657. 3回目の劇場版

　行ってきました。劇場版アニメ・アイドルマスター、3度目の鑑賞です。さすがに座席はゆったりでした。隣がなぜか女性グループで、その後ろが映画開始前に意見を言っていたので、解説付きで見られるかと思ったら大間違い。何と、終盤の一番の盛り上がりの静かなシーンでいびきが聞こえてきました(いったい何度見ているのか)。

　こちらもこちらで、多分、はじめて、開発側が意図した時間感覚をトレースできたと思います。ところが悲しいかな、プロデューサー魂がむらむらと出てきて、アイドルたちにしっかり演技して欲しい、ああ、ここはこうじゃないのか、みたいな感じで、楽しむと言うよりは緊張しましたです。まとめると、私の場合、

　一度目。ただただ圧倒される
　二度目。いろいろ分かって、でも感動できる
　三度目。分かりすぎて、開発側に回ってしまう

　ということで、次はアイドルたちにはBD版で会うことにします。時間もありませんし。

　それにしても、アニマスファン、細部までよく見ています、びっくりします。つまらない、という意見があって、最初は映画としての構成についてかな、―というのも私から見ると進行上の問題点があるので―、と思っていたら、違います。どうやら、もっともっともっと見たい、その一点のようです。

　無茶言ってはいけません。すでに大盤振る舞い、サービスシーンのてんこ盛りです。きっと、アニメスタッフの何人かは、長期休暇が必要な状態になっているはず。
　見どころは無数にあると言って良いでしょう。