都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



 チャイカというのは「かもめ」という意味だという。しかしその名からは想像しにくいのだが、このホテルチャイカは、以前は軍人や将校用のホテルだったという。だからハバロフスクの観光地図を見ても、ここは記載されていない。現地の日本人の間では軍人ホテルと言った方が通じるらしいとも聞いた。


ホテルチャイカ

 朝食の後、ホテル周辺を散歩することにする。外へ出て見ると、どんよりして思いのほか寒い。小さな水溜まりにはガチガチに氷が張っている。またホテルの所在地が中心街ではなく、郊外の住宅地の中なので、近くには全くお店がない。どちらかというとむしろ、ロシアの平均的市民の生活場所を外から垣間見ることができる。


ホテル周辺の住宅地

 外には大きな落葉樹がそこここに立っていたが、その中に、小枝でできた塊が枝先についている木が何本もあった。最初は何か鳥の巣のようだというだけで、よく判らなかったのだが、以後あちこちで見かけるに至り、気になったので通訳を介して聞いてみると、「カササギ」の巣らしい。カラス程度の大きさで全体は濃紺、腹部が白い。奇妙に愛敬のある鳥で、I氏は滞在中、ロシアカラスと呼んでいた。カササギは実はカラスの仲間だとのことなので、この呼び方もあながち間違いではないらしい。
 寒いので早々に部屋に引き上げ、午前中の行動の準備をすることにする。


カササギの巣


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