都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



 ロシアへ行く前に、椎名誠の「ロシアにおけるニタリノフの便所について」という本を買い、持ってきていた。その本には、ロシアの便器には何故か便座がない、ということが面白おかしく書いてあった。ホテルチャイカでは、木製の便座があったので、一応、記録としてトイレの写真を撮影。あまりトイレの写真なんて撮るもんじゃないのだが・・・。本にも書いてある通り、トイレには備えつけの紙なんてないし、そもそもペーパーホルダーがない。


ホテルチャイカ・洗面とトイレ

 ところで今朝、O氏は、自室のトイレを同僚が使用していたため、他の部屋でトイレを借りようと、トイレットペーパーのロールを持ってホテル内を歩いていたが、途中で別件を思い出して、階段の踊り場の手摺に、ほんのわずかの間、紙を置いて自室に戻ったのだという。ところが短時間の後、階段に戻ってみると既にそれはなくなっていた。全くなんという国だ、と憮然とするO氏。そんなわけで、ここらへんから彼は早くも、少しロシアが嫌いになったようだった。ロシアなんだからしょうがないかもねぇ。しかし日本だったらそんなもんほとんどの人が拾わないよなぁ。全くすごい所だ。

 ホテルチャイカは5階建てで、一応エレベーターがついている。ところがこれが何とも不思議なもので、まずエレベーターホールにはボタンが一つしかない。つまり呼び出しボタンである。上昇だろうが下降だろうがお構いなしに、とにかくボタンが押された階に箱がやって来る。箱に乗り込んでボタンを押す。ここで複数の階を押してもだめで、最初に押したボタンの階へ行ってしまう。1階で乗って4階を押し、その後3階を押しても、とにかく4階へ行ってしまう、かなり頭の悪いエレベーターだった。4階で先に呼ばれていると、3階で待っていても先に4階に行ってしまう。空いているときでないと、いつまで待ってもエレベーターが来ないので、待ちくたびれて結局階段を使ってしまうことがほとんどだった。
 また開ボタンを押しても延長にはならず、無情にも閉まってしまう。フロアにピッタリ一致しないこともある。結構スリルのあるエレベーターだった。とにかく、ロシアンペースというものの勝手がまだ掴めず、とまどうことが多い。


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