量でした(笑)




かなり不揃いに切り落とされてます^^;
私が切るレベルと大して変わりありません。
しかし平打ちの麺を啜ると…美味しい。
とにかく水と蕎麦粉のポテンシャルが高い。
切り方はさておき、美味しいのです。
地元の粉だけ使って石臼引きしているらしいですが
物流で蕎麦に負担をかけないことがいいのかしら。
この時期でこの扱いでこの味わいは素晴らしい。

ユキノシタの天ぷらはいただけなかった。
湿気って油が回ってます…




蕎麦汁と薬味

蕎麦汁は全ての要素が濃い田舎風。
薬味は、まあ、こんなものでしょう。




そばうすやき

蕎麦粉を伸ばして焼いた上に
田舎味噌が載ってます。
うすやきはしっとりしていて粉の香りもいい。
キャビアに添えるブリニみたいです。
これは自分でも作ってみたいわ!


田舎のお蕎麦屋さんって
韓国のバンチャン並にサービスが多いですね^^
それがおもてなしのカタチなのでしょう。


とにかく蕎麦粉の美味しさが際立っていました。
ご馳走様でした!

手打蕎麦 美郷
長野県大町市美麻新行14890-1
TEL/ 0261-23-1334
営業時間/ 11:00-17:00(品切れ次第終了)
定休日/ 火曜日

工房 屯

2010年10月22日 | 蕎麦



飯田市にあります「工房 屯」さんにお邪魔しました。




お店はリンゴ畑が広がる丘の上にあり
こんな景色が眼前に広がっています。




実を結んだまだ青いリンゴ。かわいい^^




お品書き

手造り黒豆豆腐が気になります。




手造り黒豆豆腐

なのでオーダー^^
良い水と豆の濃い味わいがハーモニーを奏でます。
塩や醤油、数種の薬味で変化を楽しみました。





ざる



繊細に切りそろえられてます。
水を貯えているうちは香りが弱かったですが
食べ進めるうちに水が切れてくると
甘く香ばしい蕎麦の味わいが表れました。
香りはほのかな感じです。
ご主人の丁寧な仕事ぶりが伺えます。




薬味と蕎麦湯

蕎麦汁…甘い。
大半をお塩でいただきました^^;




蕎麦湯

やっぱり甘い…


お蕎麦がいいだけに少々残念でしたが
素敵な景色を見ながら
ゆったりとしたひとときを楽しめました。
お給仕さんが少しぶっきらぼうでしたけど^^;

ご馳走様でした。


工房 屯

蕎麦切り ふ~助

2010年10月22日 | 蕎麦



名古屋では人気が高いと言う
蕎麦切りふ~助さんに伺いました。



お品書き

ふ~助さんは関の名店「助六」さんで修業したよう。
助六さんの円空鉈切り蕎麦を模した
きしそばも大変気になりますが
初訪問なのでざるそばをお願いしました。

不慣れなアルバイトさんに振り回されて
ご主人は天手古舞いな様子。
鍋で大量に茹でられてる蕎麦が気になる。
大丈夫かしら…一抹の不安。




ざるそば



ところどころの星が見受けられる
中太のお蕎麦です。
しかし、心配が的中しました。
箸で持ち上げるとブチブチと切れてしまいます。
大鍋に数人前を一気に入れたせいか
鍋の温度が下がって蕎麦がダレ気味。
流水の下でもしばらく放置されてましたし…
香りは最初に感じられますが余韻ははかなげ。
味わいも同様ですね。
本領を発揮していない感じです。




薬味




蕎麦汁

甘さはさほど感じませんが
昆布の主張が強いです。
だいぶ火入れしちゃったのかな?
昆布は隠し味程度の使い方が私好み。





蕎麦湯

一層昆布の香りが立ちました。




かけそば

関西風のかけだしですが
出汁の香りもよく甘さも野暮ではありません。
柚子は別添えで法蓮草はなくてもいいかも。
お蕎麦はかけのほうが美味しく感じました。
もともと力強い蕎麦なので
そうそうのことでは伸びないのでしょう。
それがわかるからこそ、ざるが惜しい。



右腕となる従業員さんが不在なのか
ひっきりなしに訪れるお客様を
なんとか捌きこなしている感じでした。
全てに気配り目配りしていたご主人が痛々しい。
また余裕のある時にお邪魔したいと思います。

ご馳走様でした。


蕎麦切り ふ~助
名古屋市千種区唐山町3-6
電話番号/ 052-782-2266
営業時間/ 火~土11:30-15:00 17:30-20:30 日11:30-15:00
定休日/ 月曜日

焼き茄子やがめ煮でプレバースディ

2010年10月22日 | 和食
月日は百代の過客にして
行きかふ年も又旅人也

松尾芭蕉の奥の細道序文が身に染みます。

来ては去り、去ってはまた来る年…
一つ歳をとってしまいました。

時間の体感スピードが年々早くなっていく気がします。
それだけ充実しているということですね。

昨日はバースデーイブ。
また嬉しい出来事がありました。

Pnasasonic LUMIX G2の
ダブルズームレンズが届きました!

念願の一眼レフ(コンパクトですが)ユーザーの仲間入りです。
まだ封を開けてちょっと取説を読んだだけですが
今日からの直島の旅に間に合いました!
マクロレンズは間に合わなかったけれど
風景写真ならレンズ2本あれば十分でしょう。
あ~うれしい♪

昨日の夕食は基本に立ち返って和食に。
暴飲暴食がお腹周りに結果として表れてますから。。。



秋の焼き茄子

秋なすは嫁に食わすな、といいますね。
嫁の身体を冷やさないように、
との姑の配慮だといいますが、
私は違うと思います。
だって秋茄子の焼き茄子はメチャクチャ美味しいじゃないですか。
皮が薄くてジューシーで官能的な香り…
美味しいものを嫁に食わしてなるものか、
という嫁いびりの気持ちの表れだと思います。
こんな私は心が歪んでおりますかしら?




ぺらぺらうどん

たまたま見つけて衝動買いした乾麺です。
きしめん好きの私にはうれしいぺらぺら加減。
食べにくく、ズババババ~という下品な啜り音が
女性の品位を下げそうですが気に入りました。
リカーショプ「やまや」さんで売っています。



がめ煮

お煮しめというよりはがめ煮。
九州風に甘辛く仕上げてあります。
パサパサになりがちな鶏もも肉は
あらかじめグリルで焼いてから
仕上げ15分前に入れることでジューシー。
野菜は鶏皮の脂で炒めてあるので
鶏のコクは野菜が抱きしめています。
しっかりした日本酒に合いますよ。

先ほどお伝えした通り
今日の夜から直島へ向かいます。
明日の夜は岡山でグルメ散策。
徹夜でそれどころじゃないかもしれませんね。
だってニアフォーですから!