2022年6月2日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された、「お尻のトリセツ」の内容をまとめたのでご紹介します。
お尻はなぜたれるのか?世界的バレリーナの上野水香さんの体で検証しました。タレを解消し、さらに腰痛、認知症予防にもなる驚きの一挙両得ワザとは!?
目次
- トリセツ流!お尻の取り扱い説明書
1.1. お尻が垂れる原因は大殿筋&骨盤の後継
1.2. 骨盤の後継が体の不調の原因に!
1.3. あなたの骨盤の状態は? 骨盤セルフチェック
1.4. 尻トレでインナーマッスルを鍛える方法
- 広い歩幅がお尻のたれを防ぎ、認知症の予防にも!
トリセツ流!お尻の取り扱い説明書
今日の取説テーマは「お尻」!
お尻のたれは、スタイルの問題だけではありません。
実は近年、お尻の垂れが腰痛や肩こり、認知症など様々な病気に関係していることが解ってきました。
お尻が垂れる原因は大殿筋&骨盤の後継
お尻のたれに大きく関係するのが大でん筋と呼ばれるお尻の筋肉です。
お尻の大殿筋が衰えると、重力とともに脂肪が垂れてきてしまうのです。
また、お尻の土台である骨盤の位置が後ろに傾くことで、お尻の下側がたるんでしまいます。
骨盤の後継が体の不調の原因に!
お尻が垂れる原因のひとつである「骨盤の後傾」は、様々な体の不調の原因になる可能性があります。
骨盤が後傾すると、背骨や筋肉に負担がかかり、腰痛や椎間板ヘルニアの原因となります。
さらに、猫背にもなりやすく、肩こりの危険性も高まってしまうのです。
あなたの骨盤の状態は? 骨盤セルフチェック
壁に背中を向け、頭・お尻・かかとをつけて立ってみましょう。
壁に背中を向け、頭・お尻・かかとをつけて立ってみましょう。
■手のひらが入る・・・骨盤が後傾
骨盤が後傾している可能性があります。骨盤後傾タイプの「尻トレ」をお勧めします。
■握り拳が入る・・・骨盤が前傾
骨盤が前傾している可能性があります。骨盤前傾タイプの「尻トレ」をお勧めします。
この中間が、ちょうど良く骨盤が立っている状態です。
広い歩幅がお尻のたれを防ぎ、認知症の予防にも!
広い「歩幅」で歩くことが、お尻と脳を健康に!
歩幅を広げるだけで、お尻や足、おなかなどの筋肉が使われるようになり、脳が活性化します。
■お尻・・・広い歩幅がお尻のたれを防ぐ
大手下着メーカーの研究では、歩幅が広い習慣を持つ人は、若い頃の健康なお尻を保ちやすいことが明らかになりました。
■認知症・・・広い歩幅がリスクを低減
東京都健康長寿医療センターなどの研究では、歩幅が狭い人は、認知症のリスクが、およそ3倍になることが分かりました。
広い歩幅の目安は65センチです。
これは横断歩道の白線を踏まない程度の幅です。
(POINT)
・お尻の穴を締めると骨盤が安定し、歩幅が広がりやすい。
・ヒジを引くと足を前に出しやすくなり、歩幅が広がりやすい。