1992.10.9(Fri) Vladivostok
無線塔のある事務所
フォキン通り(Фокина)との交差点に出ると、大きな無線アンテナを備えた事務所が目に入る。ポグラニーチナヤ通り(Пограничная 国境通り)は街の西北はずれの通りのため、建物の規模がやや小さく2階建てが多い。中心部のスヴェトランスカヤ通りの建物は、概して4F以上で華やかなファサードを持っているが、山側の通りの街並みは地味で、また中心部のように建物が連続していない。数街区離れているだけだが、人通りも少なくなる。
窓がなかったり屋根のない建物があった。どうやら廃墟のようだ。日本では壁だけになったこのような「建物」にはほとんどお目に掛からない。壁さえ残っていれば、窓を入れて屋根を掛ければまた普通に使えるので、石造りの西洋では廃墟になってもすぐには更地にしないようだ。
レーニン記念スタジアム(ディナモ Стадион Динамо) Google Map
交差点の少し先の西側にはディナモと呼ばれるレーニン記念スタジアムがある。三連アーチのあるシンメトリーな入口はなかなか印象的だ。門の右手から場内に入ってみる。特にチェックもなくグラウンドまで入れてしまった。
レーニン記念スタジアム(西側から)
Photo 1992.10.10
昼頃にもなり、暖かくて気持ちよい。芝生の上でしばらくくつろぐ。アンツーカーのトラック、芝生のグラウンド、大きなスタンド、電光掲示板、なかなか立派なスタジアムだ。思わずのんびりしてしまったが、あまり目立ってもなんなので外へ出る。
1992年10月 ロシア日記・記事一覧
#街並み 海外 #野外劇場・スタジアム
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